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2008年 01月 30日
おさらい:世界のマネーをかき集める為のアメリカの騙しのテク。日本もすっかり騙され脅されスラれました。
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 これまでも何回か引用させていただいたブログからですが…

熊谷弘オフィシャルサイト:Kuma-Log 08’日記1/26より
この金融システムが完成するためには、世界中のマネーの流れが自由になることが前提である。このため米国は、あらゆる手段を行使して他国の内政に介入し、その意思を貫徹していった。水野さんが「帝国化」と呼ぶゆえんである。

この(引用者注:’90年代以降のアメリカを中心とした金融)システムが有効性を維持し続けるためには、外国資本が継続的に米国に流れ込むことが必要であり、かつ今度は、米国資本はこのマネーを使って米国が国内において、資産価格を上昇させて儲けを上げ、同時にその経常赤字を越える収益を自らの外国向け投資からあげることが不可欠である。

こうしたことを可能にするように米国政府はありとあらゆる手段を行使し、米国資本も又証券化、デリバティブ、プライベット・エクィティなど、その技を洗練させていった。
つまり、頭の悪い奴から金をまきあげるウデを磨いていったのである。


だが、しかし、2007年夏を迎えて、この手口がほころびをみせ始める。
果して、米国及びthe English countriesは、さらに技を進化させて、再び延命を可能にするのか、それとも長期低落の道を辿るのか、実に大きな転機にさしかかっている、とだけは言えるだろう。

 世界中のカネ集めの合法性を装う為の具体的方法として、下記のような手法をとってきたそうです。
「ロシア政治経済ジャーナル ソロスの歴史的発言とアメリカ危機」より
・高金利 (ゼロ金利の日本からどんどん金が来る)
・米国債 (日本や中国がどんどん買ってくれる)
・株 (外国人がアメリカ企業の株を買う)
・不動産 (外国人がアメリカの不動産に投資する)


等々。


 ITバブルが弾けた2001年以降は不動産関係が投資先(即ち世界のマネーをかき集める為の仕掛け)の中心になったそうで、とうとうとても返せる見込みの無いだろうと思われる年収層にまでにカネを貸すサブプライムローンまで登場も、しかし、「手品」のネタも尽きてきたのか…
新井信介のホームページ「京の風」: 今日からダボス会議「世界経済の不確実性」より
アメリカは、初めから焦げ付くのを分かっていたからこそ、自分一国にリスクがかからないように、それらの債権を証券化して、世界中にばら撒いたのです。

 日本でやった処理方法は、先刻十分承知で、不良債権のリスクを、破綻前に、事前に世界全体に負担させる仕組みを作りながら、 「911」以後、世界中から資金を集め、アメリカ経済を回復させ、そこに、途上国から物を輸入したり、あるいは、拡大した金融市場の資金を海外投資してきました。


 アタマが良くて、欲の皮がつっぱらかって(笑)、しかもそのことに何の罪悪感も感じず、かえって神の恩寵だと感じる人たちが考えることですからなー。私なんぞは足元にも及びません。敵ながらあっぱれですね。
(太字は全て引用者)

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by darsana-te2ha | 2008-01-30 00:06 | お金、政治
2008年 01月 29日
ダボス会議あれこれ。IMF理事が財政出動圧力発言。環境問題についてもちょこっと。
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 前回に引き続きダボス会議がらみです。例によって今回も辛口コメントです…(笑)。

 IMFの専務理事が暗に日本へ財政出動の圧力をかける発言してますね。2月9日のG7を念頭にこれまでの財政再建至上路線の変更を日本政府に迫ってるのでしょうか。

世界経済の問題解決、財政政策の補完が必要=IMF

 IMFストロスカーン専務理事のダボスでの発言だそうです。名指しはしてないものの、一部の国の通貨の不均衡や貿易黒字の問題は是正されるべきと記者団に語った、ってこれ正に日本と中国のことでは? しかも「金融政策は非常に重要だが、それだけでは問題は解決できない。全体像を視野に入れなければならない。これには財政政策も含まれる。」だそうです。

 2月になったら、これまでの財政出動絶対反対のマスコミの論調が変わったりしてね(笑)。財務省の誰かを生贄として人身供与して、これまでの財政再建路線からの変更の責任とらせてから財政出動する、なんてシナリオかなー、なんて素人的には予想してます(笑)。
 欧米的には、オマエ(日本)んとこで需要を作ってオレら(欧米企業)の製品を買ってくれないことにゃ商売上がったりなんだよ。しかもこれまで円安でしこたま輸出で稼いでんだろ、ちょっとはお返ししろよ、てなとこでしょーか。
 安くなった日本株を外資を中心としたファンドがおいしく買い占めたところで、財政出動発表なんですかね? 仕掛けを作った政官の皆さんは、儲けの見返りもしっかりもらえたりするのだろーか。



a0054997_027770.jpg もう一つの話題は、ダボス会議にイノセ副都知事が出席だそうで。竹中元大臣ともどものダボス会議出席は、日本の富を外資に捧げたことへのご褒美なんでしょうか? 邪推をすれば『国際金融資本の中でのヒエラルキー的地位を、日本人としては特別に高いものにしてやるから、今後も我々国際金融資本・グローバル企業の利益になるよう、日本の政治家・マスメディアを監視・恫喝せよ』ってなとこなんでしょうかね(ーー;)。もしそうならば、石原都知事とイノセ副知事って、ちょうど子ブッシュ大統領とチェイニー副大統領のような関係だったりして…、どうでしょ。

 ところで今夜の「報道ステーション」で、ダボス会議での福田首相のスピーチをご批評あそばしたイノセ氏しでしたね(笑)。上記にあるように高速道路利権の外資売りで国際金融資本からお墨付きをもらったのか、ちょっとした上流階級気取りの匂いがしてしまったのは、ワタシだけですか?
 地方の経済の危機も大変だが環境問題はもっと大変だ、その解決は資金力と技術力のある東京都が率先してやるから、つべこべ言わず我々の言うことを聞きなさい、と言ってるとしか思えないイノセ氏の物言いに下記のことを思わず連想してしまいました。

「創業夢宿ライブ」 山手國弘氏のご発言より(こちらでより長文の引用がご覧いただけます)。
そこで世界戦略中枢は、(世界を)牛耳るための戦略的な道具を(東西冷戦から環境問題に)切り替えた可能性があるんですよ。今、見てください。超大国はすべて環境問題でひっくりかえっていますよ。環境問題は下手をすると人類全部絶滅する可能性があるから、環境問題をテコにすれば、全世界の国家も、企業も牛耳れる。国家も企業も環境問題というとグウの音も出ないから。それを自在に操ることを考えてる。
()内は全て引用者注

 環境問題は解決すべき問題だと思います。しかし今のCO2温暖化犯人説は原子力利権がからんでるというし、マスメディアを使った大規模なプロパカンダによって、我々の思考能力を麻痺させて、別の形の汚染物質(核廃棄物)を地球のそこかしこにばら撒こうとしてるとしか思えません。そんな今の環境問題に対するグローバル企業や国家レベルでのやり方には、ちょっと違和感を感じています。
 経済活動全般も含めた我々の生活の仕方、物の考え方を大幅に変えていかないと人類はほんとにヤバいと思います。二酸化炭素というスケープゴートに惑わされること無く、広範なアイデアと議論を地道に戦わせることで、我々自身が抱えた問題点を炙り出していくべきではないでしょうか?
(太字は全て引用者)

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by darsana-te2ha | 2008-01-29 00:03 | いろいろ感想文
2008年 01月 27日
福田首相のダボスでの発言。こんなこと発言してたら、月曜日に日本の株が再び下げてしまいませんか?
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(※画像はTBSニュースのものです。)

 さっきやってたテレ東のニュースで福田首相のダボスでの発言。
 内容の趣旨としては、日本は内需を拡大させ、そのことで格差を是正しなければいけません。しかし財政出動はやりません、ってことでした。

 内需拡大による格差是正はわかりますよ。しかし民間にまかせてれば、お金の分配が公平に行われます、ってことを首相は単純に信じているのでしょうか? そもそも国内経済が弱含みで資金需要が無いから金利が低いわけで、資金需要を必要とする実需を国内に作っていかないことには縮小均衡へ向けたデフレスパイラルは続いていってしまうのでは。
 日本が恐慌に陥らなかったのも中国やアメリカの外需があったからでしょう。しかしバブル崩壊でそんな外需も、これまでのような規模は期待できないはずです。
 国内に有効需要を作り、経済のパイを大きくすることで税収を伸ばしてくって発想は無いんですかね? 大田経財大臣同様、供給側の効率を過信するという自民清和会所属議員の限界ってことなんでしょうか。

 ここのとこの「改革」による官から民への流れの中で格差が広がってきた、ってことを首相はちゃんと理解してんのですか? って思ってしまいましたが…。今日の発言も、国内の実体経済よりグローバルな金融市場にジャパンマネーを流出させることに現を抜かしてるとしか思えない、ここのところの日本政府の愚策の延長のようです…。
 もしかして、確信犯的に日本への資金流入を妨害して、そのカネをアメリカに流す為の発言だったのでしょうか? 日本が、マネーの流れのイニシアティブを掴めるチャンスだっつうのに、みすみすそのチャンスを自ら手放そうとしているとしか思えません…。

(タイトルに書いた「下げ」予想は、できれば外れることを期待しますが…)
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by darsana-te2ha | 2008-01-27 02:19 | いろいろ感想文
2008年 01月 26日
私たち人類はどこに向かおうとしているのでしょうか?-2
 「私たち人類はどこに向かおうとしているのでしょうか?-1」からの続きです。

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 同じ島田師の言葉で、電気エネルギーは宇宙ができた時から存在していたが、人間が電気として発見し使用するまではその存在が知られていなかった、という言葉がありました。
 また、イスラム教神秘主義者である「スーフィー」たちが好んでとりあげる、ムハンマドの生前の言行を弟子や信者たちが収め纏めたという「ハディース」の中に下記のような一節があるそうです。文中の「私」というのは、神(宇宙)のことです。
私は隠れた宝庫であった。私は知られることを欲した。
それゆえに私は宇宙を創造した。
(ラレ・バフティヤル著 竹下政孝訳「スーフィー イスラムの神秘階梯」平凡社刊 p23より)


 またラビ・バトラ氏の「サーカーの予言」(ラビ バトラ著、ペマ ギャルポ・ 藤原 直哉訳 )にあるように…
(P96より)
現在、世界経済は富める者によって、その構造自体に
腐敗や強欲や貧富の格差など致命的な問題を抱えてしまっている。
人為的にいくら取り繕ったところで、
この腐敗した構造に
大手術のメスが入ることは避けられない。

いずれ、アメリカ発の大暴落が世界全体に打撃を与える日がやってくる。

多くの権力を持った者が失脚し
多くの富める者がその富を失うだろう。

というのも、今のいわゆる「グローバリズム」や金融のあり方が、宇宙の『意』や法則から著しく逸脱した利己的なものであるがゆえに、自己破滅は免れられないであろうということだと思いますし、今は根本には手をつけず小手先の処理をアレコレやっているようですが、利己的で搾取的な金融や経済運営をこのまま世界で行っていけば実際に大混乱は免れないだろうと思われます。
 それは、所謂陰謀論者の言うような、巧妙で狡猾な悪知恵に長けた所謂『シオニストユダヤ』や『国際金融資本家』であっても、この地球というか宇宙に存在し活動している以上、宇宙の『意』や法則からは絶対に逃れられないという厳然たる事実と真理があるが故でしょう。
 旧約聖書にある「ソドムとゴモラ」の話は事実なのだと思います。「神を信じる」「聖書を信じる」というならば、「ソドムとゴモラ」のような多くの市民たちの利己的なふるまいによって神が滅ぼした町々のことを,よく肝に銘じるべきでしょう、と金融関係者や権力者たちに声を大にして伝えたいですね(笑)。
 もしその声が届かず彼らが利己的なふるまいを今後とも続けるようであれば、宇宙の『意』や法則(=神)からのそれなりの結果が待ち受けているはずです。より宇宙の『意』や法則に沿った「自己と宇宙が一体である(万物が平等である)」という考えと行動を我々がとって行くことが出来れば、所謂「秘密結社」や「爬虫類人」は怖れるに足らずだろう、です(笑)。

 以下「私たち人類はどこに向かおうとしているのでしょうか?-3」に続けます。
(太字は全て=引用者)

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by darsana-te2ha | 2008-01-26 19:56 | 目に見えないコト
2008年 01月 26日
私たち人類はどこに向かおうとしているのでしょうか?-1
 金融がらみの問題等について書き込みしちゃってたもんで、インターバルが長くなってしまいましたが、新年早々に書かせていただいた「2008年年頭に考える。これからの世界や人類の変化の方向性について。」からの続きです。

 先日引用した「人間という立場の重視、ヒューマニズムですよね。これは宇宙においては錯覚ではなかったか、という考えが出てくると思うんです。人間がもつ自然物という原則から逸脱しがちになりますよね。ひとり合点になる。」 ということについて別の角度から、やはりヒトという種がナゼ地球上に現れたかの解釈と合わせて書かれているものを引用・ご紹介します(ワタクシ如き、知性低き煩悩の塊たる凡夫には、手に負えかねる問題ではあるのですけど、理解の出来る範囲で考えてまいりたいと思います)。

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 既にご存知の方もいっらしゃるかもしれませんが、島田明徳師という武道と氣による鍛錬を行ってらっしゃる方の著作からです。私個人的には非常に納得できる内容となっております。アプローチの仕方は異なりますが、先に引用させていただいた山手氏とも共通する事柄をご説明されているのではないでしょうか。

『「悟り」の意味』 島田 明徳著 地湧社刊より(引用がちょっと長くなりますが…)
(p70~73より)
 犬や猫、猿といった動物は人間のような意識をもっていません。俗に言う、本能の働き(法則的な働き)で活動しているわけです。とりあえずここでは、本能と呼ぶものが、すべての法則の「因」として働く宇宙の『意』だと思ってください。私たちの身体で言えば、細胞の活動や、内臓の働きといったものがこの本能の働きと言えるわけです。
 この本能によって行動しているうちは、宇宙のことは理解できません。なぜなら、本能による行動とは法則的であり、宇宙の『意』に同調して行動しているといえる状態ですから、宇宙の『意』を認識するのに必要な、宇宙の『意』と相対する状態とはいえません。その状態であり続けるかぎり、宇宙の『意』を認識することはできません(←引用者注:人間と言う意識体が誕生する前の地球の状態のことですね)
 とすると、宇宙の『意』を認識するためには(相対する状態をつくるためには)、どうしてもその宇宙の『意』から離れる必要があります。つまり、法則的な本能に従って行動している状態から、自分の意志によって行動をできる状態にならなくては、宇宙の『意』を認識することはできないのです。法則とは、ある特定の拘束された状態ということですから、それに相対する状態とは、拘束されていない状態つまり、自由な状態ということです。ゆえに、宇宙の『意』を認識するには、人間のような自由意志をもつ意識が必要なのです。これが、人間に自由選択権が与えられている理由です。

 もちろん、自由意志をもってると言っても、勝手気ままに行動してよいということではありません。あくまでもこの自由は、宇宙自身を認識するために必要なものであって、その「目的」を無視した行動は、それなりの結果が生じてくるようにできています。自分勝手な行動をしていれば、病気やその他、生活をしていく上で苦しい状況が自然に生じるようになっているのです。自分の意識の源である宇宙の『意』こそが、本来の自己そのものなのであって、そこから離れた(それを知らない)状態というのは、偽りの自己(見かけの自己、本当の自分の一部分)なのです(引用者注:古来インドではそれを「マーヤ(幻覚)」と呼びました)。
 偽りの自己の状態を続けていても、自分本来の能力が十分に発揮できるはずがありませんね。自分にとって都合の悪いことが生じてくるのは当然です。
 このように、自由に選択できる意識をもたされた人間であっても、宇宙の『意』から離れた状態を続けていくことはできません。軌道修正をせざるをえなくなるのです。これもまた、宇宙の『意』による法則の働きなのです。
 矛盾してるようですが、宇宙の法則は一つではありません。一つの法則から離れても、別の法則によって何らかの拘束は受けているのです。たとえば、人間の場合、自由に選択できる意識を与えられていても、身体の働きは宇宙の『意』に従うよう、法則による拘束を受けています。
 このように宇宙の法則は、物理的なものから精神的なもの、また、さまざまな意識のレベルに応じていくつもの法則がからみあって機能しています。そして、宇宙の『意』とは、これらにさまざまに働く法則の源(「因」)なのです。
 まことに複雑ですが、人間の意識の源である宇宙の『意』を認識するためには、一時、宇宙の『意』から離れた状態(宇宙の『意』を感じられないような状態)が必要だけれども、しかし離れたままではいられないのです。なぜなら宇宙の『意』を離れた状態から宇宙の『意』を実感し、認識するのもまた宇宙の『意』による働き(法則)だからです。
 人間に与えられた意識は、さまざまな進化を経て、動物レベルの意識から自分の意志を自由に働かせることのできるレベルまでに高まってきました。それは、宇宙が自らを認識するために進化させてきたのです。ゆえに、その進化を経て、宇宙の存在(自分の源=『魂』)を認識できるだけの意識をもった人間は、いつの時代においても「自分とは何か?」「自分はどこから来て、どこに行こうとしているのか?」という根源的な問いかけを、自分に向けざるをえないのです。そしてその答えは、「自己と宇宙が一体である(万物が平等である)」ことを実感すること、つまり「悟る」ことで得られるのです。


 以下「私たち人類はどこに向かおうとしているのでしょうか?-2」に続けます。
(太字は全て=引用者)

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by darsana-te2ha | 2008-01-26 19:17 | 目に見えないコト
2008年 01月 23日
嗚呼金融植民地ニッポン。現状と今後についてのメモ。
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「船井幸雄.com|船井幸雄のいま知らせたいこと 『まずは事実を知り、肯定からはじめよう』」より引用(保守系の月刊誌『ぺるそーな』からの再引用になります。)
ゼロ金利はアメリカの都合で強いられて来た。金利を上げれば、アメリカに回っていた資金が還流する。2000年のG7でこんなことがあった。とき蔵相・宮沢喜一がルービンの後任ローレンス・サマーズに申し入れる。
 「日本の金利を4%に引き上げたいんですが・・・」
 サマーズはこれを一喝のもとに斥(しりぞ)ける。スゴスゴ引き下がる宮沢を見送り、サマーズは言う。
 「オイ、見ろ。あいつはオレのいうことなら何でも聞くんだ」

 のちにサマーズはハーヴァード大学の学長になった。
前首相・小泉鈍一郎は、一億円もかけたテレビ・コマーシャルで呼びかけた。
 『インベスト・ジャパン!』
 日本に投資せよ!というが、日本にカネはダブついている。それが自らの政策の不備から行き場を失っている。おまけに外国の大手投資ファウンドは日本の銀行から安い金利でカネを借り、日本の資産を買い占めている。
 そのころ外人記者クラブで、一人の青年と思わぬ出会いをした。
数年前、アメリカで調べものをしたおり、助手に雇ったユダヤ系の青年だ。コロンビア大学の研究室で助手をしていた。
 「あれ、日本で何をしているの?」
 「ファウンド・マネージャーをしています。土地や債権の買い占めです」
 「なんだ、日本買い占めの先兵かい。儲かりますか?」
 「儲かるなんてもんじゃない。ウハウハですよ。だいたい日本の銀行家は金融工学の何たるかを知らない。土地を担保にカネを貸すだけなら、猿でも出来ますよ。バンカーで御座いなんて言って欲しくないね」
 「日本のカネを安い全利で借りて日本を買い占めてるんだな」
 「そういうこと。小泉はどうかしているよ」

 心底、愉快そうに笑った。小泉を演出しているのは財務省だ。もともと小泉は「大蔵族」で、これほど大蔵コンプレックスの強い首相も珍しい。
 ゼロ金利もさることながら、問題は日本が抱え込まされた膨大なアメリカ国債だ。官民合わせて300兆円分を超えると目される。これを主導したのが大蔵省だ

 財務省(大蔵省)批判は拙ブログでも以前書きましたが、90年代末に省庁再編で分割された後は特に、国益は二の次で“強きにおもねり弱きを挫く”財務省(大蔵省)のようですね。

 いわゆる金融ビッグバン発祥国イギリスが、今回のサブプライム問題で経営難に陥ったノーザンロック銀行を実質国有化するとかで、10年前にあれだけ喧伝された、『日本の金融を正常化するのに金融ビッグバンが必要である論』の行き着く先が、今回のノーザンロックの破綻に現れていませんか。
 今後米英を中心とした金融機関の不良債権問題が更に深刻化するようですね。実体経済から離れた巨額の抽象的な数字が飛び交うだけのグローバルな賭場でギャンブルやってんのか? としか思えなかった行過ぎた金融の自由化は自壊を招いてしまうようですな。

 ここのとこの世界同時株安は、アメリカを中心とした金融会社がサブプライムローンの損失穴埋めのために、世界中からの資金を引き上げていることから起きているとか。
 藤原直哉氏によれば、レバレッジかけまくりの色んな金融資産(船の運賃の先物まで含まれていたそうです)が、サブプライム問題をきっかけとした損失穴埋めのための現金化のために売られ始めてるそうで、世界的な信用収縮のスタートの段階が現在だそうです。投機的に先物などで買われていた金や原油もそこに含まれているので、金や原油といった実物資産の値段も今後しばらくは値下り傾向になっていくそうです(信用収縮の影響が今後実体経済にも出てくるようなので、それなりに覚悟と準備が必要なようですが…)。

 関連して、成る程なと思える下記のようなご意見もありました。
「新井信介のホームページ「京の風」: 人類社会に、どんな運命が?」より
ただ、本当に、今回の事態で、私たちは、考えないといけません。

 食料とエネルギーを、 家庭・隣組・町内会・市町村などの、各段階で、
自給自足できる体制・・・自給圏ネットワークを作ることを、今後の日本再生の、
基本としないと、 人間個人の生活に、未来が創造されてきません。

 通貨を中心に考えると、今後も、 私たちの生活は、企業活動(雇用・株式・税収)と、
官僚(特権意識)、国(法律)、投機資金 との間で、前後左右に、翻弄され続けます。


 この「翻弄」は、足場を失っていく、弱者の実生活と、心を壊します。
 今は、まだ、この分野での発言や活動に、手が回りませんが、
 こちらも、きわめて重要な問題です。

 まずは、日本人の出発点の確認作業です。

(太字は全て引用者)

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by darsana-te2ha | 2008-01-23 13:40 | いろいろ感想文
2008年 01月 22日
アメリカの覇権崩壊と世界の多極化はほぼ確実だそうです。
 ここでも何度か書いてきましたが、ドルとアメリカの覇権崩壊と世界の多極化はほぼ確実らしいです。日本もその経済力の規模からすると、多極のうちの一極にはなれるようです(だからと言って多くの日本人が幸せになれるかどうかは今の時点では「?」ですが…)。
 前回書かせていただいた大田大臣はじめ、最近ここにきて急に日本の経済が二流になったと喧伝しているのは、株を下げてから大量に買い込み、上がったら売り抜けてひと儲けしたいアメリカ系国際金融資本の手先の方々のようです(6~7年前に株価が7千円になる前に同じように日本はダメだとホザいてた方々と同じ類の方々でしょう)。ここのところのNHKバッシングともども情報戦の一種なのでしょう(NHKを民営化させて自分たちの勢力圏に組み入れ、日本人の洗脳をより強化し金儲けをしたい面々によるもののようです)。
 日本人は真面目で完ぺき主義で特に他人からの評価を気にするので、ちょっとでも欠点を指摘されると鵜呑みにして右往左往することを分かった上での日本批判じゃあないでしょうか。『失われた10年』以降いいように情報操作されて、そのおかげで国が売られ荒んできてしまいましたが‥‥(泣)。

 ただ、日本の大手マスコミは伝えていませんが、世界はアメリカ崩壊に向けて大きく動き出しているようです。

「ロシア政治経済ジャーナル No.496 2008/1/21号」
より
私は常々「イラン問題はアメリカの天王山」といっています。

なぜか?

アメリカが(原油の決済通貨をドルからユーロ・円にかえた)イランを放
置すれば、他の産油国が「あ~ドル以外の通貨で売ってもおとがめな
しなのね」ということで、ドミノ的ドル離れが起こる。

結果アメリカは没落。



では、イランを攻撃したらどうなるか?

(つまり攻撃し、原油の決済通貨をドルに戻させようとすればどうなる
か?)

まず、中ロは安保理で拒否権を使うでしょう。

アメリカはイラク戦争につづき、国連を無視し理不尽な戦争をする「悪の
帝国」になる。

さらに、中ロは危機感を感じ、以下のように動く可能性があります。


1、ロシアは、ルーブルやユーロで原油を売る
2、中国は、保有高世界2位の米国債を売る
3、中ロは、ドルを売る


そうなると、世界最大の消費国アメリカは没落し、世界恐慌が起こる。

中ロのトップもそれは望みませんから、「イラン攻撃はやめてくれ」と思
っているでしょう。



気がつかれましたか?

「アメリカはイランを攻撃してもしなくても没落するのですか?」

まあ、そういう結論になります。

私は親米ですが仕方ありません。


巨人好きの人でも、「巨人はV9時代と同じくらい強い」といえばウソにな
る。

アメリカの現状もそういうことなのです。



熊谷弘オフィシャルサイト:Kuma-Logより
イラク、アフガン戦争に踏み込んだ米国は大きくつまずいた。経済も又ゆらぎ始めている。好き放題に扱ってきたロシアはいつの間にか復活し、南米も又元気になり、しかもメルコスールを結成して団結して米国の意のままにはならぬ姿勢を示している。加えて中国、インドは目ざましい発展をして自己主張をはじめている。東南アジア諸国も二度と米国の介入をまねくことのないよう外貨準備を積み上げ、結果IMFなどは閑古鳥の鳴く始末である。

中東諸国もオイル・ブームで積み上げた富を武器に自己主張をはじめている。何よりもEUがぐんと力をつけた。EU全体ではすでに米国の経済規模を追い抜き、ユーロの使用量はドルを超えているのである。ヨーロッパはヴィーナスの子と揶揄していたネオコンたちも、黙らざるをえなくなったのである。

 何の疑いも無く対米追従に邁進する政治家さんたち官僚さんたちは、じき大恥をかくことになるのでは。付和雷同で変わり身速く、何ごともなかったような顔をされる確立も高そうですけど…(怒)



 ただ、自民党清和会主流派や財務省、巨大マスメディア等はどうだか知りませんが、政府の一部には状況の変化を見越しての新たな動きも始まっているようですね。
 一つは先日の経済財政諮問会議で、日本の一人当たりのGDPが下がってきていることを取り上げられたそうです(ただその内容が日本経済の金融へのシフトの為、みたいなんだとちょっとどうかなとも思ってしまうのですが‥‥)。
 1993年に世界2位だったものが2006年には20位だそうです。実際一人当たりのGDPの金額も下がっていることが示されています(ドル換算)。

各国の一人当たりGDPと主要産業について(経済財政諮問会議での甘利議員の資料)より
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(画像をクリックすると大きな画像がご覧になれます。)


(太字は全て引用者)

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by darsana-te2ha | 2008-01-22 00:32 | 世界情勢
2008年 01月 19日
今の格差不況の原因が政府・マスコミにあることがよくわかった先日の「報道ステーション」。
a0054997_1613520.jpg 先日(1月18日金曜)の報道ステーションでの大田大臣、僕も見ました。

 この期に及んでも、需要喚起のことは一言も触れず、供給側の生産性のことばかり言っている大臣の発言に、正直アタマに来ました。
 マクロ経済を無視して財政危機をあおるだけの古館キャスターの愚かさ加減にも、空いた口がふさがりませんでしたが(苦笑)。

 今の格差不況は明らかに政治の理解力と指導力の欠如が招いたものであること、そして故意なのか過失なのかマスコミのバカさがよくわかった内容ではありましたが‥(大田大臣は、かの愛人のために官舎を私用した新自由主義イデオローグ御用学者である大阪大学本間教授の子分だっつーからな‥)


 財務省はじめとした政府、そして自公は、特に小泉内閣以降顕著な財政再建タカ派的政策や国内需要を収縮させるだけの愚かな『改革』路線の誤りを国民に対して素直に認め、経済運営の路線を需要喚起の方向大きく変えて行くべきです。自らの誤りを認めず、国内の荒廃させていくだけの収縮均衡衰退国家に成り下がっていることに未だに気がつかないのでしょうか。しかも当初目標としていた2011年プライマリバランス黒字化も不可能だっつうし。
 分母である経済の規模(=名目GDP)を収縮させてれば、分子である税収が伸び悩むのも当たり前でしょう。小学生レベルの計算だと思うのですが、それすらも理解出来ない『優秀な』政治家や官僚、経済学者さんが今の政府にはお揃いのようです。

 実際国内の経済規模の収縮が明らかなことが報道されてます。古館氏はじめマスコミの自称『ジャーナリスト』は下記のようなことを大田大臣にぶつけるべきでしょう。
2007/12/26-16:35 1人当たりGDP、世界18位=先進国下位に後退-06年度国民経済計算・内閣府

 先日コメントいただいた反新自由主義者さんによると国民一人当たりの名目GDPの順位が実際下記のように下がってきてるそうです(「Electronic Journal」より)。
1989年 2位 
1990年 7位 
1991年 4位 ←宮沢内閣
1992年 4位 ←宮沢内閣
1993年 1位 ←宮沢内閣
1994年 2位
1995年 3位
1996年 3位
1997年 4位
1998年 6位←竹中国政参加
1999年 4位
2000年 3位
2001年 5位 ←小泉内閣 竹中入閣
2002年 7位 ←小泉内閣 
2003年 10位 ←小泉内閣 竹中金融担当相兼任
2004年 11位 ←小泉内閣 竹中参議院議員当選
2005年 14位 ←小泉内閣 竹中総務相就任
2006年 19位 ←小泉内閣


もう一つ、上記をアップした後、まるさんからいただいたコメントから下記を流用させていただきました。

神州の泉: 景気対策をすればどうなるのか(小野盛司)より引用
 政府発表は大本営発表で、日経のモデルのほうが、はるかに信頼できることが分かるだろう。この日経NEEDSを使って、もしも2000年から5年間景気対策をやっていたらどうなっていたのかを計算してみた。政府の政策を継続すると、どうなるかは、日経新聞がいつもこのモデルを使って予測を発表しているが、景気対策を行ったらどうなるかは、発表しない。例えば毎年減税と歳出拡大で合計50兆円規模の景気対策を5年続けていたらどうなったかという日経新聞社の予測を書く。予測は5年間しかしていない。

名目GDP
        景気対策を行ったとき  現実
 2000年  549兆円       502兆円
 2001年  573兆円       492兆円
 2002年  609兆円       488兆円
 2003年  646兆円       493兆円
 2004年  679兆円       496兆円
 2005年              503兆円
 2006年              510兆円
 2007年              515兆円

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by darsana-te2ha | 2008-01-19 16:03 | いろいろ感想文
2008年 01月 17日
備忘録:いわゆる地政学、ランドパワー・シーパワーについて。大英帝国の盛衰をネタに。
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 なるほど。下記いずれも勉強になりました。
 ここのとこ個人的にイギリスのロックを聴くのにハマってきましたが、凄く関係ある話題というか。大英帝国の盛衰について(キンクスにそんなタイトルのアルバムがあったな)、地政学から見た考察です。

(熊谷弘オフィシャルサイト:Kuma-Logより)

http://www.kumagai.ne.jp/column/entry.php?entry_pkey=786

http://www.kumagai.ne.jp/column/entry.php?entry_pkey=787

http://www.kumagai.ne.jp/column/entry.php?entry_pkey=788

http://www.kumagai.ne.jp/column/entry.php?entry_pkey=789

http://www.kumagai.ne.jp/column/entry.php?entry_pkey=790


http://www.kumagai.ne.jp/column/entry.php?entry_pkey=792

http://www.kumagai.ne.jp/column/entry.php?entry_pkey=794

 以上は歴史的概観ですが、現状と近未来の見通しについては別の方が書かれた下記が参考になりました。

(田中宇の国際ニュース解説より)
http://tanakanews.com/080115UK.htm
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by darsana-te2ha | 2008-01-17 00:14 | いろいろ感想文
2008年 01月 15日
「911は捏造?」@日本の国会にて。
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 質疑の後半のこれ↓凄く面白かった。これ見てもわかるけど、911テロの背景は確かに怪しいよなぁ。特に飛行機が直接ぶつかっていないWTC第七ビルの見事な崩壊と、テロ被害関連企業株の事前のプットオプションに関して‥。
http://www.youtube.com/watch?v=nhlYD0uguiQ


 下記でも見れます。

国会で911陰謀説が議論される 1/3
http://jp.youtube.com/watch?v=VtvulJId4sI

国会で911陰謀説が議論される 2/3
http://jp.youtube.com/watch?v=JzvkVxqlIL0

国会で911陰謀説が議論される 3/3
http://jp.youtube.com/watch?v=awzrG2cCQuo

 上記の質問された民主党藤田議員に、その後脅しが入っているそうです。
http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2008/01/post-9.html


 質問をされた藤田議員による質疑の趣旨についてのテキストによるご説明です。
http://www.election.ne.jp/10870/37036.html
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by darsana-te2ha | 2008-01-15 00:00 | いろいろ感想文