2009年 05月 28日
これからの日本の経済のあり方を示唆するいくつかのネット記事から…
 複数の方々のご意見によると今夏アメリカに次の金融&経済危機の波がやってくるかもしれないとか。具体的にはドルの暴落と資源価格の暴騰という形をとるようです。他国や自然からの収奪を前提とした、20世紀的な右肩上がり経済成長や所謂先進国のご臨終ってことのようですが、それで世界が終わるわけではなく、私たちはその混乱の中で次の一歩を踏み出さないといけないんですよね。ただそれはこれまで私たちが抱えてきた矛盾を解消する絶好のチャンスでもあるようです。

「デメ研・ニュース: 社説・社会に教育を!」より
近所の豆腐屋は、老人夫婦でやっている。毎年、いつも同じ売上げだが、倒産しない。「オーナーシェフ型」の小さな単位の商店や会社であれば、右肩上がりの成長を目指さなくても、一定の客さえつかめば、持続した組織形態が保てるのである。暴力的に拡大するチェーンストア的なスーパーマーケットが、豆腐屋を駆逐しさえしなければ。

「熊谷弘オフィシャルサイト:Kuma-Log ’09日記5/27」(新潮45 6月号 水野和夫「日本の後を追いかけているアメリカを見習うな」からの引用)より
国内ではゼロ成長でも経済が成り立つ仕組みを考えることである。政策の目標はGDP成長ではなく、雇用の確保と安定である。1ドル=90円で計算すれば、日本の一人当たりGDPは4万ドルを超えて、事実上米国と並ぶ。人口が多い国と比較すれば、90年以降、長期停滞が続いているが、それでも事実上世界一の水準である。一人当たりGDPが3000ドルで新興国の先頭を走る中国が、2万ドルになったとき、日本がたとえば6万ドルにならないと豊かな生活が実現できないといっているようでは、ジャパン・クールは色あせる。
(中略)
「成長とインフレが全ての怪我を治す」近代は終ったとの認識を共有することが改革の第一歩である。意識改革からはじめなければならない。 』

「新井信介 「京の風」 » 何が真実か? 今、進行していること。」より
そして、「では、自分はどうするか」ですが、
生きている今を、感謝し、出会う人との間に、少しでも多くの信頼関係を作っていくしかありません。その延長線上に、国家間の信頼もあるはずです。

そして、社会に役立つもの、人に喜ばれるものを、自ら作り出し、提供すること。それは、たった一つの、一瞬の笑顔でもいいことです。

今は、いずれ粗大ゴミになる、工業製品を遮二無二に作り出すことよりも、もっと、生きている生身の人間の、心と体を、喜ばせることのほうが大切でしょう。

(太字は全て引用者)

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by darsana-te2ha | 2009-05-28 23:47 | 世界情勢


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