2008年 08月 01日
アメリカの実体経済がいよいよ悪くなってきてるようですね。
 日本のバブル崩壊時と同じように、金融市場の収縮に引き続き、アメリカの実体経済にじわりじわりとバブル崩壊の影響が出てるようですね。
 クレジットカードの延滞については、昨年のクリスマス時のショッピングの決済をする今年2月以降に増えるだろうと、今年初頭にビル・トッテン氏がご指摘されておりましたが、ここにきてそのことが数字になって現れてきているようです。アメリカ庶民のクリスマスの豪勢なショッピングというのは、昨年が最後になるのかもしれませんね。
 今後、日本経済にも少しずつその影響が現れてくるのでしょう。ここのところのわが国で進めてきた外需だのみの新自由主義型経済の限界が、企業収益の面からも現れてくるということでしょうか。

米国の債務危機がクレジットカード分野に波及、支払い延滞率上昇 | Reuters 2008年 07月 24日 より
 過去10年間、融資会社はカード利用限度額を急速に引き上げてきた。顧客はこの間、住宅価格上昇による利益を利用して借り入れを行い、現金や小切手に替えてクレジットカードを支払いに用いるようになった。

 しかし、大半のカード融資金利が20%を大きく上回り、さらに39ドルの支払延滞追加料や3%の海外利用手数料の徴収が常識になるなか、顧客の多くは返済能力を超える債務を負うようになった。

 6月の米ミシガン大消費者信頼感指数は28年ぶりの低水準を付けた。7月の速報値はやや持ち直したが、多くの消費者は米国経済はリセッションに陥っていると確信している。


とうとうはじまった米国金融機関の貸し剥がし 企業の倒産が相次ぐ可能性も(MONEYzine) - Yahoo!ニュース 7月31日9時0分配信より
 米国で大きな変調が見られ出したのがこの3月あたりから。まず商工業向けの貸し出しの伸びが止まった。そして6月からは商業用不動産向けの融資が減少に転じてきている。まだメディアではあまり伝えられていないが、もしこれら融資残高の減少が継続すると、信用のさらなる収縮、そして景気の悪化につながることになる。

 債権の担保になってる住宅価格の下落が止まらない限り、金融市場の混乱は続くそうですね。下落がある程度落ち着いたところで、日本も含めた各国の金融機関の本当の損失額が明らかになるのでしょう。どんなことになるのか想像すると恐ろしいですけど(苦笑)。

09年度財政赤字、過去最大=米政府、見通しを修正(時事通信) - Yahoo!ニュースより
米政府は28日発表した年央財政見通しで2009年度(08年10月~09年9月)の財政赤字予想を4820億ドルと2月4日の予算教書時点の4070億ドルから上方修正した。赤字幅は04年度(4120億ドル)を上回り、過去最大となる。

 とは言いつつ、世界からアメリカへの資金のファイナンスのことを考えると、止めるに止めれない戦争と資源高ってことでしょうか。なんか根本が病んでますね。
 国際金融資本は、アメリカを利用するだけ利用し、ついにポイする段階なんでしょうかね。
 やはり、彼らの更なる儲けと権力維持のためには、21世紀版世界恐慌が必要になってくるのでしょうか? 自家中毒起こして、国際金融資本もいっしょに弱体化してってくれると個人的には嬉しいんですけどねw。
(太字はすべて引用者)

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by darsana-te2ha | 2008-08-01 00:23 | お金、政治


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