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2008年 10月 26日
年次改革要望書を取り上げてくれたフジTV『サキヨミLIVE』に拍手。
 タイトル通りで、今夜やっていたフジテレビ系の報道番組『サキヨミLIVE』が、年次改革要望書についてかなりつっこんで取り上げておりました。この10月15日に今年の要望書が出たことも触れられてましたしね(他に、既に実現されてる特区のことや[ポテトチップ用の生ジャガイモの輸入工場]、郵政民営化の目的が簡保郵貯の国民の預貯金のアメリカへの流出だったことも…)。
 番組中、「拒否できない日本」の著者関岡氏や、当ブログでもリンクさせていただいている元外務省天木氏の取材映像による談話も放映されておりました。また郵政民営化はじめ年次改革要望書の内容の実現の数が多かったのが小泉内閣時だった旨も放映されてました。要望書擁護の立場から八代尚宏教授が、お得意のもっともらしいフレーズに飾られた売国発言をしてしましたねw。
 スタジオにいた自民党「上げ潮派」寄りらしい政治評論家が、年次改革要望書みたいなもんで大騒ぎするこたない、みたいな発言してて、この期に及んで何トボケたこと言っとるかと思っちゃいましたw。その他のゲストの方々(森永卓郎氏ほか)は新自由主義反対の立場でのコメントで、やっとマトモな意見がテレビで聞けるようになったかとほっとしましたが。

 ここにきて、外資系保険会社のCMもかなり減ってきてるようですし、日本のメディアに対するアメリカからの締め付けが緩んでるのしょうか。

 拙いながら、以前より年次改革要望書と小泉「改革」の類似性と問題点を指摘してきた者としては、遅きにいっした感も否めませんが、何も報道されないよりはずっといいことですね。

 この流れに乗って、更にNHKさんにも年次改革要望書と小泉内閣との関係について検証するドキュメント番組を、是非放映していただきたいです。

by darsana-te2ha | 2008-10-26 23:46 | 日米関係


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