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2006年 05月 13日
DECADENT AMERICA(デカダン・アメリカ)
 1990年にニューヨークに行ったとき、たまたま有名クラブのVIPルームに連れてってもらったんだけど、そこで感じたのは、かのひとたちの強烈な虚無感と退廃感だった(sex & drug & 大音響のtechno music)。当時のアメリカは湾岸戦争前の凄い不況で、街全体がトゲトゲしていた(一方こちら日本はバブルの真っ最中で妙にうかれていた)。

 あれから16年、アメリカは景気良くなって、保守的な“良き”アメリカに回帰したとも言われるけど、ネオコンがやってる好戦的な政策の裏に、世界や人間に対する強い虚無感を感じる。きゃつらはきっと、とてつもないニヒリストじゃないのかな。

 かわいそうだけど迷惑(笑)。

 それこそクラブのVIPルームとかのような小さなとこでやっておいてほしかったですね。
 '90年当時の退廃感は表向き消えたのだろうけど、その虚無感は更に深くなってる気がする。

by darsana-te2ha | 2006-05-13 16:10 | 世相


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