2007年 12月 06日
国連軍が米軍横田基地内に駐留してるそうですね。
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 そんな情報を先日入手したんでウラをとってたら下記のような情報が。横田基地の地元・福生市によるものです。

国連軍後方司令部のキャンプ座間から横田飛行場への移転について

 詳細は不明ですけど、なんでもイラク戦争情勢も含めたアラブを中心に世界の情報収集と分析を行っているとか…。

 国連を英語で言うと“united nations”すなわち“連合軍”になることがよく理解できる事実かもしれませんね。
 イラク戦争はまだ続いているし、日本がその拠点の一つである、っていう厳然たる事実があるということでしょうか。しかも首都東京の近郊にです。

 上記を読んだ時に、先だっての小沢党首による“国連軍への自衛隊の参加”の意味が少し分かったような気がしました。米軍と協力しながら軍事活動を行っているというのが(情報(インテリジェンス)活動が主体なのだろうと思われますが…)、少なくとも此処日本での国連軍の実態だということでしょう。

 しかし、バグダットの“グリーンゾーン”ではありませんが、“連合軍”による進駐が戦後60年以上も経つというのに、まだ続いているんですね(終戦時に日米でとりかわされたらしい“密約”の中身って、どんなものだったのでしょうか?)。
 以前も書きましたが、実際日本はまだ国連の敵国条項に該当してる国家の一つなんですよね。それがアメリカの言うことを聞かざるを得ない一つの理由になっているのかもしれません。
 
※敵国条項についてWikipediaより引用
第二次世界大戦において連合国の敵国だった国が国連憲章に違反する行動をとった場合、国連の加盟国は国連決議に拘束されることなく、単独でも無条件に当該国に対して軍事的制裁を課すことができるとしている。

「単独でも無条件に当該国(=日本)に対して軍事的制裁を課すことができる」ってことは、もしアメリカなり中国なりロシアなりが、日本に対して国連憲章に違反してると解釈・主張すればいつでも日本に対して軍事的な攻撃が出来る、ということなんでしょうね(イラクへの無謀な言いがかり開戦を思わず想起してしまうワタシです)。

 小沢氏の戦略をよきに解釈すれば、今は敵国条項を外してもらうための信頼醸成を行うための準備期間としての国連軍参加ということなんでしょうか。
 ただ、自国外にある米軍基地内で、米軍の補佐をしているとしか思えない国連軍の現状から鑑みると、結局国連軍に参加してもアメリカのくびきからの離脱というのは不可能になってしまうのでは、とも考えられます。
 しかも常任理事国一国だけでも反対すれば国連では決議されないわけですから、現状では敵国条項からの離脱というのは絶望的なことなのかも…(ため息)。

 そうやって考えてみますと、憲法9条を担保に、日本は国家間の問題解決に戦争を起こさない旨を約束し、国際社会での地位を向上させていく、というのが現状では一番いい国家自立への戦略なのかもしれません(勿論、領土とその周辺の専守防衛のための軍備は認めるべきだと考えます。ただアメリカが行うような“先制攻撃”は封印すべきでしょう)。
 逆に専守防衛を越えた範囲に軍事力を突出させようとしていくと、それを未然につぶそうと、敵国条項を盾に軍事攻撃にさらされる危険も高まってしまうかもしれませんね。
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by darsana-te2ha | 2007-12-06 01:44 | 日米関係


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