2008年 10月 27日
日本の金融機関もそろそろヤバイのか。
 さっき銀行行ってきましたけどATMの脇で警官が張り付いて見張りしてました。異様な光景です。表向きは振り込め詐欺対策とのことですが、近々に起こるかもしれない取り付け騒ぎの混乱に備えた実地訓練に思えてならないのですが…。

 で、一番ヤバイのが、これまで経営が一番安定しているとされてた某メガバンク。

ホットストック:三菱UFJ<8306.T>ストップ安、最大1兆円増資検討で希薄化懸念 | Reuters 2008年 10月 27日 09:27 JSTより
 [東京 27日 ロイター] 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)がストップ安。最大で1兆円の増資を検討していることから、希薄化懸念の売りが先行している。

 増資は、モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)への90億ドルの出資や保有株式の価格下落で目減りした自己資本を充実させるためで、株式市場の状況を見ながらタイミングや規模と詰める。

 モルスタへの不可解な金額での出資以外にもGSEがらみで巨額の債権かかえてるんですよね。いくらアメリカ政府の保証がついてるとはいえ、ドルが暴落したら大損害です。またあまりに多額の米国の借金ゆえに、税金使って返済の義務無しみたいな徳政令でも議会で決められちゃっても大変ですし(アメリカの強力な軍備って、借金踏み倒しのための債権国への脅しが主目的だったりしてw)。以前にもご紹介した下記の記事。

情報BOX:日本の金融機関が保有する米GSE関連債、農中の残高は5.5兆円 | Reuters 2008年 07月 18日 13:01 JSTより
GSEの関連債券について、2008年3月末現在の日本の主要金融機関の保有状況を調査したところ、農林中央金庫は、GSE2社の機関債と住宅ローン担保証券(RMBS)の合計で5.5兆円で、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)の3.3兆円を上回り、国内最大規模の保有額となった。


 国内メガバンクはもとより世界最大の金貸し国ニッポンですから、今回の世界的信用収縮の影響を受けないはず無いでしょうから、これからいろんなところで不良債権が表面化してきて大騒ぎになるんでしょうかね。しかし、次の変化のためには通過せざるを得ない関門なのでしょうか…。で、政府は混乱を予想して手を打ち始めているようですね。
 モラルハザードの視点からも、これまで日本の国内経済を弱体化させた上、多額の日本マネーをアメリカに流し続け、今回の世界的バブル崩壊を殊更大きくしてしまった政治家、官僚、経済人の責任を明確にしていくべきでは。

<緊急安定化策>銀行保有株、買い取り年度内より | エキサイトニュース 2008年10月27日 12時21分より
政府は法整備が必要なものを除き、手続きが整い次第、緊急安定化策を順次実行していく方針。今国会で成立を目指す金融機能安定化法改正案の公的資金による資本注入枠を2兆円から10兆円規模に拡充するほか、「銀行等保有株式取得機構」と日銀による銀行保有株式などの買い取りも年度内に再開したい考えだ。また、地方金融機関については、自己資本比率規制を一部緩和して、株安が自己資本を損なう影響を軽減し、中小企業などへの貸し渋り加速を防ぐ。このほか、需給改善策として証券優遇税制の延長・拡充、従業員持ち株会の株式取得円滑化も盛り込んだ。【清水憲司】

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by darsana-te2ha | 2008-10-27 13:49 | お金、政治


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