2008年 11月 29日
アメリカによる覇権の安楽死へ、ほか個人的妄想を徒然に。
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 金融業界のみならず自動車産業にも公的な支援を本格化させるアメリカ政府。じゃぶじゃぶ注がれるお金の元はといえば、日中を中心とした海外所有の米国債ってことらしいですね。

「新井信介のホームページ「京の風」: デフォルトのまえに」より
で、今の現状を金融ウォッチャーF氏に教えてもらいました。

  まず、今の段階は、世界中にひろがった米ドルでの投資資金が、手仕舞いで、
  アメリカに戻っていていること。

  そして、アメリカに戻った後、 それらの米ドル資金は、財務省証券(米国債)
  を買っていると。

  そして、今のその格付けですが、 AAA だというのです。

  これに対し、日本の国債は、 AA です。

  なんと、今回のサブプライム危機で、もっとも弱気になった投資資金が
  自らの安全策として、選んでいるのが、米国債というのです。

  FRBは、今、新規の通貨発行を押さえて、海外に出た資金を国内に呼び込んで
  いる状態なので、 とてもではないが、ハイパーインフレにはならない、と。

  そうならば、これでは、当面は、国家としてのデフォルトはありえません。
 
 ただ、日米の金利差が縮まるので、これは、長期的には、円高要因です。


 一方、GMが発行した債券のように、民間の債権は、どんどん、デフォルト
 が増えるでしょう。 民間会社が潰れる事態は、これから急速に増えます。

 膿が出されるのですから、アメリカ経済は活力という点では、健全化します。

 そこに、世界中から戻ってきたドル建て投機資金が、米国債を買いますから、
 これは、とりあえず、安泰となり、国家のデフォルトは遠のくでしょう。

 ということでアメリカのドル暴落とハイパーインフレは四半期(3ヶ月)スパンでは起こらないようです。

 ただ、アメリカの世界覇権の安楽死へ向けてスタートを切ったってことなんでしょうね。日中どちらかが所有する米国債の一部を売りに入れば、機関投資家さんらは米国債を売り浴びせたちまちドルは暴落しアメリカの世界覇権派突然死してしまうのでしょうけど、大方の世界の共通認識としては徐々に死なせる方法をとるようですね。

 膨大な借金で需要が成り立っていたアメリカというマーケットに代わる実需マーケットを世界のどこかに作って(多分複数の地域に分散されるのでしょう)、それらがある程度安定してきたところで、日中は米国債を売るつもりなのでしょうか(たぶん米国債売りは中国主導で行われ、日本はその後から『しょーがねーなー』って感じでついていきそw)。

 そんな世界多地域マーケットの構築に邪魔になるような破壊行為(戦争)をいかに未然に防ぐかも重要になりそうですが。
 ただアメリカはそれまでのつなぎの需要創出として戦争を主張すんのかな。ただ当面の「公共事業戦争」の相手は、ロシア(グルジア)かイランってことになるでしょうから、中国がそれを許すのかなあ…?
 アメリカのIT系産業は今後ともある程度の世界シェアを保てるにしても、自動車や軍需といったアメリカの実体経済や雇用を支えてきた20世紀型産業の淘汰と、次なる基幹産業の構築が必要になってくるんでしょうけど、5~10年はかかるんだろうな。いろんな人物や会社の利権が複雑に絡んでいるからその調整に手間取りそう。
 そんなわけでアメリカ国内の再構築というか再起動を円滑にするために、911事件やリーマンショックのような新たなショックを与える事件を内外で起こさせるのかなあ…。そのへんを巡ってワシントンでイスラエルロビーとチャイナロビーの暗躍が繰り広げられるのでしょうか。ただアメリカのお金の蛇口を握っているのは今や中国になりつつある今日この頃ですからなー…。

「【RPE】アメリカを生かすも殺すも中国次第 [まぐまぐ!]」より
なにはともあれ、アメリカ政界で一番強いのがイスラエルロビー。
2番目に強いのが中国ロビー。
残念ながら、「(仮想)敵ながら、あっぱれ」といわざるをえません。

さて。
中国は経済面でもアメリカ支配に成功しつつあります。

中国は現在、外貨準備で世界1位。(2位は日本)
米国債は日本が1位で、中国は2位でした。
ところが。。。

中国は9月の時点で米国債保有でも世界一に躍り出たことがあきらかになったのです。
中国の米国債保有高は9月、5850億ドル。
日本は5732億ドルで、2位になりました。
ちなみに日本は、04年の6990億ドルが最高。
その後、徐々に減少しています。
これは正しい方向性といえるでしょう。
なぜか?

1、ドル暴落で、米国債の価値も下がる可能性が高い
2、日本は、「金を貸している」ことを「政治的武器」につかえない

一方中国は、05年から米国債保有高を倍増させています。
これは、中国の対米貿易黒字が膨大なこともあります。
それと、日本と違って狡猾な中国は、米国債を政治的武器としてフル活用することができる。
この世界には、

・お金を借りる人は、お金を貸す人のいうことを聞かなければならない

という基本的ルールがあります。

しかし、アメリカと日本だけは例外的に、


・お金を借りる人(アメリカ)が、お金を貸す人(日本)を支配する


という異常な関係がつづいていました。

しかし、普通の国中国が、「世界1アメリカに金を貸している国」に
なった。
つまり、「アメリカはこれから中国の言いなりにならざるをえない」
ということなのです。
(涙)

日本は・・・。(おわり)


 いずれにせよ、悪いことがアメリカに起こっても、「黒人が大統領だから」ってプロパカンダを使って大衆を洗脳させ再起動を強引に進め、落ち着いた頃に白人大統領(ヒラリー?)に戻す気か? もしくはヒスパニック系の人口増加が今後も急激に進みアメリカの中南米化って事態が起こったりするんでしょうかね? このへんになってくっと私ごとき素人には壮大すぎて脳みそがパンクしそうなんで、このへんで今回は止めておきますw。
(太字は全て当ブログ管理者による)

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by darsana-te2ha | 2008-11-29 14:29 | 世界情勢


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