2006年 09月 22日
このぶんだとドル崩壊は間近か?
 ここにきて、核開発問題で包囲されているのは、イランではなくアメリカになってきた様相ですね。ブッシュの“プードル”ブレア首相も引退を表明しレームダック化してるようだし、現時点でイラン包囲網に積極的に参加してくれそうなのは、日本とオーストラリアくらいじゃないすかね(下記記事のイラン大統領による発言も、米イラン双方による情報を介した駆け引きの面もあるので、額面通り受け取らないほうがいいのかもしれませんが、それにしても“アメリカやや不利”の感は否めません)。

イランの核開発問題、EUとの交渉は正しい方向に進んでいる=イラン大統領


 また、ここにきてアーミテージ元国務副長官によるパキスタン恫喝が明るみに出てきて、更なるアメリカによる武力介入にはイスラム諸国からブーイングが起きそうですし(ここのところのアーミテージ氏ってば、バッシング続きですな。とかげの尻尾切りにさせられてるのかな。彼は非プロテスタント&非ユダヤのカトリックだそうですし、いざとなったら助け舟が無いのかも…)。
 アーミテージ氏関連の暴露記事2件は、いずれも米国内の大手メディアからなので、何かしらの路線変更が、アメリカ上層部で起きてきたのかもしれませんね。ポールソン新財務長官による中国接近もリンクしてそうですけどね。中東情勢の変化や、ドル基軸体制崩壊危機に対するリスクヘッジを本格的に始めたのかもしれません。

米高官がパキスタンを「脅迫」と 同時テロ直後



「核開発は認めたげるから、石油決済ユーロ化はやらないでネ」
ってのが、現時点でのブッシュの考える、対イランの落とし処と見てますが如何でしょうか。
 自分個人の勝手な予想だと、11月の中間選挙でブッシュ共和党が敗北し、ブッシュ政権がレームダック化、混乱したところを見計らって、年末にかけ石油決済のユーロ化をイランは発表するのではないでしょうか? 7月のロシアに引き続き、年内に南米の産油国も決済をドルから他通貨にシフトするようなので、来年のドル暴落の確立は高くなってきたようですな(産油国は毎年1月に、1年間の決済契約をするそうなので、今年7月からドルからルーブルへ決済通貨を移行させたロシアも、来年頭から本格的に通貨シフトが実行されるそうです。イランも同じでしょう。既に水面下でユーロシフトへの準備は進めてるとは思いますが) 。

 ただ、このまま引き下がるアメリカ=シオニストとは思えないので、注意が必要ですね。窮鼠猫をかむではないですが、大鼠が追い込まれてアホな混乱を招きかねない、とんでもないことやらかさないようにしないと。
 力が弱まってlきたとはいえ、北のミサイルどころでない大きな力を有してますから、ナントカに刃物にならないように注意が必要かもしれません。

「報道写真家から『対イラン制裁のまやかし』」より
アメリカにとっての最大の敵とは、ドルに対する挑戦者だ。
ドルに対する挑戦者は何をしてでも排除する。
それがアメリカ繁栄の絶対条件だ。

メディアによるイラン関連報道に騙されてはいけない。

以前自分が書いた関連記事です↓
「イラン攻撃が先か、ドル崩壊が先か?-1」
「イラン攻撃が先か、ドル崩壊が先か?-2」
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by darsana-te2ha | 2006-09-22 16:36 | 世界情勢


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