2007年 03月 27日
イランのこと。ここがわかりやすい。
 イランがらみのこと、この人の書いてることが一番わかりやすいです(下記「ロシア政治経済ジャーナル」)。
 今回のイランによる英国軍拘束といい、英米(&多分イスラエルも)、によるイラン攻撃の準備が着々と進んでいるようです。彼らの挑発に乗ってイランが、英米イスラエル軍やイラク領内に攻撃をしかけるよう追い詰めていってるようです。只、イランのバックにはKGB出身でそういった諜報活動・情報戦に詳しいプーチン率いるロシアがいるので、どうなりますでしょうか。

 イラン空爆によるイラン国内混乱に乗じて、喜んでドルで石油を売ってくれる親米政権をイランにうち立てる、というのが英米の目的のようです(今、イランは産出する石油の半分以上をドル以外の通貨で売ってるそうです。日本にもドルではなく円で取引しましょう、というお誘いが来てるようです。

インフォシークマネー「イラン、円やユーロ建てで原油代金の支払い求める-ドル安を受け (ブルームバーグ)」 2007年3月22日(木)22時31分より
  3月22日(ブルームバーグ):イランはドルの下落を理由に、同国産原油の決済通貨をドル以外の通貨にするよう買い手に求めたことが明らかになった。

 国営イラン石油公社(NIOC)の幹部、ハティビ・タバタバイ氏は 22日のバンコクでの会議で、イラン産原油の買い手の最大60%がドルの代わりにユーロや円で支払うことを計画していると述べた。

  さらに「ドルの下落は続いている。これは経済的な問題で、政治的な問題ではない」と指摘。1年以上前から買い手に打診していたことを明らかにした。

原題:Iran Asks Buyers to Pay for Oil in Euros, Yen as Dollar Falls (抜粋) {NXTW NSN JFAV5W1A74E9 }

 基軸通貨としてのドルを骨抜きにするための作戦だそうです。で、それを阻止したい英米によるイラン攻撃が今後もし失敗するとドル暴落のリスクが高まりますから、円で取引したほうがその被害を受けなくて済むようです。しかしコトが英米の思惑通り運ぶとすると決済はドルのままのほうが良い、ということになるようで。石油無しでは生きて行けないニホン、これからどうしますか…? 麻生外務大臣の最近の言動などを聞くと、円建てへのシフトも可能性高いかもですね)。


ロシア政治経済ジャーナル No.448 2007/3/26号
「★追いつめられるイラン」
http://blog.mag2.com/m/log/0000012950/108385070.html

一般の専門家は、(アメリカ政府内の)「ネオコンは戦争好き・一極主義」「リアリストは戦争嫌いで多極主義」といった見方をしています。

私は違う意見。

ネオコンもリアリストも本質は同じ。

ともに、アメリカという国家が永遠に世界を支配できるように動いている。


しかし、ネオコンはイラク攻撃の時世論づくりに失敗し、ウソがバレバレになってしまった。(開戦理由の大量破壊兵器がなかった)

そこで、今はライスさんや、元CIA長官で情報工作のプロ・骨の髄までスパイのゲーツさんなどが中心になり、国際世論作りを進めています。

目標は、「戦争したくないけど、イランはクレイジーだからしゃあない」という感じでイランを攻撃すること。

今のところはパーフェクト。

文句のつけようのない巧みさで、情報工作が進められています。


追記:上記を裏付けるこんなニュースがさっき出てました。日本も円建てで決済する選択肢を考えているようです。この動きが他の産油諸国に波及していけば(ロシアはすでにユーロとルーブルでの決済を進行させてるそうです)、ドルの基軸通貨としての地位は本当に危うくなるでしょう。
http://news.www.infoseek.co.jp/world/story/27reutersJAPAN252817/
中国国営の珠海振戎、イランへの原油代金支払い通貨をユーロに変更 (ロイター)

(太字=引用者)
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by darsana-te2ha | 2007-03-27 23:27 | 世界情勢


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