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2006年 07月 30日
知り合いのミュージシャンから届いた戦争についての詩。
 知り合いのミュージシャンから下記のようなメールが来ました。今世界や身の周りの状況が急速に変わってきています。こんな中で(*)、大きな疑問と怒りを感じている私にこの詩は、一抹の希望を与えてくれました。

(*)=自己愛の表出のみが表現であると思っておられる方々にとって「反戦」表現とは、売名の一手段でしかないのかと疑問を持ったりもする。時代に対する彼らの取り組み方に対しイライラしてしまうオレは単なる「頑固オヤジ」にすぎないのだろうか?


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(引用開始)
詩を書きました。
世の中にはぼくより素晴らしい詩人はたくさんいます。
けれどもし、少しでもいい詩だと思ったら、この詩をみんなに紹介してくれないでしょうか。
もし良かったら、自分のブログに貼ってください。
友達にメールで送ってください。
その時にぼくの名前は教えなくても結構です。
少しでも多くの人に読んで欲しくて書いた詩です。
ぼくは作者としてこの詩の著作権を放棄します。
この詩はぼくの詩ではなく、みんなの詩であるべきです。
未熟な詩ですが、もし良かったら、読んでみてください。



昔子供だった大人達へ


子供の頃
戦争は大人のせいだと思ってた
今ぼくは大人になって
ぼんやりとニュースを見てる
国連で話し合いが持たれたってさ
けれど話はまとまらなかったってさ
連日の爆撃で子供や年寄りが死んでるってさ
世界の目の前で
子供達の目の前で
ぼくの目の前で
昔たしかに子供だった大人達の目の前で
なあみんな
戦争が起こってるんだよ

目には憎しみを
唇には呪いの言葉を
肩には機関銃をぶら下げて
心の中で愛する人を思いながら
殺し合っている人達がいるよ
ガレキの山の上で子供が泣いているよ


子供の頃
戦争は大人のせいだと思ってた
今ぼくは大人になって
ぼんやりとニュースを見てる
今すぐに電話をかけて
殺すのはやめろと言いたいのに
誰に電話をすればいいのか
ぼくには分からないんだ

子供の頃
戦争は大人のせいだと思ってた
今ぼくは大人になって
ぼんやりとニュースを見てる
これは事件でも事故でもなくて
テレビカメラも気にせず堂々と続けられている殺し合いなのに
昔子供だった大人達は
自分以外のことで悲しむことなんか
もう忘れてしまったみたいだ

あれはいつだったか
ぼくらは世界中で歌った
あの歌をみんなおぼえているかな
みんなが歌ったあの歌は
たしか平和の歌だったはずなんだ

世界の目の前で
子供達の目の前で
ぼくの目の前で
昔たしかに子供だった大人達の目の前で
なあみんな
戦争が起こってるんだよ

世界の目の前で
子供達の目の前で
ぼくの目の前で
昔たしかに子供だった大人達の目の前で
なあみんな
戦争が起こってるんだよ
(引用以上)

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by darsana-te2ha | 2006-07-30 17:39 | いろいろ感想文
2006年 07月 28日
同世代のレイシストを恥じる。
 渋谷陽一氏がやってる雑誌「SIGHT」を読む。小泉首相による外交、経済政策への異議申し立てが特集となっていて面白かった。ただ反中反韓レイシスト発言を繰り返す勝谷誠彦氏という人物が連載ページを持っていて大いなる違和感。同世代の人間として彼の感情的な差別発言にかねてから憤りを覚えていたので(若い人たちへの影響を考えると重大です)、「リベラルに世界を読む」なんてうたってる雑誌に、何でこんな人物が載ってるのかフシギ^_^;。

 聞くところによると勝谷氏は村上世彰氏と同じ在関西有名高校の1年違いの後輩らしい。東大に毎年多数入学者を輩出してるこのような高校にこのような方々がいたということは、日本の政治・行政・経済の中枢部が腐ってくるのもやむを得ないと言わざるを得ませんな。
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by darsana-te2ha | 2006-07-28 12:24 | いろいろ感想文
2006年 07月 23日
レバノンより生の声。
 レバノンの状況、ひどいようですね。以下のようなメッセージがレバノンから届いているそうです。コピペして貼り付けます(http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=377160&id=181847666より)。イスラエル軍による一般市民を狙った過剰な攻撃と、バックで力を貸すアメリカ政府に対し強い憤りを感じます。




レバノンより

by ラニア・マスリ; 2006年7月17日
http://signs-of-the-times.org/signs/editorials/signs20060719_NotefromLebanon.php

皆さんが心配していただいているというお手紙に感謝します。

確かに私はレバノンにおります、そして、どこかしらの国が攻撃を受けているという状況のなかで生き延びているという意味では、安全にしております。

まず、皆さんに申し上げたいことは:私たちには世界からの怒りの声が必要だ、ということです。

水曜日(7/13)以来、私たちは悪意のある、不正な攻撃に曝されており、これはより激しくなってきています。

悪意のあるというのは、多分皆さんは西側のメディアが報道しないので知らないかもしれません。これらの写真も西側が印刷しないので見ていなかったかもしれません。
(メディアは写真があることは知っているのですが、これを印刷しようとはしないのです。)

写真はここでご覧ください。http://www.angryarab.blogspot.com/
攻撃ということでは、インフラの損害レベルは1982年のイスラエルによる侵攻によるものを超えています。

各空港は攻撃を受け、旅行には適さなくなりました。主要な空港は(唯一の商業空港ですが)数日に亘って何回も攻撃を受けました。より小規模な軍用空港は、これらのどれもここ何年も使用されていませんでしたが、これらも攻撃され使用不能になりました。

南部から北部に至るまでの各港はイスラエルによって攻撃を受けてきました。
まずはじめに、ジョウニエ港が爆撃されました。
(これについては少し突っ込んだ疑問が湧きますが:アメリカ、フランス、イギリスやイタリア、これらの政府は在レバノン市民に避難を呼びかけたわけですが、どうやって彼らを避難させたのでしょうか?)

数カ所の主要な石油集積所や発電所も破壊されました。
この国の全ての石油集積所は破壊されるおそれがあるという噂まであります。

国内の主要な橋も破壊されました。正確には64の橋です。
どこの橋を渡ろうかなどと言うことは、次のターゲットにされる怖れがあるために口に出すことも躊躇しなければなりません。

この国の主要な交通要所が南部から北部に至るまで破壊されてしまいました。
これは、何を意味すると思いますか?
これは、レバノン国内全てに亘って主要都市間を旅行することは物理的に不可能ということを意味します。

誰も国を出てシリアに行くことも出来ないのです。もっと重要なことは、誰も単に安全にある地域からある地域に移動することもできないのです。
街から街への移動も困難であり、特に南部では村の中でも、ある場所から別の場所への移動ですら危険になっています。
一つの主要道路がまだ使用されていますが(北ベイルートからトリポリに向かう高速道路です)、昨晩からイスラエルはシェッカにあるトンネルを爆撃すると脅しています。
これによって、この主要道路も使うことは、ジュベイル/ビブロスから北部へ、またはその逆という移動も不可能ということになってしまっています。
(基本的なレバノンの地理を言いますと、レバノン中央部から北部へと向かう場合の主要都市は:ベイルート、ジョウニエ、ジュベイル/ビブロス、バトロウン、シェッカ、トリポリということになります。)
この南部の村への攻撃は特に悪意のこもったものと言えます。
イスラエル軍は攻撃対象の村々に避難を呼びかけましたが、その一方で村民が避難する道路を破壊していたのです。
メッセージは明確と言えるでしょう。
『家を出ろ、我々はお前達を殺す。家に居ろ、我々はお前達を殺す。』

彼らはこの両方をやったのです。

これは全体で何を意味するのでしょうか?

イスラエルはレバノン国民を「逃亡」しないように国内に縛り付けて、恐怖によって服従するように仕向けています。
これはテロリズムであり、それも最も純粋な形のテロリズムです。


イスラエルは、この国の全ての主要なコミュニティを攻撃しようとしていますし、我々を孤立させて、食料や医薬品の欠乏や他の生活必需品不足に追い込むことによって序々に「降伏」させようとしているのです。
既に多くの村や主要都市であるソール/タイレでは生活必需品の不足を表明しています。

悪意があるのです。イスラエルの攻撃はインフラに限定されることも無く、「意図的」に市民も標的にしているのです。意図的にやっています。
南部の家々は意図的に標的にされ、攻撃を受けたのです。彼らの意図をどうやって証明しましょうか?
幾つかありますが、まずは平原において爆弾が野原に落ちずに家々に命中しています。我々は1996年のカーナ虐殺において、この種の高精度爆撃を見てきました。この時は、イスラエル攻撃軍は市民が隠れている国連の駐屯地帯を爆撃したのですが、軍は国連スタッフの居住地域の近くはおろか駐屯地を囲む樹木でさえ爆撃しませんでした。

南部では人々が家族ごと殺されました。個別の攻撃によって、4つの家族が、お父さんもお母さんも子供も、虐殺されました。
彼らの体は千切れ、顔は焼けただれていました。

これは、イギリスのインディペンデント紙による攻撃の第一報ですが:

『イスラエルの戦闘機が”まずレバノン南部の都市、ナバティア近郊の小村ドゥウェイルに飛来し、次に爆撃機がイスラム教シーア派の宗教指導者の家に一発の爆弾を落とし、この指導者は死亡した。彼の妻および8人の子供たちも同様に死亡した。
一人は首が落ちた。村人が発見できたのは、一人の赤ん坊の頭部と胴体だけであり、一人の若者がカメラの前でこれを示して怒りをあらわにしていた。
その後、爆撃機はドゥウェイルの別の家に行き、今度は7人家族を吹き飛ばした。”』

とあります。

第5波の攻撃において、イスラエルのテロリスト軍は4家族の住む建物を爆撃しました。生存者は誰もいませんでした。
別の攻撃では、ある家族がイスラエル戦闘機から撒かれた避難を呼びかけるビラを見て国連の建物に避難しようと向かいました。ところが、国連はこの家族を追い払いました。家族が国連の建物を去ろうとしたとき、彼らのバンは爆撃され、粉々になって飛び散ってしまいました。
www.angryarab.blogspot.com
で写真を見てください。見てもらいたいのです。
このような虐殺は延々と続けられてきています。そして、このような虐殺の歴史は、覚えておいて欲しいのですが、イスラエルの侵攻の歴史においてはとくに珍しいものではないのです。

悪意に満ちた、野蛮で怖ろしく、不正なことです。正義ではないのです。

銘記しましょう:イスラエル軍によるレバノン国境への攻撃は、イスラエルの兵士の拘束に伴って水曜日から始まったわけではありません。ここ一ヶ月間以上に亘ってイスラエル軍は国境地帯で実弾演習を行ってきましたが、このときにレバノン人の羊飼いが殺されています。
これに対する「国際社会」の反応は?・・沈黙でした。

また銘記しましょう:イスラエルは自国の監獄にレバノン人を収監し続けています。そしてヒズボラからの要求はここ数年に亘って明確です。ヒズボラは囚人の解放のために活動するということです。レバノン人だけがイスラエルの監獄に入れられているわけではありません。ここには数千人のアラブ系の囚人がいるのです。
イギリスのガーディアン紙による不正確なレポートに対して、ヒズボラの総務長官であるハッサン・ナルサッラ氏は極めて明確に、ヒズボラはこの2人のイスラエル兵士を交渉の材料に使うと述べ、特定の条件は明らかにしていません。
彼は、イスラエル国内のアラブ系囚人の解放があるときにのみ2人の兵士を解放するとは言っていないのです。

もう一つ銘記します:イスラエルは意図的に放置したレバノン南部における40万発におよぶ地雷の配置図を引き渡すことを拒否しています。これらの地雷は継続的にレバノンの子供を殺しているのです。

ヒズボラの行動に賛成するか否かに関わらず、ヒズボラの行動をリアクションと見るか扇動と見るかに関わらず、イスラエルによる攻撃は(ヒズボラの行動に)釣り合ったものではありません。
具体的には、ヒズボラがイスラエル兵士を誘拐したとして、イスラエル軍は市民に対する意図的な攻撃を行ってきており、違法でテロリストじみた懲罰を国全体に対して行おうとしているのです。
『(イスラエルの)軍総督であるダン・ハルーツは”(レバノンにおいて)安全なところはどこにもない。、、それだけだ。”』と語った。(ガーディアン紙による)


もう一度申し上げましょう。我々は皆、レバノンにおける状況は悪くなると見ています。また、より多くの虐殺およびレバノンの基本インフラの破壊が行われると見ています。

** オーストラリアやドイツで人々が抗議の声を上げています。アメリカでも抗議しています!レバノンの人々に共感して抗議しています。---レバノンの人々は暴虐を前に団結して立ちふさがっているのです。分断は政治家から生まれるものであり、人々の間から生まれるものではありません。
パレスチナの人々に共感した抗議も行われています。---パレスチナの人々はイスラエルの暴虐を前にして強く耐えてきました。
アメリカ人としては、特に責任があるのです。なぜかというと、これらの虐殺と破壊に使われた武器は、アメリカ人の税金のドルで支払われており、ジョージ・ブッシュと言いなりの議会によってこれが支持されているからです。

** これらの写真をお住まいの地域の地方紙に提供してください。地方紙の記者に会って、レバノンで何か起こっているかを話してください。 www.electroniclebanon.netの最新記事を見てください。公平な報道を要求しましょう。殺されているレバノンの人々は名前も顔もあるのです。
(集まった詳細な情報はお分けします。)

** 国会議員に電話して、即刻および無条件のイスラエルの暴虐の停止を要求しましょう。

最後にもう一つだけ皆さんに:南部にいる友人にはいつも電話をしていますが、全く同じコメントが返ってきます。それは、
『私たちは強いし、逆境に負けはしない。私たちは勝つ。魂の強さは抵抗のための最強の武器なのだ。』
というものです。

Rania Masri rania.masri@****

El Koura, Lebanon

(太字=当ブログ管理者)


Excite エキサイト : 国際ニュース
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by darsana-te2ha | 2006-07-23 20:04 | 世界情勢
2006年 07月 22日
ベネゼエラと北朝鮮、そして安倍ちゃん。
 昨日、NHKでベネゼエラのチャベス大統領のことやってましたね。常に暗殺の危険にさらされながらの7年間だったようですね。
 国内での特に貧困層からの人気は相変わらず高いようですね。アメリカが過去さんざん搾取してきたわけですから、ある意味アメリカのせいでの人気でもあるんですよね。

 先だっての北のミサイル発射の際、ベネゼエラの関係者も北にいたとかいないとか。実際、ベネゼエラとイランは北のミサイル技術を導入するようですね。射程距離が問題とのことですが、お隣の親米国コロンビアにある米軍基地が完璧に射程に入りますし、もう一カ国イランからは、隣国イラクの米軍基地へ届けばいいんですから、今の北のミサイル技術で充分でしょう。アメリカは嫌でしょうね。
 アメリカが対北制裁を引き続きちらつかせてるのは、対ベネゼエラ&イランへのミサイル輸出阻止が目的ではないでしょうか。北東アジア分断化政策に北は必要だが、ミサイルを輸出されるのは困るし、でアメリカは今後どうするんでしょうか。

 (以下極私的推論です)
 これを機に、ベネゼエラとイランのオイルマネーで北のインフラ整備を行い、改革開放へ舵を切ってくこともあり得ませんか。個人的な希望を言えば、チャベス大統領(&カストロ議長)の貧困緩和政策を、金正日氏にもちょっと見習ってほしいと思いますが…(笑)。
 影の仲介役は中国でしょう。反米国へ軍事技術輸出とはけしからんとアメリカから文句言われても北のせいにすればいいわけですし、バブル崩壊の危機のある自国のカネを使わなくても、ベネゼエラとイランのオイルマネーで、崩壊寸前の北を援助できるわけですし、中国にとっては一石二鳥ですよね。しかも石油が騰がれば騰がるほど、それが容易くなるというわけですな。イスラエルが戦争を始めてくれたおかげでまだまだ石油は騰がりそうですし…

 というわけで、アメリカやイスラエルが力を誇示するためやってる一連の軍事行動が、逆に自らの首も絞めてるというのが実情じゃないでしょうか? 日本はアメリカの覇権没落リスクも勘案した外交をしてくことが必要な時期に来てるように見えます。従米小泉首相にはそんなことまず出来ないだろうし、安倍ちゃんが次期首相になったとして、日本はほんとダイジョブか?

(7月23日追記)
 以下のような記事がありました。ううむ既に手は打たれていたのですね。
 BLOG版「ヘンリー・オーツの独り言」さんコメント欄より
(以下引用)
国連安保理の対北朝鮮決議により、ベネズエラ・チャベスと北朝鮮はミサイルと原油のバーター取引ができなくなった。ベネズエラは対米軍事カードなど持ちようが無く、チャベス政権存立への影響は無いが、イランは北朝鮮から核技術移転もできなくなり、抗米オプションのリソースが減るという打撃を受けた。
(引用以上)

 もし仮に北朝鮮が崩壊となると、日米安保継続維持及びアメリカの武器大量購入正当化のための仮想敵国としての中国が必要となるので、反中キャンペーンが今後メディア上で盛んに行われるかもしれませんね。でも、今中国を完全な敵に回すと日本の経済がやばくなりそうですけど、大丈夫かな。日本が再びアジアの孤児になるのは真っ平ごめんです。

 雑談日記(徒然なるままに、。)さんによると、8月16日(水)深夜【木曜午前】1時10分~1時59分にチャベス大統領についてのNHKスペシャルの再放送があるそうです。
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by darsana-te2ha | 2006-07-22 19:27 | 世界情勢
2006年 07月 20日
イスラエル、ひでえな。
 合衆国ネオコンがバックについてるせいか、強気なイスラエル。しかし、この人たちはほんとに第二次大戦時に迫害を受けた人々の子孫なのか? 自分は人種差別主義でもナチ好きでもないが、ひどすぎねえか? 一連の暴挙を見るにつけ、アメリカのネオコンともどもイスラエルも滅んでほしいとまで思ってしまう今日この頃。

 こんなネオコンのやり口を礼賛し日本人を恫喝してくる、魂をネオコン=ユダヤに売ったインテリ顔した在米の腰抜けども(増田敏男氏、日高義樹氏、古森義久氏ら)もいっしょに ♪お前らまとめて天国行きさ。地獄へなんざ入れねえよ、くたばりぞこないの「人もどき」(by PANTA)、ってな気になってきますな。
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by darsana-te2ha | 2006-07-20 23:55 | 世界情勢
2006年 07月 16日
北朝鮮、金王朝安楽死の可能性。
 あくまでも個人的妄想ですが、今回のミサイル発射のあれこれを見ていて、中国は北を向こう5年ほどで、穏便な形でつぶすかもしれないなと思いました。北を残す限り、半島&日本でのアメリカ軍のプレゼンスが残ってしまいますし、北の暴挙をネタに日米が軍事力を高めようとする怖れが高いことが露呈しましたから。
 今後、アメリカが中東で追い詰められるのを見計らって、中国が北の金王朝を安楽死させる可能性が出てきたようにも思われます。
 以前書いたように、年内でロシア、イラン、ベネゼエラ等反米資源国家において、資源貿易の決済をドルからユーロ等他通貨へのシフトが完了するようで、2007年にはドル暴落の可能性が高まり、アメリカの覇権が弱まる可能性が高いようです。その間隙をぬって何か動きがあるかもしれませんね。

 下記を読んで、ちょっとそんなふうに思いました。
日本軍事情報センター「北朝鮮崩壊→大量難民恐れ 半島の「安定」最優先の中国」



 また、今回中国も北朝鮮に手を焼いたらしいことは、下記にありました。
「日本外交が試された国連非難決議案」

 北野幸伯氏によれば、中露とも現在、国連重視主義を目標としているそうで、アメリカのように一人暴走して各国から白い目で見られないよう注意をはらってるそうです。なぜなら両国は、アメリカ覇権没落を必然と見ていて、国連重視がアメリカ覇権没落後の世界でのイニシアティブを取ることを見越した戦術だからだそうです。
 今回困惑させられたミサイル発射問題によって、駄々っ子北朝鮮金正日体制を、早くにつぶそうという思惑が中国政府(共産党)内に出てきても、不思議ではないですよね。
 で、もしそのような思惑が中国にあるのなら、北朝鮮の生殺与奪権を、対米はじめ外交のカードとして使う可能性も高いですね。
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by darsana-te2ha | 2006-07-16 17:40 | 世界情勢
2006年 07月 12日
北朝鮮への制裁決議について。補足。
 7/10に書いた『北朝鮮への制裁決議について。』の補足です。
 暫くミサイル関連のことを書くまいと思ってましたが、ロシアの思惑が気になって、また書いてしまいました(苦笑)。

(ロシアの立場)
 今回のミサイル騒ぎで北東アジアで緊張が高まり、日(台米)中で軍拡競争になれば、ロシアも中国向け武器輸出で儲けられるんですよね。ロシアはアメリカの覇権衰退を望むものの、もうしばらく自国の武器ビジネスで儲けてからでいいや、ってスタンスでしょうかね。ゆえにロシアも、北には暫く崩壊することなく日本への挑発をしていってほしいでしょうね。
 これで日本がMD購入に引き続き更なる武器をアメリカから購入すれば、日中が軍拡競争となり、両国の経済的負担となって国力の伸びが停滞するでしょうから、相対的に極東でのロシアの力が高まっていくってわけで、中国向け武器で儲けられる上に、願ったり叶ったりの漁夫の利かもですね。

 ここ(「北の打ち上げ花火に舞い踊る人々」)に書いてあること、激しく頷けます。
 そっか、将軍様から子ブッシュ大統領へのバースデープレゼントの花火7発だったわけね(笑)。9月には安倍長官の誕生日もあるそうで、将軍様はやっぱそこでも何かプレゼントを用意してるのかな?(爆)
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by darsana-te2ha | 2006-07-12 03:43 | お金、政治
2006年 07月 10日
日銀福井総裁、その後いかがお過ごしですか?
 北朝鮮ミサイル騒ぎですっかり影が薄くなったw福井総裁、その後いかがお過ごしですか?

 森永卓郎氏によるこれ読んで、さすがにアタマ来ました。

 いやあ、ここのところ分が悪かったニッポン新自由主義化推進派の擁護に利する絶妙のタイミングで、テポドン騒ぎが起きましたね。

 自分も、ミサイル関連のことばかりを書いたり考えてたりしてて、ちょっと反省。

(7月15日追記)
 日銀福井総裁による確信犯的日本不況化政策については、リチャード・A.ヴェルナー氏の著書に詳しいようなので、現在読んでます。アタマん中整理され次第、当ブログにも書こうと思っております。

 80年代バブル期に故意に銀行への貸し出しを増やし、その後90年代になって、市中に回る現金を故意に少なめに誘導した(それこそが90年代のケインズ的政府政策が失敗した大きな原因の一つだったそうです。そのことによって、日本が新自由主義社会へ舵を切るための土壌が醸成されていった。)、日銀内の実務責任者が福井総裁だったそうです。
 しかも彼が日銀総裁になることは30年前から内定してたとか。竹下大臣らとともに外資への日本企業売りのお先棒を担いでいたのが福井総裁だそうです。またそんな福井氏に日経の記者はじめ日本のメディア関係者は頭が上がらないらしい。なんせ、日本のお金の根本の蛇口のひねり具合を調整できる日銀トップの一人ですから。福井総裁を責めると、彼らが勤める新聞社や電波会社に災難がふりかかる可能性が高いそうです。
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by darsana-te2ha | 2006-07-10 20:32 | お金、政治
2006年 07月 10日
北朝鮮への制裁決議について。
 日本が国連安保理で提案してる北朝鮮への制裁決議を、アメリカは本音としては望んでないのではと思われますが、如何でしょうか。
 ここで制裁強化したら、北は近いうちにつぶれてしまう可能性が非常に高くなります。
 アメリカとしては、少なくとも2010年あたりまで北を生かし、今回のようにたまに日本への恫喝デモンストレーションをやってもらってたほうが、在日米軍が日本にいやすくなるし、日本国憲法の改正はしやすくなるしで、都合がいいでしょうから。
 今回のミサイル発射で、日本への恫喝(グアム移転費3兆円負担と米軍再編に向けての日本の世論形成)が成功したので、アメリカとしては、昨年9月に始めたマカオ金融制裁の目的達成が、偽ドル製造への圧力とともに、ほぼ達成出来たんではないでしょうか。

 『米軍再編』によって対中国軍事包囲網を2010年ごろまでに完成させてから、中国経済のバブルを人為的に崩壊させ、台湾か北朝鮮がらみで中国にちょっかい出す、というのがアメリカのシナリオのようですから。
 中国に経済力がある程度ついたところで、アメリカの世界最強の軍事力を使って中国政府を弱体化させ、今の日本のようにバンバン米国債を買って喜んで貢いでくれる国にさせないと、アメリカの世界覇権は終わりになってしまうでしょう…。
 日本の国連安保理常任理事国入り問題と同じで、日本に味方するフリして、アメリカは今回の国連での日本の対北朝鮮制裁決議案を、中露に拒否権発動させて見殺しにすると思われますが、如何でしょうか。

ここに関連した内容の記事が…)
 

 もう一つ、今回アメリカの本音であろう制裁決議案反対を、中露が主張しているのは、なんでだろーな?と考えてみたんですけど…。中露とも冷戦構造下で北と友好関係を結んできた過去があるのですが、他にも

・国境を接する中露両国としては、北が崩壊して、混乱が自国に及ぶのは困る。
・ここでアメリカに恩を売っといて、今後再び俎上に上がってくるであろう、イランの核問題で、アメリカに圧力をかける。

と、こんなとこなのではないかなと。ま、私ごときの推察なんで当たってるかどうかは、わかりませんが…(笑)。いずれにせよ、見えないところで、駆け引きや取引があるんでしょうな。ヒル国務次官補(副島隆彦氏によると国務次官補というのは、名前からするとあまり偉そうではありませんが、実質的にこの地域のアメリカの管理実務責任者だそうです)のあわただしい動きを見ていても、なんとか極東での政治的イニシアティブを確保しておこうとするアメリカの並々ならぬ努力が垣間見えます。

 この問題に限らず、自国の覇権を維持しようとする米国と、米国の覇権を弱体化させようとする中露+EU(特に独仏)とのせめぎあいが今後激しくなってくるのでは。日本はアメリカにくっついていったら安心だ、なんて言ってられなく日が近く来るかもしれません。皆さんお楽しみにw。

 このまま日本がアメリカにくっついてって、米中が衝突した場合、米軍の前線司令部(今度座間に移転してくる予定の陸軍第一軍団司令部)がある日本も戦場になるようなので…。
 そのような事態はなんとしても阻止しないといけませんね。一日も早くアメリカの属国的地位から自主独立国・日本へ、舵を切っていかねばと個人的には思っています。


(追記)
 ヒル次官補による中韓日露で根回し外交によって、最終的にどんな落としどころをアメリカが考えているか、じき見えてくるかと思いますが、仲介役の中国に花を持たせつつ、『飢餓に苦しむ北朝鮮市民への“人道的見地”から』なんて理由でもくっつけた金融制裁解除と引き換えに、六カ国協議に北を復帰させるってことになるんでしょうか(=北朝鮮が心底望んでいる米朝直接対話は先延ばし)。
 つい先日まで、グアム移転費3兆円に疑問を呈する意見が多かったのに、ミサイル騒ぎ一発で勇ましい意見が急激に増えた日本も怖いですね。ってか情けないですね。昨年の衆院選のバカ騒ぎから、ちっとも変わっておらんねw。
<北朝鮮ミサイル>ヒル氏、中国提案の6カ国協議の会合支持 | エキサイトニュース


(補足2)今回のミサイル騒ぎでのロシアの思惑に関してを中心に補足をこちらに書きました。
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by darsana-te2ha | 2006-07-10 15:35 | 世界情勢
2006年 07月 07日
北ミサイル発射で、各国首脳は七夕短冊になんて書くんでしょうか?w
 北ミサイル発射ですが、下記のニュースを見ると結局、アメリカのミサイル売り込みのための、デモンストレーションだったんすかね。
 米軍再編グアム移転費で大騒ぎした世論やマスコミも、高いお買い物なのにもかかわらずミサイル騒ぎの直後でダンマリを決め込むハメに。

YAHOO NEWSより。
(以下引用)
MD配備計画を前倒し=北ミサイル発射で-防衛庁方針

 防衛庁は6日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、米国と協力してミサイル防衛(MD)システムの配備計画を前倒しする方針を固めた。レーダーなど弾道ミサイルを探知・追尾する監視態勢に比べて手薄な迎撃ミサイルに重点を置いて導入を急ぎ、現行計画で2011年度までとなっている配備の完了を可能な限り早める。 
(引用以上)


 これで金ちゃんのマカオ金融制裁もじき解除かな? もしくはグアム移転費3兆円が国会で正式決定されるまでは、このまま制裁持続か? 秋口にもう一回くらいズドンとやってもらったほうが、グアム移転費承認が国会で通りやすいし、アメリカの軍産複合体には嬉しいのかもね。予算もデカイし与党政治家へのキックバックもはずむのかな?
 ただ制裁を続けたままで秋まで北が持つのかどうかは『?』。これはアメリカも計算外だったのかも…。小泉サンが国会延長しなかったツケか(呑気にプレスリーを唄ってる♪場合じゃなかったのかもw)。

こんな見方もあるようです。)

 また、経済制裁決議に消極的な中ロ両国に対し批判が出ていますが、北と国境を接する両国としては、更なる制裁強化で北が崩壊した場合のリスクが高いんじゃないでしょうか。難民やら軍部の暴走やらがあったら、一番困るのは中ロと韓国でしょ。日本も影響受けると思うけど、北東アジア全体が不安定になる可能性が高いので、要注意ですね。

 今回の1発だけでなく7発いっぺんのミサイル発射は、
『マカオの口座凍結で北の崩壊が現実味をおび、軍部が暴走しそうですよー』
ってメッセージかもしれませんし。かつての東欧やソ連の共産政権崩壊前にも、へんなが動きあったのを思い出してしまいました。

 アメリカの「工場」であり、また赤字であるアメリカ財政を支えるために、その膨大な貿易黒字でアメリカ国債を買い支えている北東アジア(日中韓)に於いて、北を巡って有事となり混乱が広がれば、アメリカの経済もその影響でガタガタになりかねませんよね。
 そうなれば、イラン攻撃どころかイラクやアフガンで戦争なんかしてる場合じゃなくなるんで、今後アメリカとしてはどんな選択をとってくるのでしょうか。実をとるか名をとるか…。対中軍事包囲網が完成するまでの、日本への恫喝実行隊である北朝鮮を、アメリカは少なくとも北京オリンピック開催時までは生かしておきたいはずです。ここで北に崩壊されるのは、アメリカにとって想定外の事態になってしまうのかもしれません(その面では米中露は利害が共通してるのかも)。
 
 米朝はじめ日中露韓各国首脳は今年の七夕の短冊にどんなお願いを書くんでしょうかね?
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by darsana-te2ha | 2006-07-07 21:22 | 世界情勢