2006年 01月 29日
世界はつながっている---イラク情勢ほか
イラク情勢ニュース
 持久戦の様相ですな。ただでさえ財政赤字なのに、長引く戦闘でアメリカの戦費負担が大変でしょうな。

熊さんのコラムより
(以下引用)
経済アナリストM氏より電話あり。
・ 為替市場では大調整(ドルの)が前倒しになりつつある。
米国(ドル)は巨大な経常赤字を続けているが、一方で10兆ドルの対外資産を有しているので、日本の株式市場と不動産市場が良ければ決算期に7%程度のドル安円高になれば切り抜け可能となる。ただし、石沈高がその時期進めば、これはできない。ともあれこのようなやり方は次第に限界に近付きつつあり、数年たらずして破局が来ることは必至。
(引用以上)

 今のように力ずくで世界秩序を作り、自国の利益にかなうようにさせてるアメリカは、末期のソ連に似ているという説もあります。こんな不遜なことが長く続くのか? 噴火前の火山のマグマがふつふつと蠢いているように、世界中でアメリカへの不満が鬱積しているのではないだろうか。

 日本でもこんな思いをしている方がいらっしゃいます。先だっての沖縄名護市長選の結果を受けてのお話である。
 宮内勝典さんの「第27章 海亀日記」より。
(以下引用)
 名護市長選挙は、まったく無惨な結果となった。基地反対派の候補を一本化できなかったためだ。もしも一人にしぼることができたら、十分、勝機はあったはずだ。もう基地はいやだ、辺野古のきれいな海を守ろうと心底ねがうのならば、どちらか一方が勇退すべきであった。そうすれば人びとのこころに火がつき、盛りあがり、逆転できたかもしれない。

 まったく情けない。基地反対を唱えながらも、結局は、自分の欲しかなかったのか。名護市民たちも、沖縄人としての誇りを忘れて、現実的な利益を選んだということか。基地という現代史のひずみを押しつけられながら、一方で、公共事業、経済援助といった甘い飴(あめ)を大量にばらまかれ、60年もしゃぶりつづけているうちに、琉球民族の牙まで溶けてしまったようだ。

 あの青い海の上に、戦争のための米軍基地が建設される。世にも醜悪な光景が出現することになるだろう。沖縄への幻滅がつのるばかりで、とても悲しい。辺野古の海辺に坐りこんでいるおばあさんたちは、いまどんな気持ちだろう。
(引用以上)

 ちょっと話しが変わりますが前述の熊さんのコラムより
(以下引用)
ネオコン型の政治において特徴的なことは、居直り型だということらしい。米国においても日本においてもこれは共通する。
勝てばいい、勝てば官軍というところだろうか。そこには倫理感のカケラもなく、政治を政治たらしめている“結果責任”という感覚はゼロに近いのである。
「政治の破産」とは、多分にこういうことを言うのであろう。
ルールなどというものは、その都度変更可能だと考えているらしい。
中産階級の没落は、国民全体にこうしたことをた易く許してしまう精神の荒廃を産みだしてしまったようだ。
かくて民主主義は完全に空洞化してしまうのである。
この頃、publicということを言う人がボチボチ散見されるのは、こうした状況にいらだちを覚える人がいるという、ということなのであろう。
ただそれにしても、と思う。野党までもがこの手の人物に乗っ取られてしまっているということは救い難いではないか。
(引用以上)

 言い得て妙、で笑えました。

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<米予算教書>財政赤字4230億ドル イラク駐留など要因 | Excite エキサイト : ニュース
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by darsana-te2ha | 2006-01-29 18:38 | 世界情勢


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