カテゴリ:世界情勢( 123 )

2006年 02月 14日
変化の兆候か?
 一環して「構造改革」を批判し続け、ここのところ小泉翼賛マスコミから締め出しをくっていたと思しき内橋克人氏(http://eba-www.yokohama-cu.ac.jp/~kogiseminagamine/20030310MSDokUchihashiBassui.htm)のインタビュウが夜のニュース23で。何かが変わってきた兆候か?」

 一連の構造改革を批判する藤原正彦氏の文章が、産経新聞一面に載った。年次改革要望書については直接触れられていなかったが、小泉翼賛メディアと言われた大新聞の一面に、これが載ったこと事態大きな変化かもしれない。最近日刊ゲンダイも小泉、竹中がやってきた改革を厳しく批判する記事が目立ってきたし。

 イランがここのところ強気らしい。イラク問題と石油という足かせによってアメリカが身動きをとれなくなってるらしい。中東でのアメリカの覇権が衰退していくことの始まりかもしれない(http://tanakanews.com/g0214iran.htm)。

 日本での米軍再編問題もなんかおかしくねえか?って声がもっと上がってこないかな。防衛施設庁の一連の汚職にもかかわっていることだし、国民の多くが基地問題の理不尽さをもっと考えるようになっていくと良いなと思う。岩国に米軍移転の是非を問う住民投票を決定され岩国市長井原さんの英断を評価します(ただ、これを無きものにしようとする大きな圧力があるのも事実なよう[例:読売新聞社説]で、とりあえず棄権が50%以上にならないことを祈ります)。小泉&アメリカ翼賛大手マスコミがどこまで報道するかは疑問ですけど…

 いずれにせよ、目先の混乱を越え、世界が大局的にいい方向へ向かっていってくれることを祈ります。
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by darsana-te2ha | 2006-02-14 03:27 | 世界情勢
2006年 02月 07日
憲法9条について。難しい問題ではありますが‥
 憲法問題は実に難しい問題ですが…
 
立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」 第17回 日本を軍国主義へ導く「普通の国」論の危険性

 いいお話です。

 自衛隊が違憲なのでは、ってのは以前から思っていて、その矛盾を解決するには憲法を変える必要もあるかもしれない、とちょっと思っていたのですが、立花さんの文章読んで、矛盾があってもこういう形で9条を利用できるんだ、と思いました。

 実際、今の軍事拡張主義的ブッシュ政権のもとで、集団的自衛権とセットになった海外出兵が合法化されたら、大変危険だと思います。テロと戦争してるってことは世界中どこにでも敵がいるってことですから、それすなわちアメリカといっしょに世界中で戦争しようってことでないでしょうか。また最近の中東での反米の動きを見ると、あれと同じものを日本に向けられてしまったら、仲良くお付き合いできる国がかなり限定されてしまうと思います。中韓を見てもわかるように、殺された側に残った遺恨というのは、長く続きますからねえ。一度失った信頼を回復させるのには大きな時間を要すると思います(ゆえに今後何十年とアメリカは中東でまともな外交は不可能になり、イスラエル以外の中東諸国はロシア、中国寄りの立場へシフトしていくと思います)。

 国防のための最低限の防衛力は必要ですが(もちろん駐留米軍は出て行くべきですし、しっかりとしたシビリアン・コントロールを前提に、安全保障を行う現場の方々へのリスペクトを持てるような常識は身につけておくべきかと思います)、覚悟を決めて外交の勉強して、アメリカの核の傘なしで文民資源を担保に安全保障を構築してく国作りを世界に先駆けて行い、提示する方向を目指すのがいいと思いますが、いかがでしょうか。




 イラク戦争開戦時に政府と意見が対立しおやめになった元レバノン大使の天木さん。外交の現場を体験なさったうえでの憲法へのお考えが大変参考になります。

 日本の現状を非常に危惧しておられる政治評論家森田実氏も憲法改正の動きに危機感をお持ちのようです(森田氏は度重なる小泉批判によってテレビメディアから締め出しをくらってしまったそうです。今の日本のマスメディアの情報統制は恐ろしいものがあります。マスメディア上で発言する自称ジャーナリストたちのダメさぶりはほんと情けない)。

 9.11テロ直後に出された「平和の為の祈りの輪を広げましょう。」というカトリック浦和教区 谷大二司教による祈りの呼びかけメッセージ。5年以上経た今現在でもその言葉は大きな重みを持って私たちに響いてきます。


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by darsana-te2ha | 2006-02-07 16:33 | 世界情勢
2006年 01月 29日
世界はつながっている---イラク情勢ほか
イラク情勢ニュース
 持久戦の様相ですな。ただでさえ財政赤字なのに、長引く戦闘でアメリカの戦費負担が大変でしょうな。

熊さんのコラムより
(以下引用)
経済アナリストM氏より電話あり。
・ 為替市場では大調整(ドルの)が前倒しになりつつある。
米国(ドル)は巨大な経常赤字を続けているが、一方で10兆ドルの対外資産を有しているので、日本の株式市場と不動産市場が良ければ決算期に7%程度のドル安円高になれば切り抜け可能となる。ただし、石沈高がその時期進めば、これはできない。ともあれこのようなやり方は次第に限界に近付きつつあり、数年たらずして破局が来ることは必至。
(引用以上)

 今のように力ずくで世界秩序を作り、自国の利益にかなうようにさせてるアメリカは、末期のソ連に似ているという説もあります。こんな不遜なことが長く続くのか? 噴火前の火山のマグマがふつふつと蠢いているように、世界中でアメリカへの不満が鬱積しているのではないだろうか。

 日本でもこんな思いをしている方がいらっしゃいます。先だっての沖縄名護市長選の結果を受けてのお話である。
 宮内勝典さんの「第27章 海亀日記」より。
(以下引用)
 名護市長選挙は、まったく無惨な結果となった。基地反対派の候補を一本化できなかったためだ。もしも一人にしぼることができたら、十分、勝機はあったはずだ。もう基地はいやだ、辺野古のきれいな海を守ろうと心底ねがうのならば、どちらか一方が勇退すべきであった。そうすれば人びとのこころに火がつき、盛りあがり、逆転できたかもしれない。

 まったく情けない。基地反対を唱えながらも、結局は、自分の欲しかなかったのか。名護市民たちも、沖縄人としての誇りを忘れて、現実的な利益を選んだということか。基地という現代史のひずみを押しつけられながら、一方で、公共事業、経済援助といった甘い飴(あめ)を大量にばらまかれ、60年もしゃぶりつづけているうちに、琉球民族の牙まで溶けてしまったようだ。

 あの青い海の上に、戦争のための米軍基地が建設される。世にも醜悪な光景が出現することになるだろう。沖縄への幻滅がつのるばかりで、とても悲しい。辺野古の海辺に坐りこんでいるおばあさんたちは、いまどんな気持ちだろう。
(引用以上)

 ちょっと話しが変わりますが前述の熊さんのコラムより
(以下引用)
ネオコン型の政治において特徴的なことは、居直り型だということらしい。米国においても日本においてもこれは共通する。
勝てばいい、勝てば官軍というところだろうか。そこには倫理感のカケラもなく、政治を政治たらしめている“結果責任”という感覚はゼロに近いのである。
「政治の破産」とは、多分にこういうことを言うのであろう。
ルールなどというものは、その都度変更可能だと考えているらしい。
中産階級の没落は、国民全体にこうしたことをた易く許してしまう精神の荒廃を産みだしてしまったようだ。
かくて民主主義は完全に空洞化してしまうのである。
この頃、publicということを言う人がボチボチ散見されるのは、こうした状況にいらだちを覚える人がいるという、ということなのであろう。
ただそれにしても、と思う。野党までもがこの手の人物に乗っ取られてしまっているということは救い難いではないか。
(引用以上)

 言い得て妙、で笑えました。

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<米予算教書>財政赤字4230億ドル イラク駐留など要因 | Excite エキサイト : ニュース
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by darsana-te2ha | 2006-01-29 18:38 | 世界情勢