2007年 04月 01日
悪党の顔はしてないけど実は悪党。世間からの制裁からも逃れる彼らが一番タチの悪い悪党なのでは。
 北の独裁体制もアタマにきますし、公費でノーパンしゃぶしゃぶ行く公務員も困りものですが、「回転ドア」と称し政府と民間との間をエリートが行き来するアメリカこそ、とんでもない公私混同の国だと思います。金ちゃんも、結果的にアメリカの金融資本が利用する便利な駒にしかすぎないわけですし(金ちゃんの発射したミサイルのおかげで、高価なアメリカ製ミサイルを日本が買うのに弾みがついたわけで)。
 表には出てこないですがアメリカの巨大金融資本こそが、今闘うべき本当の敵ではないかと思います(日本人が汗水たらして稼いだ富を、マスコミによる洗脳や、サラ金はだしの脅しと騙しによる金融手法を使ってたくみに横流ししてるのが彼らです)。規模の小さい悪は、巨大な悪を殲滅してから、まとめて退治すべきではないかと個人的には考えておりますが…

 アジア通貨危機のときに、アジア型の経済運営は「クローニー(身内)経済」であってもう古い、と言われてましたが、あれはアジアの台頭に怖れをなした欧米、特にアメリカによるプロパカンダであった、と原田武夫氏が書いておられました
 アジアにはアジアの富の分配の仕方、商売のやり方があるようです。それをことさら自虐的になって否定する必要はないようです。日本も含めたアジア的な“身内主義”こそ欧米が尤も怖れているがゆえ、徹底的に攻撃されたとか(ユーロの立ち上げで資金流入を必要としたEUと、経済覇権を維持したいアメリカとの利益が一致したことで、両者による陰の仕掛けがあったようです。~「ワシントンの陰謀」植田信著より)。

 しっかしアジアを“身内主義”と批判してる当のアメリカの公私混同もヒドイですよ(下記)。
「カーライルにみる政軍産複合体 投資ファンドとブッシュ政権の深い関係」田村秀男
「イラク:希望を失わせるベクテル社の撤退」

「ブッシュの野望 サウジの陰謀―石油・権力・テロリズム」
という本にもブッシュ一族とカーライルとのアヤシイ関係が詳しく書かれています。


・ブッシュ大統領他ブッシュ一族=石油業界や軍事産業に投資するカーライルの経営に深くかかわってきました。無論その利益を享受する立場です。
・チェイニー副大統領=イラク戦争後の大規模な復興を手がけたハリバートンのCEOを副大統領就任直前までやっていました。
・ポールソン財務長官=ユダヤ系金融会社ゴールドマンサックスCEOを財務長官就任直前までやっていました。ゴールドマンサックスの社員の平均年収が6000万円だということで話題になりましたよね。
 政府内に深く民間企業のトップが入り込んでいるこんな現状で、又かの企業たちの儲けっぷりを見たら、インサイダー取引や恣意的な利益誘導が行なわれているだろうと思わざるを得ません。そんな彼らの、戦争を使ってまでの巨大な金儲けに比べたら、日本の談合なんか可愛いもんだと思ってしまいます。
(書いててムカムカしてきちゃいました・苦笑)


追記:「闘う」といってもかの巨大金融資本を潰すことはたぶん無理かもしれません。只、彼らの手口を知ることで、小泉改革のときのように、良くなると思っていたら知らず知らずに更にヒドくなっていった、なんてことが少しでも起きにくくなるよう、なるべく多くの日本人が状況判断能力を身につけて行くことが重要なのでは、と思っています。
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by darsana-te2ha | 2007-04-01 23:16 | 日米関係


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