2008年 09月 20日
将棋の“積み”に向かって加速中の金融を中心としたアメリカ経済?-2
 先ほど「将棋の“積み”に向かって加速中の金融を中心としたアメリカ経済?」で書き込み忘れましたが、世界のドル離れについては下記のようなニュースも…。イランやロシアのような反米国家以外でもこういう動きがあるんですね。かつてシカゴボーイズらによる新自由主義の嵐が吹き荒れた、アメリカの庭ともいうべき南米でです。
 こうやってドルの基軸通貨としての信任と、アメリカへの資金還流がすこしずつ減っていくんでしょうかね。年間貿易額250億ドルのうち半分が自国通貨による決済になったとしても年間100億ドル(1兆円)単位のドル(or米国債)の需要が減っていくってわけですから、デカイですよね。

アルゼンチンとブラジル、ドルを介さず貿易決済 新制度合意
日本経済新聞 - 2008年9月8日
より
 【サンパウロ=檀上誠】ブラジルのルラ大統領とアルゼンチンのフェルナンデス大統領は8日、ブラジリアで会談し、二国間の貿易決済に米ドルを介さず自国通貨を用いることで合意した。10月6日から試行する。中小企業による輸出促進に加え、「将来的な通貨統合への一歩」(ルラ大統領)として周辺国にも参加を呼びかける。

 現在、両国間の貿易では輸入企業が米ドルを購入し相手国に送金している。新制度では両国の中央銀行が毎日、ブラジルのレアルとアルゼンチンペソの交換比率を公表。ドルの調達や自国通貨への交換に伴うコストや為替リスクの軽減につながる。従来通りのドル決済も存続する。

 両国間の貿易額は年間約250億ドルで、アルゼンチンにとってブラジルは最大の貿易相手国。ブラジル政府はメルコスル(南部共同市場)の他の加盟国であるウルグアイ、パラグアイとも調整を進める意向。(13:01)

(太字はすべて引用者)


(今の金融の急激な変化を見ていて感じるのは、世界権力中枢というかグローバルエリートの間で主導権争いみたいのがあるんですかね? もしくは、お互い了解の上での変化なのかな。だとするとロイターの記事中にあったポールソン長官のあの表情ってば…?)
[PR]

by darsana-te2ha | 2008-09-20 19:36 | 世界情勢


<< あんまりウルセーことばかり言っ...      将棋の“積み”に向かって加速中... >>