2006年 04月 16日
従米小泉型政治のリスク。
 アメリカに従順な日本とは違う中国ですから、中国が保有するドルを本国へ還流させるために、アメリカはなんやかやと条件を突きつけられる可能性あり(その面で考えると台湾問題は経済軍事面での両大国の角逐のカードの一枚にされそ)。

 長期的に見て中国が今後アメリカへの輸出主導から、国内やアジアへ経済の軸足を移していけば、保有するドル国債を使って、いつでもアメリカの首を絞めることが可能になるんでは。それを未然に防ぐために、中国以外の国(例えばインド)に生産拠点を移転するにしても、日本ほど従順にアメリカの言うことを聞いてくれる国は無いかもしれません。
 そんなこんなで経済という側面から見れば、日本によるアメリカへの過度の依存はリスクが高まる一方に思えてしょうがないんですけど
 石油の高騰で力をつけてきたロシアの動向も、気になるところですね。わが日本の従米小泉型政治のリスクは益々高まっていくことでしょう。在日米軍の強力な武力さえあれば、極東での日本の地位は安泰である、なんて言いきれるんでしょうか? あれだけ苦労してるイラクでの様子を見れば疑問を呈せざるを得ません。

 しかし政治家さんたちの動向(特に与党ね)を見てると、先々の日本や世界のことより、目先の人参のことでアタマがいっぱいのお馬さんなのかな、と思ってしまう今日この頃。
 やれやれ。


4月20日追記
 上記にある生産拠点の移転は、中国からASEANへとアメリカは考えてるようですね。半独裁的な中小国家のほうがアメリカとしてもコントロールがしやすいそうで、ASEANの中のそんな国を狙ってるようです。一方インドにはソフト開発をやってもらうつもりみたいで。安い賃金で働いてもらって、アメリカのブランドで売る、その利ざやで稼ごうという計画のようです(これはうまくいきそうだな)。
 いずれにせよ今後、中国はこれまでアメリカが担ってきた「世界のマーケット」としての地位を引き継ぐことになるようです。で、各国による中国マーケットでの儲けが、アメリカへ流入するような通貨・経済体制を作ることがアメリカの当面の思惑のようですが(これをやらないと早晩ドルの基軸通貨としての役割は終焉してしまうでしょう。台湾がらみに対中戦争を仕掛けるのもその目的のためだそうで)、中東を中心としたここのところの世界情勢の急激な変化を見ると、はたしてどうなりますことやら。


Excite エキサイト : 経済ニュース
3月末は8751億ドル 中国外貨準備、首位固める
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by darsana-te2ha | 2006-04-16 01:27 | お金、政治


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