2008年 02月 19日
世界多極化後の複数通貨同士の交換レートをどうするか、ふしぶじゑ日記的に考えてみる
 最近のアメリカの横暴を見聞きすることでアタマに来ることが多かったので、ゆうべはつい熱くなり過ぎてやや血なまぐさいことを書いてしまいましたが(苦笑)、今回はお口直しも兼ね(笑)別の話題で書きます。

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 やはり、ドルとアメリカの覇権の没落は確実なようです。

 次に来るのは、複数の通貨・地域覇権国による多極化した世界、ということになるみたいですね。

ロシア政治経済ジャーナル No.501 「メドベージェフ「ルーブル基軸通貨化」を宣言」より
RPE読者さん以外の日本人がボケボケボケボケしている間に、世界は大きく変化しています。

大きく変化しているというのは、「アメリカの一極支配構造」が崩壊してきているということです。

で、どうして「一極支配構造が崩壊してきているの?」といえば、

「ドル基軸通貨体制が崩れてきているから」となります。


(中略)

これは、自然に起こったことではない。

つまり、人為的に起こっていることなのです。

要するに、アメリカの一極支配をぶち壊し、多極世界を構築したい独仏・ロシア・中国・中東産油国が一体化して、ドル攻撃に動いている。


 もし通貨が多極化した場合、問題になるのが、複数の通貨間の交換レートの決め方です。

 具体的にどういうものになるかは不明ですが、とりあえず金本位制に戻してから、落ち着いたところでいくつかの資源をミックスした資源バスケット本位制にするという話もあるようですが、その場合、資源の無い我が日本は不利な立場になるような気もします。
 で、何を通貨の信用の担保にするか重要な問題ですが、今後その解決のために、世界の多極化の過程で、ユダヤ人の持つ金融の知恵とシステム作りの才覚が、重要となる時期がやってくる気がします。
 ユダヤ人もイスラエル建国という「実地学習」をへて、「迫害する側の論理」というものを学んだはずです。その経験を生かして、自分たちの被害者意識過剰な意識を反省しつつ、世界に貢献できる働きを今後していただきたいものです。旧約聖書の「ソドムとゴモラ」を、もし彼らが本当に信じるというなら、今の所謂先進国(アメリカを始めとしたG8諸国)の過剰なエゴイズムを見て感じるところがあるはずです。

 橘川幸夫氏によるメールマガジン(レター?)からです。
「PERIODICAL[766] マンハッタン・テロ」より
イスラムの概念には「金利」というものがない、ということを以前に教えてもらったことがある。遊牧民たちは、固定的な資産という考えがなく、モバイルな資産しかない。だから、土地や資産を持つだけで利益を膨張させていくユダヤの手法に憎悪を持つのだろう。かつて、ドイツの民族が、ギルドなどの職人意識に根差して生活してのに対して、職人が作った商品を右から左に流すだけで、職人が手にする以上の中間利益を得たユダヤ商人を憎悪したのと似ている。

同上「PERIODICAL[769] マンハッタン・テロ 5」より
ユダヤ人は優秀なんだと思う。現在のPLなどの会計基準はすべて彼らが作ったのだという。近代科学も近代思想も、ユダヤ人なくしてはありえない。インターネットだって、イスラエルで開発して、ナスダックに上場したものがたくさんある。ICQだってそうだ。
イスラエルには徴兵制があるから、18歳ぐらいで軍隊に入る。その時のテストで頭脳優秀な連中は、システム開発に従事させられる。防衛のためのシステム作りが一番重要だからだ。画像処理にしても、リモートセーシングにしても、ネットワーク技術にしても、基本は軍事用途だ。そして、徴兵期間を終了すると、投資家たちが待っていて、彼らに無条件で投資活動をする。新しい技術を開発してナスダックで公開して、その資金を持って、次代の徴兵終了した若者に投資する側に回るというわけだ。見事な社会サイクルである。

同上「PERIODICAL[770] マンハッタン・テロ 6」より
ナショナルなものとグローバリズムとの融合・共生は、21世紀的な課題である。そしてインターネット的な課題である。僕たちが「翻訳センター」という事業を開始するのも、こうしたテーマがあるからだ。そして、この役割の中核を担えるのは、「世界」を知っているユダヤ人だと思う。そして、日本の方法論というものも意味を持つのかも知れない。

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 かの「プロトコール」こと「シオンの議定書」に「他人の思想は、排撃するよりも受け入れて利用したほうが有効である「国際ユダヤ人」島耕一訳・編 徳間書店刊p248より)」とある通り、我々非ユダヤ人がユダヤの人々に対しそのように行うわけです。過剰なユダヤ禍論を信じてる方々にもそのことを問うてみたいのですが、如何でしょうか?


 余談になりますが、多極化後の日本の国際貿易の通貨決済は、以前当ブログで書いたような1980年代に日本で構想されていた「工業製品本位制」が良いのかな、なんて個人的には思ってます。日本製の工業製品の信用力と生産力を担保に、円の価値と通貨発行量を決めていくということです。
 特に勤勉で器用な東アジアの国々は、その国の人口と生産力を通貨の価値とする方向で、貿易決済用の域内機軸通貨として統合していくというのは如何でしょう(ただ、発展途上国の場合、インフラ等の面で明らかに不利となるので、ある生産レベルまではその枠組みから外せるシステムが必要かもしれませんね)。
※)通貨については、いつも読ませていただいている「代替案」さんのこちらに、コメント欄も含め非常に有意義な内容が書かれておりました。貿易決済用通貨と、国内の地産地消用通貨の二本立て案です。

 ま、市井の者のインスタントアイデアなんで、一つの論議の出発点程度に考えていただければと思いますが、上記のアイデアは、「シオンの長老議定書」もヒントにしてます。

「国際ユダヤ人」島耕一訳・編 徳間書店刊p306(「プロトコール シオンの長老議定書」)より
 諸君も承知のとおり、「金本位制」はこれを採用した国家にとって破滅の根源であった。われわれが金貨をできるだけ金融界から引き上げてしまったので、金本位制はますます大きくなる諸国民の貨幣需要に応えることができなくなってしまったからである。
 われわれの国家では、「労働力の価値に基づく本位制」が施行されなければならない。その暁には、通貨は紙製であろうと木製であろうと一向に差し支えない。われわれは全臣民の正当な需要に応じて貨幣を発行し、出生者があるごとに通貨を増加し、死者があるごとにこれを減らしていく。

(個人的には、「シオンの長老議定書」がユダヤ人による世界制覇計画を秘密結社メンバーに指南する書だったのか、反対にユダヤ人を貶めるために非ユダヤ人(ロシア人?)が書いたものなのかは、にわかに断定できませんし、いずれかの主張をする論者のどちらにも僕は組しません。
 ただ、100年以上前に書かれたものなのに、現代社会のあり方を予見してるところは凄いなあ、と思って読みました。)
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by darsana-te2ha | 2008-02-19 23:51 | 世界情勢


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