2006年 05月 03日
“覇道国”の脅しに屈したバカが跋扈する植民地日本。
 1839年のペリー来航以来160年余、アメリカの念願であった、日本植民地化の最終段階がとうとう実現されようとしているのではないだろうか。日本人がここまで愚かであったことは、有史以来初めてのことかもしれない。アメリカ丸投げ、植民地化を進める小泉首相、竹中大臣、麻生大臣ほかを、国民の多くが未だ支持してるようだし、政治、教育、メディア、経済の荒廃はどこまで進むのであろうか。覇道国家アメリカの恫喝にひれふし、ひたすら金魚の糞の如くついていくことが正しい道であるとのたまう“識者”の方々がメディア上で威張っているし、当ブログで「日本はアメリカの植民地だ」と書いたら、洗脳された御仁が怒って、バカにするなと匿名でコメントしてくるし、まったく困ったものです。

 戦前の日本をことさら暗くとらえる左系“偏屈”も困るが、靖国参拝が「伝統」であるという右系“偏屈”も困る。どちらの方々にも、もっとちゃんと歴史を調べてほしい、とお伝えしたい。

 下記、80年以上前の演説で古臭い表現もありますが、今の日本に語られるべき多くの言葉が含まれていると思います(従米主義者の方々には伝わりにくいかもですけどね…)。

『孫文の大アジア主義(1925.12.28)』より

(引用開始)
「今私が大アジア主義を講演しますに当って述べました以上の話は、どんな問題であるかと申しますに、簡単に言いますと、それは文化の問題であります。東方の文化と西方の文化との比較と衝突の問題であります。東方の文化は王道であり、西方の文化は覇道であります。王道は仁義道徳を主張するものであり、覇道は功利強権を主張するものであります。仁義道徳は正義合理によって人を感化するものであり、功利強権は洋銃大砲を以て人を圧追するものであります。感化を受けた国は、仮令宗主国が衰微しても、数百年の後に至る迄、なお其の徳を忘れるものではないと言うことは、ネパールが今日に於てもなお且つ中国の感化を切望し、中国を宗主国として崇拝しようとして居る事実に依って明らかであります。これに反して圧迫を受ければ、仮令圧追した国が非常に強盛であろうとも、常に共の国家より離脱せんとするものであることは、英国に対するエジプトおよびインドの関係がこれを示して居ります。即ち英国はエジプトを征服しインドを滅し、現在非常に強盛となって居りますが、エジプトおよびインドは常に英国より難脱しようとして居ります。これが為彼等は盛に独立運動を起して居ります。……我々は今こう言う世界に立って居るのでありますから、我が大アジア主義を実現するには、我々は何を以て基礎としなければならないかと言いますと、それは我が固有の文化を基礎にした道徳を講じ、仁義を説かねばなりません。仁義道徳こそは我が大アジア主義の好個の基礎であります。斯くの如き好個の基礎を持って居る我々が、なお欧州の科学を学ぽうとする所以は工業を発達させ、武器を改良しようと欲するが為に外なりません。欧州を学ぶのは決して他国を滅したり、他の民族を圧追したりすることを学ぶのではないのであります。唯だ我々はそれを学んで自衛を講じようとするのであります。

(中略)

 我々の主張する不平等廃除の文化は、覇道に背叛する文化であり、又民衆の平等と解放とを求める文化であると言い得るのであります。貴方がた、日本民族は既に一面欧米の覇道の文化を取入れると共に、他面アジアの王道文化の本質をも持って居るのであります。今後日本が世界文化の前途に対し、西洋覇道の鷹犬となるか、或は東洋王道の干城となるか、それは日本国民の詳密な考慮と慎重な採択にかかるものであります。(「大アジア主義」1924年12月28日神戸高等女学校において神戸商業会議所外5団体におこなった講演——「孫文選集」1966)
(引用以上)

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by darsana-te2ha | 2006-05-03 15:24 | 世界情勢


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