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2006年 08月 30日
やはり、アメリカは身から出た錆で自壊するのかな。
ノーム・チョムスキー 「アメリカのコロンビア二重政策 - 麻薬というアリバイ」より
(引用開始)
コロンビアは70年代末に一大コカイン生産国となった。なぜか? なぜラテンアメリカの農民は、自分には必要のないコカを栽培するのだろうか? 答えは「南」の諸国に押しつけられた政策の中にある。欧米先進国とは逆に「南」の諸国は市場開放を迫られ、特に補助金を受けたアメリカ農産物の輸入によって農業は壊滅状態となった。農民は、近代経済の掟に従った「合理的生産者」となるよう、つまり輸出作物の生産への転換を行うように求められた。そして農民はまったく合理的に、コカやマリファナなど最も換金価値の高い作物への転換を行った。別の理由もある。 1988年にアメリカはコーヒー農家に対して、相場水準の維持協定を破棄するよう強制し、コロンビアの主要輸出産品であったコーヒーの価格は40%下落した。収入が落ちこみ、飢えた子供をかかえたコーヒー農家が北米ドラッグ市場に活路を見出したからと言って驚くにはあたらない。第三世界に押しつけられた新自由主義政策が、麻薬取引増大の主要な原因の一つだったのだ。アメリカの麻薬取締り政策も一枚かんでいる。取締りのために比較的害のないマリファナからコカインなどのハード・ドラッグに需要が移ったため、コロンビアはマリファナ生産をやめ、高収益で持ち運びしやすいコカインの生産に集中するようになった。
(引用以上)


山手國弘さんのサイトより
(引用開始)
アメリカの場合、南北問題で一番弱っているのは、コカインの問題です。コカインは南北の衝突の現われですね。アメリカとかヨーロッパが、中南米をプランテーション農業のように、モノカルチャーのような形で、一方的に現地の人たちの生活様式を破壊してしまったために、貧困の状態になっているんですね。しょうがないので換金作物に頼るしかない……ほかのモノカルチャーもアメリカやヨーロッパの大企業にプランテーション農業で押さえられていますから。非合法のものしか残っていなくて、しかもてっとり早くお金になるコカインに走ってるわけです。ですからあれは南北問題なんです。累積債務も確かに南北問題ですが、その裏返しですよね。

これはアメリカとしても、もう誤算をしているんです。コカインを取り締まっても意味はない。モノカルチャーを壊して、本来の自然発生的な農業、林業、漁業、自然発生的な手工業、そして自然にバランスした農村とか都市をつくることに力を貸さなきゃいけないんです。元に戻してあげなければいけない。 コカインをつくっているのはペルーで、それを精製しているのがコロンビアという図式になっていますよね。中南米の人は、アメリカもヨーロッパも都合のいいところではお金を貸しても、根っこにおいては助けてくれないことを知っていますから、非合法な活動をするんです。解放区をつくってしまう。そのことは、さすがに西欧社会から派遣されているローマ法王庁の牧師たちも、もう西欧的な教会の原理では救うことができないと見極めて、第三世界的な、毛沢東思想的な解放神学を掲げて政治運動にまで走っているでしょ。明らかに南北問題は、全地球上に火がついているんですよ。単なるイラクの問題だけではない。そうなると困るのはソ連もアメリカもECも、表面的には日本も同じなんですね。先進国は全部それに巻き込まれる。
(引用以上)


 中東での“テロリスト”掃討にしても、南米からの麻薬の問題にしても、結局自分で作った問題であるにもかかわらず、そこを自覚しないまま、表面的な“敵”をぶっ叩くことしかしてこなかったことのツケが回ってきてるってことでしょうね。
 たまさかお金と技術力を持ってたので、強力な軍隊を使って恫喝することで、問題の本質的解決を先延ばししてきたわけですけど、今やレバノンやイラクの様を見ると、核を使って広範囲な地域を破壊し核汚染するか、局地戦で敗退するかのどちらかしか、恫喝による結論はあり得ないのではないでしょうか? イランと仮に戦争をやっても、ミサイルで何か所かを破壊は出来ても、戦略的に勝ち目が無いようですし。このままだと2007年からのイランの原油決済のユーロ化は不可避なのかもしれません。おまけに今ブッシュがぶってる「有志国によるイラン制裁」に日本をはじめとした同盟国も巻き込まれれば、アザガデン油田はじめイラン国内の石油権益を中露に易々と持ってかれてしまい、アメリカが画策する石油を使った中国封じ込めが失敗する可能性も高くなるでしょう。

 アメリカにおける政治と企業との癒着、インサイダーもひどいものがあります。日本の商慣習に対して、フェアでないとアメリカは批判してきましたが、少数のエスタブリッシュメントによる身内至上の公私混同の政治経済運営ほどアンフェアなものは無いと思いますけどね。イラクの復興にしても、チェイニーのハリバートン始め現政権の中枢たちの関係する企業(ブッシュ家御用達投資会社カーライルが深くからんでる)が中心にやってますからな。ひどいもんです。また、ニューオーリンズの水害問題で明らかになったような、米国内の貧富の格差と麻薬問題による内部崩壊の可能性も充分にあります。

 先日書いた、タイのお坊さんの予言のように、2010年のアメリカ覇権崩壊に向けて秒読みが始まったのかもしれません。
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by darsana-te2ha | 2006-08-30 16:13 | 世界情勢
2006年 08月 29日
次のdecadeに向けて。野望(?)
 まだ4年あるけど、2010年代に向けて、環境と食糧の問題を真剣に取り組まないときけないかもですね。特に中国。今のままだと環境汚染が大変なことになりそうです。しかも空も海も日本とつながっています。日本の技術力を媒介に、中国の環境や農業の改良に何かできないものでしょうか。

 アメリカに知り合いもいたりするので、日中米共同で何かできませんかね。アートや音楽もちょっとからめつつねorz。
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by darsana-te2ha | 2006-08-29 13:00 | 日中関係
2006年 08月 27日
中国共産党と道教について、の続きです。
 8月10日に「中国共産党と道教について。」について書きましたが、今回はその続きです。最近気になったネット上の記事からの引用を主に…

http://8706.teacup.com/uedam/bbsより
(引用開始)
 中国人は、「現代化」の基点をアヘン戦争に置いているようです。
 日本人がペリーの来航に置くように。
 前者が1840年。後者が1853年。ほぼ同じ頃です。

 で、どちらも、アングロ・アメリカン帝国による「ウェスタン・インパクト」でした。
 以後、日中とも、文明論的には、ウェスタン・インパクトへの応戦史です。
 明治以後の日本の半島・大陸進出も、中国の清帝国の崩壊と、その後の内乱、毛沢東・共産党中国の誕生も、すべて「応戦」と考えることができます。

 (中略)

 ところが、問題は、この「現代化」です。
 アヘン戦争以来、国家的に目標とした「現代化」ですが、中国人にとって「現代化」とは何か。

 「アヘン戦争以降、受動的であれ能動的であれ、中国人はずっと一貫して現代化の道を探ってきた。しかし、長い間にわたって、現代化は「西洋化」あるいは「ヨーロッパ化」とみなされていた。中国人にとって、現代化を追求する道は耐え難く苦痛な道であり、希望と幻滅の繰り返しである。」

 要するに、西洋化のことです。

 で、中国人が西洋化するとは、どういうことか。
 物質的問題では、1967年生まれの趙氏は、それ以前の中国人の世代と比べて、あまり不安を覚えている様子はありません。チアンさんよりも一回り若い世代です。毛沢東時代も体験していません。毛沢東ユーゲントになるには、若すぎました。
 鄧小平による理念的・経済テイクオフ以後の世代です。

 で、そのポスト毛沢東世代は、何を問題視するか。
 というと、

 「現代化は先進国を模倣し自分の司法システムを再構築することでもない。現代化は本質的な文明の変革、ヒトの心の変化、文化のすべての転換である。」

 趙氏が、中国・現代化の本質が、物質化にあるのではないことに気がつきました。
 超高層ビルを建て、外貨準備を世界一にし、最先端のクルマを乗り回すことが、即・現代化ではないことに気がつきました。
 人の心の問題である、と。
(引用以上)

 道教的な環境を含めた他者と自己との合一という考え方と、現代の物質至上社会との矛盾をどうやって解消していくのか、そのために自己観を改める必要性と僕は捉えましたが、いかがでしょうか。
 引き続き同ページからです。
(引用開始)
というわけで、中国は目下、環境汚染と、水不足という大問題に直面したようです。

 地球の生態系の問題としては日本人も中国人も、たちまち問題の性質を理解でき、共闘できるでしょう。
 しかし、それを阻むのが、ウェストファリア体制の中での、主権国家問題です。すなわち、「バランス・オブ・パワー」問題。
 その具体化が、靖国神社問題。

 ウェストファリア体制のなかで、国家を定義するのは、3つの要因です。
 主権、国民、領土。

 中国と日本が歴史を通して馴染んできた律令システムが、近代ウェスタン・インパクトの挑戦を受けて、ともに苦渋の道を歩みました。
 今後、両国は共闘できるのか、それとも、対立を続けるのか。
(引用以上)


http://mediacapsule.ne.jp/purplejade/より
(引用開始)
この中に、最新レポートの東北三省のことと、

 中国の留学組みと、国内組みの、就職戦線が触れられています。

 本来中国には、 やるべき仕事がメチャクチャあるはずなのに、
 大卒者やMBAの取得者が、職にあぶれています。

 農村復興と、 環境問題。 これだけでも、一体どれだけの仕事があるのでしょう。

 ホリエモンや村上ファンドみたいなのが、格好いいと、皆が考えているのでしょうか。

 品質を改善し、商品価値を上げる。

 農村を美しい、リゾートに変える。

 環境汚染を出さない技術導入したり、中国独自に開発し、それを各企業に
 導入していく。

 これらは、自分の国の開発に関わる意識の問題です。

 隣国の私たち日本人には、本当に、やるべきことが多いです。

 海も空も、繋がっていますしね。
(引用以上)


http://www.snsi-j.jp/boards/bbs.cgi?room=sample1より
(引用開始)
儒教とユダヤ人は、どちらも自然に逆らって考えている。
道教と老荘は自然でもって、儒教に反抗する。
自然に逆らって考えている人と、自然にしたがって思っている(感じている)人は常に対立する。
(引用以上)

(僕個人的には儒教を“自然と相対立する悪しきもの”であるとはしませんが…。ユダヤの問題にしても、先日カバリスト・ルリアについて書きましたように、シオニストと分けて考えるべきかと思っています。ただ自然と相対立する、二元論的価値観には未来が無いと思います。)

 「中国共産党と道教について。」で山手氏のご発言を引用したように、中国共産党が実際に『郷村自治運動に基盤をおいている中国共産党の思想基盤の中には、表に出してないけれど老子の思想がある。民衆の郷村自治の哲学のようなもの、これも本体論、オントロジー(Ontology。主客一如/当ブログ管理者)なんです』、ということであるなら、環境問題や、格差による人心の荒廃について、真剣に取り組んでいってくれることを望みます。どちらも隣国である我が国にも関係してくる問題でありますゆえ。また日本の技術や人材で可能なことがあれば、うまく協力できるといいんですけどね…。

 もう一つ、人のあり方の問題もあるようですね。現代物質社会と、儒教圏の伝統的な社会のあり方との整合性。とりあえず日本は明治来、小室直樹氏のおっしゃるような「天皇教」で乗り切ってきたものの、資本主義が来るところまで来てしまった現在、内外から圧力がかかることで、アングロサクソン的な個の競争社会への移行を試みていますが、いま一つなじめないことが露わになってきてます。また明治来のやり方では完全に行き詰ってしまってるようです。
 個人においても社会や国家においても、外部・環境からの声をいかに、きめ細かくフィードバックできるかを問われているように思われます。
 私のようなおじさんは知性も感性も鈍ってきてますが、若者たちの感性と知力で、なんとかいい方向に持っていけないものでしょうか? 単に旧来の仕事の枠に人をはめ込むのでなく、自然や社会からのナマの声を受け取る感性を高め、実際に具体的な対処をしフィードバックしていけるテクニックを身につけた人材の育成をしていけないものでしょうか(内容がやや漠然としててすいません…)。それは国内はもとより世界的に貢献できる人材の育成だと思いますし、これこそ営利を追求する民間よりも行政府がバックアップして行うべきものだと思うのですが。
 ミサイルやら何やら軍事費のことばかりが取り沙汰されることの多い昨今ですけど(アメリカによる無理やりの準戦時体制だからやむを得ないのかもしれないが…)、もう少し別な角度からアジアや世界を見る目や、国のお金の使い方が育っていくことを希望します。(太字=当ブログ管理者)

(櫻井某や中西某、古森某らが盛んに中国の軍事的脅威を煽りたてているけど、そんなことより現在の日中両国にとっての最も重大な懸案は、中国の環境問題ではないでしょうか? 勇ましいこと言って軍事費ばかりにカネかけるより他にやることないのか?と言いたいっす。かの人たちは軍事産業からリベートでももらってんのか?)
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by darsana-te2ha | 2006-08-27 17:36 | 日中関係
2006年 08月 22日
アメリカ崩壊は4年後らしいです。
 アメリカの覇権崩壊について何度かこのブログでも書いてきましたが、科学的根拠を元にしたものではありませんが、下記のような説がありました。
 たまに引用もさせてもらってる「ロシア政治経済ジャーナル」の読者からのメールを引用するコーナーの中で、タイの徳の高いお坊さんの占いというか予言によると(よく当たるそうです)、アメリカ崩壊は2010年だ、とありました。

 結構当たってそうですけどね。アメリカの手引きによる極東における戦争が起きる前に崩壊してほしいわ。現在、世界の中の最大のテロリスト国家はアメリカとイスラエルですからな。日本は早急にアメリカに変わるマーケットを東アジアに構築していくべきだと思います。
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by darsana-te2ha | 2006-08-22 23:44 | 日米関係
2006年 08月 19日
パティ・スミスが
レバノン爆撃についてのメッセージをサイトにアップしたようですね。カナ(今回子供たちが多数爆死したレバノン南部の町)についての新しい歌もダウンロードできます。

http://www.pattismith.net/news.html

静かな怒りが伝わってきますな。

(私の身の回りにいる日本の若い詩人さんたちはなぜ沈黙を続けるのか? そのわけを聞かせてほしいんですが…。)
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by darsana-te2ha | 2006-08-19 03:12 | いろいろ感想文
2006年 08月 18日
シオニスト・ネオコンに我田引水されたカバラ思想の巨人ルリアについて。-3
「シオニスト・ネオコンに我田引水されたカバラ思想の巨人ルリアについて。-2」からの続きです。

 引き続き、「カバラーの世界」パール・エプスタイン著 松田和也訳 青土社刊より引用します。

(引用開始)
 ルリアによれば、個人的な瞑想におけるカバリストの責務は、今や宇宙さえも包含している。浄化された謙遜な精神がひとたび神聖な源に専心すれば、それは新たなる力をもって下降し、下の諸世界に至る。そしてそこに住むあらゆる存在、花や鉱物、悪霊などを含む物質の滓から、聖なる火花を回収するのだ。この目的のために、アリ(ルリアの別名)は全く新しい精神集中の体系を創始し、その精密な精神演習を、毎日の祈りの文字や句に付するカヴァンノト(特定の視覚化を示す鑑賞の象徴)という形に描いた。
 この訓練を行うには肉体と精神のこの上なき純粋さが必要であったため、アリはこれと同時に矯正(ティクン)と呼ばれる過程を創始した。師家から弟子へ個人的に手渡されるこの術式は、弟子の魂の欠陥を取り除き、その魂に映るすべてのものを浄化する道を準備するために整えられたものであった。

 先述の佐藤優氏が指摘していた「神の収縮」は、要点のみの記述でわかりにくいかもしれませんが上記から導き出されたものです。更に引用を続けます。
 だがこの(ルリアの弟子たちが集まる)寄宿舎での実験は、<子獅子>(ルリアの弟子たち)の家族らの些細な世俗的問題に関する口論によって不首尾に終わった。アリはこの知らせに痛く失望したが、弟子たちは共同生活をやめてもなお個々の修行を続けた。やがて彼らは各人の知識の範囲と霊的な発展の度合いによって二種の範疇に分かれていったが、アリ自身は、彼らは実際には全員が一つの大きな有機体の成員であり、その有機体は全員の霊的な希望と大志を代表するものである、という観念をさらに深化させようとしていた。このイメージを常に心に置きながら、隣人の善のために祈れ、と彼は<子獅子>たちに説いた。そうすることで、自分自身を愛したり気遣ったりする以上に隣人を愛し、またそれ以上に全イスラエルを愛するように喚起したのである。その祈りは「イスラエルのために、イスラエルに置いて、イスラエルと共に……」献身すると謳う。アリ自身は弟子たちにあらゆる被造物を別け隔てなく愛するように言っていたが、この祈りによって不注意にも、カバラーの信仰と修行の大きな特徴であり、またその後二百年もの間続くことになる民族主義的な立場を導入することになってしまった。また、サバタイ・ツヴィ(1626年トルコ生まれ。自らをユダヤのメシアを自称し、その後オスマン・トルコ皇帝によって投獄されイスラム教に改宗/当ブログ管理者)の破壊的な偽救世主運動への扉を開いたのも彼の「民族主義」に他ならなかった、という者すら存在する。
 だがアリ自身は、すべての被造物を例外なく愛していた。昆虫や芋虫のようなものすら嫌悪することなく、こうしたものもまた霊魂の輪廻の途上であると説いたのである。魂をもたぬ物体ですら、彼の目から見れば霊の言語を通じて交流可能なものだった。それゆえに、ルリア派の祈りの言葉は全て、それを文字どおり解釈しようとするあらゆる努力を超越する秘儀を含んでいるのである。(中略)アリの体系においては、真の祈りは純粋な人間によってしかなし得ない。この純粋な人間は<神>を讃美するために口を開かずとも、すでに宇宙の<王冠>(“セフィロト[生命の樹]”の最上部であり、至高・無・超越・言葉の象徴/当ブログ管理者)の無限の領域にの中にいる。さるほどに、アリは単純・謙遜・慈悲などの美徳をバヒヤ(11世紀のユダヤ教神秘主義者/当ブログ管理者)やコルドヴェロ(ルリアとほぼ同年代のカバリスト。1522~70年/当ブログ管理者)以上に強調したのである。こうした美徳を自ら実践して示すことで、アリはツファット(ガリラヤ湖の北に位置する、ルリアと弟子たちが住んでいた町/当ブログ管理者)の共同体を鼓舞した。(中略)
 シナゴーグに入る前に、弟子は慈善のための寄付を匿名で行い、それから頭と腕に聖句箱を縛り付け、朝の祈りの間中それを身につけておく。前日の行動と思考を心の中に詳しく述べた<子獅子>は、自分が生き物を傷つけることがなかったかどうか、徹底的に確認する。アリによってカインの魂の子孫であると(殺生を犯してしまったという意味でしょう/当ブログ管理者)見抜かれた弟子は、食卓にナイフを置くことも許されず、体や衣服についたダニやシラミすら殺してはならなかった。(太字=当ブログ管理者)
(引用以上)

 上記引用文にもあるように、ルリアは古代インドのジャイナ教並みに殺生を禁じていたようです。自らが善であれば殺人も厭わないというアメリカのネオコンですが、もし佐藤優氏がおっしゃっていたように、ルリアの宇宙観をもとにその思想を築いたというのであるのなら、それはルリアの言葉の本質を無視して我田引水的に利用をしただけなのではないでしょうか?
 ただ、被差別民族としての苦しみの中で、日常的に悪や神について自問自答せざるを得ないユダヤの民の心に、ルリアの悪についての考察が響いたであろうことは容易に想像できます。そういった意味ではルリアに対するシオニストの“誤解”も、ユダヤ人を長年差別し続けたヨーロッパの歴史と不可分なものなのかもしれません。そうだとすればイランのアフマディネジャド大統領による、シオニズム・イスラエル問題はアラブ・パレスティナではなくヨーロッパで解決すべしという発言も、あながち間違った意見ではないように思われます。 


 今や実質シオニストに乗っ取られてしまった軍産複合体国家アメリカは、戦争をやっていかないと経済的に立ち行かなくなってしまってるんでしょう。戦争中止イコール経済崩壊です。
 藁をもすがる思いで、戦争遂行の理由付けが欲しかったのだろうと思いますが、ヤラセ疑惑も囁かれてる9.11も含め、目的のためなら手段を選ばずで、自らの暴力を正当化するためには利用できるものはなんでも利用してしまえ、という姿勢には大きな疑問を呈せざるを得ません。

 アメリカ支配層周辺の人たちの多くが信仰していると言われるキリスト教原理主義と共に、ネオコンは神に近づくために最も大切な心のあり方とされる、ルリアの言う「謙遜な精神」を見失ってしまっているようです。
 ここのところ彼らがとっている唯我独尊的行動を見ると、住民たちが利己主義に走ったことによって神に滅ぼされた街―ソドムとゴモラを彷彿とさせられるのは僕だけでしょうか…。

 実際にユダヤ人たちの間からも、シオニズムやイスラエルの建国について批判的な意見が出ているようです。
 「シオニズムを批判するユダヤ人たち」より
(引用開始)
「ユダヤ的遺産は明白であり、間違えられようがない。それは変わらずに続いてきた。一方、シオニズムは特定主義であり人種差別主義であるのに対し、ユダヤ教=ユダヤ主義は普遍主義であり人種統合主義である。

ユダヤ教はキリスト教やイスラム教と同じく一神教であり、つねに道徳的選択と人間と創造主の間の精神的結びつきを代表してきた。そこには狭量な排他主義の入る余地はほとんどなかった。それに対しシオニズムは、土地へ執着し、しかもその土地は2000年もの間ユダヤ人には属していなかったのである。

(中略)

「現代のパレスチナにあるユダヤ国家は、聖書や聖書預言によって正当化されるものであるというシオニストたちの主張を支持するものは、『旧約聖書』にも『新約聖書』にもないということに私とともに研究している者たち全てが同意している。更に聖書預言という“約束”は、ユダヤ人やシオニストだけではなく全人類に適用されるべきものである! “勝利”“救い”という言葉は本当の聖書の意味としては宗教的・霊的なものであって、政治的な敵を征服するとか崩壊させるとかいう意味のものではない。」

「『新約聖書』を信じるキリスト教徒であるならば、もともとそこに住んでいた人々から政治的、また軍事的力によって奪い取ってつくった現代のイスラエル共和国を、キリスト教徒の信仰の神の“イスラエル”と混同させてはならない。これら二つのイスラエルというものは完全に対立しているものなのである。」
(引用以上)


 ユダヤ教に限らず、仏教、キリスト教に於いても悪は、善へ導くための逆説的な方便としてのみ有効なのではないでしょうか。自らが恣意的に策定した“悪”を駆逐するために、暴力をも厭わないシオニスト・ネオコンやキリスト教右派による利己的な終末思想・選民思想を信奉する連中に、それなりの結末が待っていることを信じております。
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by darsana-te2ha | 2006-08-18 12:23 | シオニスト・ネオコン
2006年 08月 17日
シオニスト・ネオコンに我田引水されたカバラ思想の巨人ルリアについて。-2
「シオニスト・ネオコンに我田引水されたカバラ思想の巨人ルリアについて。-1」からの続きです。

 それでは、ルリアの生前はどんな人物だったのでしょうか。アメリカ在住ユダヤ人カバラ研究家によって1978年に書かれた「カバラーの世界」に、彼についての逸話に多くのページが割かれております。

 「カバラーの世界」パール・エプスタイン著 松田和也訳 青土社刊より

(引用開始)
(8年間にわたる修業中)ナイル河畔の小屋に一人籠もり、五日間ぶっ続けで研究と瞑想に打ち込んだ後、ようやく安息日になって町中の家族の許に戻ったのである。さらにその後も、祈りと断食、そして『ゾハル』(『光輝の書』13世紀スペインの神秘学指導書)だけを友とする生活が続いた。こうして二年が過ぎるころ、預言者エリヤが幻視の中に現れ、個人的に秘儀を授かるという体験をする。(中略)さらに、彼は他人の顔や行動、未来の考えに至るまで、その人と実際に会う前に判ってしまうという能力まで身についたのである。この夜の集会の間に、輪廻転生のすべての秘密が明かされ、アリ(ルリアの別名。彼のイニシャルを組み合わせた名/当ブログ管理者)は「古い魂」と「新しい魂」を区別することを覚えた――彼は他人を見て、即座にその霊的な進化や退化を読み取れるようになり、蝋燭の炎の中に未来を見たり、義なる人の魂を見定めたり、彼らと会話したり、または共に学んだりすることすらできるようになった。(中略)アリ自身はあまりにも世俗を超越していたため、そのメッセージを書物に著すには、もっと活動的で現実的なヴィタル(ダマスカスで啓示を受け、ツファットに赴きルリアの弟子になった学者兼ラビ。1543~1620/当ブログ管理者)のような人間の援助が必要だったのである。
「[自分で書物を書くことは]不可能である、何故ならすべてのものが互いに関係しあっているのだから」、かつてアリはそう言った。「私が何か語るために口を開くだけでも、常に海が堤防を決壊させ、洪水を起こすような感覚を味わう。ならば、如何にして私は自分の魂が受け取ったものを表現し、それを書物に書き留めることができようか」。カイム・ヴィタルは、講義のメモを取ってはならないという制限の下で、ルリアの全体系の片言焦句に至るまでを、煇しく統一の取れた全体にまとめ上げた。
(引用以上)

 輪廻転生まで出てきて、まるでインドの聖者のようなルリアですね。インドに限らずイスラム神秘主義の聖人のあり方とも共通する部分を持った瞑想の大家であったようです。そしてガリラヤ湖の北のツファットでの12人の弟子たちとの共同生活の中で、“人と<神>との間に立ち塞がって偏在する善と悪の混じり合いについて考え始めた”(前掲「カバラーの世界」より)ようです。
 ルリアは弟子たちの霊的進化のために悪の問題と格闘し、そこから「神の収縮」という考え方が導かれたようですね。それはネオコンが考えるような物質的な暴力を肯定するような神学ではなく、瞑想の中での微妙な心理をコントロールするための処方箋のようなものであったわけです。
 ただ、言葉にできない感覚を言葉にする過程で、後にシオニズムに結び付けられたような象徴言語を使ったことによって、後世大いなる誤解を招かれてしまったのではないでしょうか(ユダヤ教徒でもない自分がこのようなこと申し上げるのは僭越なことかもしれませんが…)。これはルリアに限らず、言葉になった教義を後世の人々が解釈する際に、解釈する人の心の在り方が反映されるゆえだろうと思われます。具体的な状況で、具体的な相手に、具体的なアドバイスとして発せられたはずの言葉がテキスト化され、相手も状況も抽象化されたことによって生ずる齟齬です。

「シオニスト・ネオコンに我田引水されたカバラ思想の巨人ルリアについて。-3」へ続く。
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by darsana-te2ha | 2006-08-17 16:41 | シオニスト・ネオコン
2006年 08月 17日
シオニスト・ネオコンに我田引水されたカバラ思想の巨人ルリアについて。-1
 先日、佐藤優氏による「国家の自縛」を読んでいたら、ネオコン思想の真髄だろうと思われることが詳しく書いてありました。氏はなかなか鋭いところを突いておられるようです。
 しかし特に下記引用部分後半は、オーム真理教の所謂「ヴァジラヤーナ」とパラレルな自己中心的で強引な世界観に思えてならないのですが、はたして、ネオコンの総帥といわれる在米ユダヤ人思想家アービン・クリストルが引用したというカバラ思想も、そのような唯我独尊的な思想だったのでありましょうか。

「国家の自縛」 佐藤優著 産経新聞刊より
 (引用開始)
 クリストルはユダヤ思想、イスラエルとの関係についても、相当踏み込んだ記述を展開していて、先ほども述べましたが、二十世紀におけるユダヤ教の秘密の教えである「カバラの知恵」研究、とくに「神の収縮」概念研究の第一人者とされるショーレムにも言及しています。「神の収縮」概念と言われるとイメージが湧きませんが、ユダヤ・キリスト教文化圏では、「善である神が世界を創造したのに、現実世界には悪が存在する。仮に神が悪を創造したとするならば、神に悪が存在することをどう説明するか」という深刻な難問(神議論あるいは弁神論)が存在します。これに対する理論整合的な回答の試みが「神の収縮」なのです。
 どういうことかというと、全能の神は、初めは全世界を覆っているのですが、人間と世界に自由を与えるために、自発的に収縮してしまうのです。この神が収縮してしまった空間に出来たのが「この世界」で、そこで一部の人間が恣意的に振る舞うので悪が生まれ、神が収縮した後に残された空間は物質の世界なので、そこでは世界は唯物的に、つまり「力の論理」で動くことになります。他方、神が収縮して内在している世界は厳粛に存在しているのですから、ここまでを含めて考えるのならば、神は存在するのです。従って、唯物論的な「この世界」と神の存在が矛盾することなく説けるのです。
 ちなみに、神が収縮した「この世界」において、悪を放遂することにより、神が収縮する以前の世界を回復することも理論的には可能になります。トロツキズムの世界革命の思想構造は「カバラの知恵」で考えられている神の国の実現に非常に近いのです。
(中略)
 私が見るところ、ネオコンは十分神学的な課題で、要するに、何らかの「正しい理念」が存在するならば、それは彼岸ではなく此岸(この世界)で実現されなくてはならないというユダヤ教、キリスト教に流れる一つの潮流がクリストルの思想に端的に現れています。
 その逆が「正しい理念」を彼岸にのみに認め、それとの合一を説く神秘主義です。
 そして、ネオコンの思想は、この世は「悪」なのだから、「悪」の中で「正しい理念」を実現するためには、暴力の行使や殺人を含む措置は一定の条件下では「悪」とは言えなくなるという社会倫理と結び付きます。もちろん「善」として積極的に是認することはできないので単純な聖戦論にはならないのですがね。文学の世界で言うならドストエフスキーが「カラマーゾフ兄弟」の中で描いた「大審問官」の問題ですよ。
(引用以上)


 そもそもユダヤ教における神秘思想や神秘修行は、地中海周辺に勃興した他宗教と同じく、古代より連綿と続けらてきているようです。その流れの中、「カバラ」という名は12世紀半ばに南フランスで始まったそうです。その後ヨーロッパから中東にかけて、元々あったユダヤ教神秘主義と融合しながら広まっていったようです。
 クリストルが参考にした「神の収縮」概念を提唱したのは、16世紀にエルサレムで生まれたイツハク・ルリア・アシュケナジ(1534~1572年)です。それまでの伝統的なカバラに新たな解釈を加え、後のユダヤ教全体に大きな影響を与えた人物でした。

「Books Esoterica-13 『ユダヤ教の本』」 学研刊(引用部分は藤巻一保著)より

(引用開始)
 前項で見られたように、神の創造はエン・ソフ(神の流出が始まる前の宇宙が未生の状態/当ブログ管理者)から始まる。カバラやユダヤ教哲学では交じり気のない神性の合一体と考えられていたが、ルリアはこの伝統的なエン・ソフ観に大胆な変革をもたらした。
 彼のエン・ソフの中に、後にセフィロト(一者である神から流出した下位の多的世界のこと。“生命の樹”と呼ばれるカバラ独特のシステムによって解釈されている/当ブログ管理者)的流出の過程で展開するはずのもろもろの神性とは“異質”の要素──すなわち、悪の要素が混在していたと考えたのである。(太字=当ブログ管理者)
(引用以上)


 16世紀に現れた、カバラ及びユダヤ教の変革者ルリアとは、どんな人物だったのかを中心に 「シオニスト・ネオコンに我田引水されたカバラ思想の巨人ルリアについて。-2」に続きます。
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by darsana-te2ha | 2006-08-17 01:21 | シオニスト・ネオコン
2006年 08月 16日
大東亜共栄圏遠くになりにけり。
 昨日の終戦記念日、小泉首相の靖国参拝問題で大騒ぎでしたね。
 僕が子供のころ、都内の繁華街に行くと、お金を恵んでもらう手足を失われた元兵隊さん(多分職業軍人さんではなく、徴兵された一般の方だったんだろうと思いますが)を思い出します。不自由な身体で思うように仕事も出来ず、やむを得ずやってらしたことなんでしょうね。今あらためて思うと悲惨な光景でした。ほんの少し前の此処日本の光景です。自分は直接の戦争体験はありませんが、レバノンでの出来事を見てもわかるように、戦争が起こるとそういうことが当たり前になってしまうんですよね。好戦的なプロパガンダに載せられてる一部の今の若い人たちはそこいらへんわかってるのかなあ、と思うことがあります。

 ところで、戦前的なことは全て悪として教育を受けて来た世代ではありますが、個人的には大東亜共栄圏の思想って素晴らしかったと思っています。しかし今や日本では親米が「右」になっちゃいましたからなぁ。まあ、昭和天皇が親英米派だったからやむを得ないんかなあ…

 戦前の共栄圏は、軍事力をバックに天皇を中心とする家族主義をアジアに広めようとした、その押しつけナショナリズムによって失敗したんだろうと思われますし、そのことは反省しきれないほど反省すべきことだと思っております。しかし、アジア───特に東アジアの基層にある文化の共通性を礎にした東アジアの国々による対等な関係としての文化経済圏を築いていけないものでしょうか…それこそが英米(アングロサクソン+シオニスト)による覇道文化に対抗でき得る亜細亜王道文化再興への最善の方法だと思うのですが。
 ただ、昨日のメディアの報道を見てると、実現には今から30~50年がかり、へたすっともっとかかるかもしれないと思ってしまいました。

 小泉首相の姿勢、行動には大いなる疑問を感じておりますが、今般の靖国の問題によって、日本の伝統と明治近代化における天皇制や国家神道、戦後社会等との矛盾があぶり出される可能性があるかもしれないと思いました。



(↑こんなこと書くと江田島ランドパワー・シーパワー論受け売りの批判が来てしまうでしょうかw。)
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by darsana-te2ha | 2006-08-16 13:47 | いろいろ感想文
2006年 08月 11日
「ネオコン」(備忘録兼ねて)
 “ネオコン”についてのHP発見。ううむ、妙に納得。ちょっと古いソースで既にご存知のかたもいらっしゃるかもしれませんが、日本も含め世界で今起こってることの元じゃないでしょうかね、これ↓って。

http://www.gameou.com/~rendaico/bushco/neocontotrokkizm_history.htmより。

(引用開始)
 アーヴィング・クリストルやノーマン・ポドーレツらは、第四インター系の社会主義的世界同時革命を捨て、アメリカとイスラエルが手を組みシオニズムを旗印に世界支配を企てるという理論を創造していった。この理論が次第に影響力を持ち始めネオコンを形成していくことになった。

 この論理は、世界同時的社会主義革命で世界を「解放」しようとしたトロツキー思想の化身したものに他ならない。トロツキズム的「世界革命」の論理をストレートに国際金融資本の「世界革命」へと転じさせた思想を支えとしている。

 目的や理念のためには手段を選ばない現実政治主義を特徴としている。政治のマキャベリズムに通暁し、グローバリズムや自由主義だけではなく、利用できるものは「愛国主義」や「反テロリズム」から「大イスラエル主義」や「宗教右派(キリスト教シオニスト)」まで手当たり次第に利用するところに特徴がある。

 ネオコンは空理空論家ではない。9・11以降の世界史は、むしろ国際金融資本勢力による「世界革命」が進行している過程にあると考えられる。ネオコンが推進している「世界革命」を第4次世界大戦と呼ぶ人もいるぐらいである。そのネオコン=世界革命家が利用している最大でかつ最強の手段が、米国の権力機構である。彼らは、米国や米国民がどうなるかについは、支持を得る手段としての口先とは違って、本質的に関心を持たない。世界革命の推進力として米国権力機構を最大限に利用することにのみ主眼がある。

 ネオコンは革命の夢想家では無い。石油と軍事を中核にした利権屋でもある。但し、単なる利権屋とすると見間違う。彼らは利権屋でありながら、世界的に普遍化すべき理念・価値観・制度・政策を持っている。そのような理念・価値観・制度・政策を現実化することこそが、最大の利権になるとも考えている。

 ネオコンの思想及び政治哲学には、ユダヤ主義的な「選民選良知的エリート」による愚民支配社会が前提にされている。彼らはかっての「革命の輸出」に代わって「戦争の輸出」を辞さない。それが如何に暴力的過程を通ろうとも、エリートによる愚民支配には正当性があると考えている節がある。

 ネオコンは政治プロパガンダの果たす役割の重要性を的確に認識している。それは情報コントロールであり操作として立ち現われる。従って、ネオコン登場以降のメディアにはジャーナル性が失われており、迂闊にその喧伝に振り回されるのは愚昧である。今やそういう時代に突入していることが知られねばならない。
(太字=当ブログ管理者)
(引用以上)

 うがった見方かもしれませんが、レバノンでの悲惨なニュースを目隠しするための、カムフラージュ用のヤラセだったりしませんか、今回のテロ未遂発覚。

 欧州の株も下がったそうで、空売りで儲けた、政府周辺のインサイダー疑惑ユ金融関係者とかもいたりして…。儲けたカネをイスラエル軍支援のため送金、なんてね。
 なんてことまで妄想してしまう、最近の米、イスラエルの強引な動きです。


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by darsana-te2ha | 2006-08-11 11:20 | シオニスト・ネオコン