2008年 11月 11日
サンパウロでのG20財務相・中央銀行総裁会議共同声明。竹中氏はこれをどうとるか?w
 この週末に行われたサンパウロでのG20財務相・中央銀行総裁会議の共同声明が報道されてましたね。金融政策のほかに財政出動についても触れらてますが、明らかな脱新自由主義な内容に、竹中元大臣や八代教授、日本の財務省はどういうご見解をお持ちなのでしょうか?w

情報BOX:G20共同声明に盛り込まれた主要な合意点
2008年 11月 10日 | Reuters
より
以下は共同声明に盛り込まれた主要な合意点。

 *G20は来週末開く金融サミットに向け、世界成長と金融市場安定化回復のための提案を緊急提示する用意がある。 

 *G20は信用市場のボラティリティを軽減し、新興国と先進国の金融市場での適切な機能回復を図るため「あらゆる必要な措置」を取ることで合意した。 

 *金融市場安定化と世界成長促進のための措置はまた、金融危機による「ネガティブ
な社会的な影響」を最小限にする。 

 *金融業界のあらゆるセクターは格付け機関を含め、それぞれに応じて監督監視の対象になる 

 *G20はインフレなき成長を促進するため「あらゆる必要な措置」を取る決意である。財政出動と低金利は重要な手段となる。 

 *自国通貨が軟調でインフレ圧力を受けている国は適切な措置を取るため、通貨当局による注意深い監視が必要な可能性がある。 

 *商品価格の下落と世界経済の減速でインフレ圧力が軽減している。  

 *国際通貨基金(IMF)と世界銀行は新興国の比重拡大を反映させるため「包括的な改革が必要である」。 

 *G20は世界的な金融危機の影響を受けている国を支援するため、必要に応じIMFと世銀など国際機関に対し資金増強を行う用意がある。 

 *IMFは将来の危機回避のため新たな政策を策定する上で指導的な役割を担うべきである。IMFの監視と政策助言能力は強化されるべきである。 

 *先進国で構成される金融安定化フォーラムは拡大し新興国を含めるべきである。


 また、ブラジルは数十億ドルのドル売りをやってるそうです。下記リンク中に紹介されてました。
Latina@最新トピックス:サンパウロで行われたG20財務相・中央銀行総裁会議が終了

 来週のワシントンDCでのG20に向けて、いろいろ動きがあるようですね。フランスがまとめたIMF強化案というのか延命案というのかwについての報道。これもまた新自由主義からの決別っていう内容です。

IMF強化案:「金融安定化機関」で機能強化を 監視権限 - 毎日jp(毎日新聞)より
また、IMFが加盟国などに対し、適切な勧告を行うほか、他の金融関係機関と定期的に協議する必要があると強調している。さらに、IMFが金融部門の監視を強化するよう促しているほか、現在は任意制となっているIMFと世界銀行による加盟国の金融システム評価を義務制とすることを(フランスは)提案している。

 さらに、今回の金融危機を招く一因となったヘッジファンドや、格付け機関、オフショア市場などに対する監視強化の必要性を(IMF強化案に)盛り込んだ。

 フランスは7日にブリュッセルで開かれるEU緊急首脳会議でIMF強化案を加盟国に説明し、14~15日の金融サミットで提案する。金融危機を受けて欧州では、英国などからIMFを中心とする国際金融システムの再構築を求める意見が出て、フランスが提案の取りまとめにあたっていた。

 グローバル化した金融の世界で、産油国を中心とした世界の資金をアメリカにうまく流して儲けてきたという、今回のバブルの黒幕であるイギリスが、このフランス案に対してどう出るんでしょうかね?

 来週ワシントンでのG20で、多極的な新しい通貨体制=いわゆる「ブレトンウッズ2」への準備開始が正式発表されたりするのでしょうか? 歴史が動いてますね。


 しかしアメリカ経済もボロボロですね。AIGファニーメイも大赤字の決算発表をやってるしなー。
 ただ、いわゆる「ショックドクトリン」手法で、この混乱に乗じて一部の国や企業だけが儲かるようなおかしな新体制を強引に作られないよう注意しないといけないかもしれませんね。
 日本も大丈夫かな?
(太字はすべて引用者)

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by darsana-te2ha | 2008-11-11 00:42 | 世界情勢


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