2007年 12月 11日
小泉~安倍内閣の外交政策がいかにピント外れだったかがよくわかる今日一日の世界の動き。
 小泉~安倍内閣の外交政策がいかにピント外れだったかがよくわかる下記の一連のニュースですね(笑)。いずれも今日午後に出てきたニュースです。たった半日でこれだけの動きがあったってことですが、いずれも何年も前から準備がなされていたことでしょう(安倍前首相の中国との関係修復については評価しますが、反面印豪両国に働きかけてミエミエで中国封じ込めを画策してたんですから(結局失敗^^;)、どうしたものか…)。

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 ドル単独機軸体制の終焉に向けて、ってとこでしょう。先だってのアメリカの情報機関による「イラン核兵器開発をしていない」の情報でイラン攻撃は遠のいたのかもしれませんね。結局アメリカはこれ↓を阻止したいがためにイラン攻撃を画策していたわけでしょうから。
 ひとまず、イラン問題を片付けて石油価格を落ち着かせることで、アメリカ国内のインフレ懸念を鎮め、これから更に表立ってくるであろうサブプライム問題による信用収縮へ向け、政策金利の引き下げを充分行えるような環境を作っておこうってことなんでしょうか。
 ま、石油会社もこれまでの原油高でさんざん儲けたし、てのもあるのかな(いずれにせよドルは下落してアメリカ国内のインフレは不可避なんでしょうけど…あとはそのショックをいかに和らげるか、なのかもしれませんね。ドル国債を多量にかかえた日本もこれから大変かもなあ…)。
イラン、原油のドル建て決済を中止(ロイター.co.jpより)

 上記に関連してクウェートに引き続き湾岸産油国がゆるやかにドル離れを始めているようですね。
バーレーン、自国通貨を通貨バスケットにペッグさせる方向に―財務相(ロイター.co.jpより)

 戦争よりも豊かさを、ってことなんでしょうか。南北朝鮮の経済の一体化へ向けて進展してるようですね。北の資源や経済の利権をいかに有利に獲得するかで韓国は勿論、アメリカやヨーロッパも含めた各国が影でしのぎを削っているのでしょう。
南北間の貨物定期列車、56年ぶり運行開始…京義線(YOMIURI ON LINEより)


熊谷弘オフィシャルサイト:Kuma-Logより引用
経済発展の専門家の検証された仮説に従えば、一度工業化しはじめた国々は100年単位で成長する、という。OECDなどの見通しを利用して計算すると、これら新興国(BRICS等/引用者注)は50年後には世界経済の80%を占めるようになるという。逆に言えば先進諸国の比率は20%に落ちるということになる。

しかし、よく考えてみると世界が500年かけて達成したことを、これから50年つまり10分の1の時間でやり直すというのだから、恐るべき巨大な変化がやってくるということだ。

さてtraderたちにとってこれは大変な変化にさらされることを意味している。
欧米だけではない、世界中の国々がどうやらこの急大な潮流の変化に感づいて、大きな動きを始めているようなのだ。

ところが、である。
外国旅行から帰ってくるたびに、どうもこの国だけは違う国らしい、と思うのである。1995年以来日本は、目を閉じ耳をふさいで、この国に立てこもる心境になっているらしい、ということがどうやら分かりかけてきた。


当たり前のことだが時代の精神状況は、日本のtraderたちにも大きな影響を与えているにちがいない。


 最後に国内のニュースですが、
国政選に電子投票導入、改正案を衆院可決…今国会成立へ
 電子投票実現へ国会で共産党以外の各党が賛成、ってことらしいですが、ホントにいいんですか?ブッシュの大統領選での疑惑があるように、プログラム改ざんによる票数の工作なんかやられた日には日本は益々オカシクなっていきませんか?

 ついでと言っちゃあナンだが、コレもいいかげんバカヤローな話です。
米国大使館:10年ぶり借地料支払う 日本側値上げに合意

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追記(12/11 PM11):こんな記事もありました。
ロシア政治経済ジャーナル No.489 2007/12/11号より
1、ロシアにとってつい最近まで仮想敵NO1はアメリカ、NO2は中国だった。

2、アメリカは旧ソ連諸国でカラー革命を起こすので、ロシアは仮想敵NO2中国と「(悪の?)薩長同盟」を結んだ

3、中ロは通貨戦争で勝利し、アメリカ没落の道筋が見えてきた

4、ロシアの仮想敵NO1(アメリカ)没落が確定的になると、今度は中国が怖くなってきた


こういうことでしょう。

まだはっきりした動きは出ていませんが、兆しはあります。

米ロ新冷戦がつづくならイワノフが大統領になればいい。

欧米との融和を目指すなら、メドベージェフがいい。

それでもアメリカがごねるなら、プーチンが外交を操ればいいということでしょう。


「アメリカが中ロに敗北するなんて信じられません!」

そうでしょう。

その気持ちわかります。

しかし、皆さんが意識しているいないにかかわらず、世界では歴史的大事件が起こっていたのです。

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by darsana-te2ha | 2007-12-11 21:23 | 世界情勢


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