2007年 01月 19日
おさらい:アメリカはなぜ強引にイランを攻撃しようとしているんでしょうか?
 以前書きましたように、アメリカはなんで、脅したり騙したりのあれやこれやの手を使って日本の富をアメリカに流そうとするのでしょうか?
 又、アメリカがなぜありもしない大量兵器を理由にイラクを攻撃し、核を平和利用しかしていないイランを今、攻撃しようとしているのでしょうか?
 以上のいずれもが、一つの目標の下に行われているようです。

 そこには、双子の赤字をかかえつつも、世界一の消費国としてやっていけるためのカラクリと不可分だろうということです。
 軍事力で脅し、金融で騙すという手法で、他国の富をアメリカ国内に転移させるという、現代版帝国主義を実践することで、現在のアメリカの経済的繁栄を維持しているからでしょう。

http://blog.mag2.com/m/log/0000012950/108138819.htmlより

(引用開始)
何度も書いていますが、アメリカがイランを攻撃したいのは、核問題ではなく通貨問題。

ドル体制が崩壊すると、アメリカはタダの貿易赤字超大国になり破産する。

イランをほうっておくと、大変なことになるのです。

アメリカを焦らせる情報が入ってきています。


「イラン、原油の輸出代金受け取りでユーロ建てを要求
12月22日10時39分配信 ロイター

[ロンドン 21日 ロイター] 世界第4位の産油国であるイランは、外貨準備のドル保有比率の引き下げに伴い、原油の輸出代金受け取りに関して、ユーロ建てでの支払いを求めている。イラン国営石油公社(NIOC)幹部と業界関係筋が21日明らかにした。

「NIOCの幹部によると、こうした措置の結果、日量238万バレルとなってい
るイランの原油輸出による収入は現在、約57%がユーロ建てとなっている。」



アメリカに残された時間は多くありません。

どうして、ブッシュは国民の反対を押し切って、イラクの戦費を増やし、増派を
決めたのか?


「間違いだ!間違いだ!」と皆さん騒いでおられます。


違うんです。

国民が総反対しても、そうせざるを得ない事情がある。

ただ、それはイラクじゃないってことです。

ブッシュの背負う重い十字架。。。(涙)
(引用以上)


 1バレル50ドルとしてイランの石油産出日量238万バレルをかけると1億1900万ドル(=142億円)。そのうち半分でも6千万ドル(=72億円)が、昨年末時点でユーロに流れアメリカに入ってこなくなっているということですね。年間に換算すると219億ドル(=2兆6280億円)がアメリカに還流しなくなってきてるつうことです。
 しかし、イラン攻撃によってイランが混乱し、それに乗じて、仮にアメリカの傀儡政権がイランに樹立され、今のイラクのようにユーロからドルに原油の決済を戻されれば、上記の一日6千万ドル、年間219億ドル(=2兆6280億円)が、アメリカに再び還流して来るようになるというわけです。名目上はドル国債は「借金」ということですが、そのカネを使う自由はアメリカの手に渡る、というわけです。こりゃ多少の犠牲があってもイランを攻撃したくなるでしょう。てか、イランからのオイルダラーのアメリカへの還流がこのまま減り続ければ、双子の赤字国アメリカは、国家破産の危機に瀕してしまう可能性が限りなく高くなるでしょう。
 先の大戦やバブル後の経済戦争の敗戦国として、無理やりアメリカ国債を300兆円以上も買わされてる日本は、アメリカが仮に国家破産すると、その300兆円のドル国債が紙屑になってしまう可能性が非常に高いというわけです。小泉前首相がやってきたことは、そのような自壊寸前のアメリカへの依存を、更に高めることだったんですよね。

 もひとつ
 http://www.chokugen.com/opinion/backnumber/h19/jiji070119_398.htm
の8行目以降にズバリ書いてありますが…
 なぜアメリカはありもしない大量破壊兵器を理由にしてまでイラクを攻撃したのか? 2001年末にフセインが、日産300万バーレルにのぼるイラクの石油輸出の決済を(年間換算約9570億円、ってことは年間1兆円近い金額になります)、ドルからユーロに変更したことで、ドル国債の買い手が減り、ドルが暴落しかかったからであります(http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2002061565278)。
 ドル基軸体制が崩壊する危機を回避するためだったのが、イラク戦争だったのであり、今回のイラン攻撃であるということのようですね。
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by darsana-te2ha | 2007-01-19 23:23 | 世界情勢


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