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2008年 02月 24日
閑話休題。
 不覚にも風邪でダウンしてしまいました。体調も回復してきたゆうべ、NHKの世界遺産の番組でエチオピアの岩窟キリスト教会をやってまして、クリスマスの祭典に巡礼にやってくる農民たちの姿を追ってました。天候のちょっとした差で飢餓とも背中合わせの厳しい環境の中にいる彼らですが、その言動を聞いてると情報と経済に翻弄されて、せわしく日々を過ごす我々とどちらが幸せなんだろうなと思ってしまいました(紹介されてた農民の家族は、片道約1週間の巡礼の旅~約170キロの徒歩の旅~に、持って行った現金はお布施用だけと言ってました。自前の保存食と野宿の旅だそうです)。
 それにしてもクリスマスでの徹夜の礼拝。何千という信者さんたちによる歓喜のコーラスと、唄に合わせてゆったりと左右に揺れるろうそくの火の美しさには感動しました(サハラ以南のアフリカ音楽の躍動的なリズムのイメージとはちょっと違った、ご詠歌みたいなゆったりとしたリズムの賛美歌に、ヨーデルみたいにビブラートをかけた高音を喜びの表現として、合いの手みたいにコーラスにからめるんですけど、その声がなんとも切ないんですよね)。

 エチオピアというと、レゲエのバックボーンになってるラスタファリというキリスト教系新興宗教とかかわりもあって、あとマラソンのアベベ選手ですね、そんなこんなでなんとなく興味のあるところなのです。美人が多くてそこに惚れて日本から移住しちゃった画家さんもいたってw以前聞いたことあるし…。いつか旅ができるといいなと思います…。

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http://www.pahte.com/index.htmlより


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http://www.photographersdirect.com/
buyers/stockphoto.asp?imageid=327291より

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by darsana-te2ha | 2008-02-24 23:37 | いろいろ感想文
2008年 02月 22日
税金1400億円もかけて…
 税金1400億円もかけて漁船も探知できないそうでw。これぞ究極の無駄使いというか軍事オタク玩具では?(製造所から鑑みるに長崎県を地盤とする久間前防衛庁長官との関係も何かあるのでしょうか? 今回、あたごが向かっていた横須賀っつえば小泉元首相のお膝元だし…。マスコミは経世会がらみのドメスティックな土建利権にはすぐ食いつきますが、ここいらのアメリカも巻き込んだ防衛利権の闇に対しては切り込んでゆけるのでしょうか?)。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080219k0000e040001000c.htmlより
◇イージス艦「あたご」

 国内5隻目のイージス艦として、三菱重工業長崎造船所(長崎市)が造船した。05年8月に進水、07年3月に就役し、高度な防空戦闘能力を有するイージス艦としては最新。全長165メートル、幅21メートル、排水量は7750トンで護衛艦の中で国内最大。建造費は約1400億円で乗組員の定員は約300人。母港は舞鶴港で、ヘリコプター1機の格納庫を国内イージス艦として初めて装備した。レーダー波の探知距離は他の護衛艦より大幅に長く、対空では100キロを超え、360度全周で複数の対象の探知、識別、追尾が可能。敵艦のレーダーに捕捉されにくいステルス機能も備えている。


下記、成る程なと思えるこんなご指摘も。
http://amesei.exblog.jp/7309814/より
 仮にイージス艦がインド洋に展開されているときに、高速で接近してくる武装過激派の自爆ボートは接近を察知できないのではないか。これが私がこのイージス艦による漁船撃沈事件を知ったときに抱いた感想です。ミサイル防衛という冷戦型の兵器が、今の非対称戦を主体とする国際情勢の元でどれほどの役に立つのか?

同じブログ(ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報さん)によれば、ワシントンDCの日本大使館に自衛官の武官が駐在してるそうで(吉田正紀という方らしいです)、その人がキーとなって日米軍事一体化を日本側から進めているとか。今回のあたごのハワイでの演習にもからんでいたんでしょうね。

しかし、この事故の報道で沖縄の米海兵隊による暴行事件が影にかすんでしまったは、ちょっとどうしたものか、ですが…
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by darsana-te2ha | 2008-02-22 23:40 | いろいろ感想文
2008年 02月 19日
世界多極化後の複数通貨同士の交換レートをどうするか、ふしぶじゑ日記的に考えてみる
 最近のアメリカの横暴を見聞きすることでアタマに来ることが多かったので、ゆうべはつい熱くなり過ぎてやや血なまぐさいことを書いてしまいましたが(苦笑)、今回はお口直しも兼ね(笑)別の話題で書きます。

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 やはり、ドルとアメリカの覇権の没落は確実なようです。

 次に来るのは、複数の通貨・地域覇権国による多極化した世界、ということになるみたいですね。

ロシア政治経済ジャーナル No.501 「メドベージェフ「ルーブル基軸通貨化」を宣言」より
RPE読者さん以外の日本人がボケボケボケボケしている間に、世界は大きく変化しています。

大きく変化しているというのは、「アメリカの一極支配構造」が崩壊してきているということです。

で、どうして「一極支配構造が崩壊してきているの?」といえば、

「ドル基軸通貨体制が崩れてきているから」となります。


(中略)

これは、自然に起こったことではない。

つまり、人為的に起こっていることなのです。

要するに、アメリカの一極支配をぶち壊し、多極世界を構築したい独仏・ロシア・中国・中東産油国が一体化して、ドル攻撃に動いている。


 もし通貨が多極化した場合、問題になるのが、複数の通貨間の交換レートの決め方です。

 具体的にどういうものになるかは不明ですが、とりあえず金本位制に戻してから、落ち着いたところでいくつかの資源をミックスした資源バスケット本位制にするという話もあるようですが、その場合、資源の無い我が日本は不利な立場になるような気もします。
 で、何を通貨の信用の担保にするか重要な問題ですが、今後その解決のために、世界の多極化の過程で、ユダヤ人の持つ金融の知恵とシステム作りの才覚が、重要となる時期がやってくる気がします。
 ユダヤ人もイスラエル建国という「実地学習」をへて、「迫害する側の論理」というものを学んだはずです。その経験を生かして、自分たちの被害者意識過剰な意識を反省しつつ、世界に貢献できる働きを今後していただきたいものです。旧約聖書の「ソドムとゴモラ」を、もし彼らが本当に信じるというなら、今の所謂先進国(アメリカを始めとしたG8諸国)の過剰なエゴイズムを見て感じるところがあるはずです。

 橘川幸夫氏によるメールマガジン(レター?)からです。
「PERIODICAL[766] マンハッタン・テロ」より
イスラムの概念には「金利」というものがない、ということを以前に教えてもらったことがある。遊牧民たちは、固定的な資産という考えがなく、モバイルな資産しかない。だから、土地や資産を持つだけで利益を膨張させていくユダヤの手法に憎悪を持つのだろう。かつて、ドイツの民族が、ギルドなどの職人意識に根差して生活してのに対して、職人が作った商品を右から左に流すだけで、職人が手にする以上の中間利益を得たユダヤ商人を憎悪したのと似ている。

同上「PERIODICAL[769] マンハッタン・テロ 5」より
ユダヤ人は優秀なんだと思う。現在のPLなどの会計基準はすべて彼らが作ったのだという。近代科学も近代思想も、ユダヤ人なくしてはありえない。インターネットだって、イスラエルで開発して、ナスダックに上場したものがたくさんある。ICQだってそうだ。
イスラエルには徴兵制があるから、18歳ぐらいで軍隊に入る。その時のテストで頭脳優秀な連中は、システム開発に従事させられる。防衛のためのシステム作りが一番重要だからだ。画像処理にしても、リモートセーシングにしても、ネットワーク技術にしても、基本は軍事用途だ。そして、徴兵期間を終了すると、投資家たちが待っていて、彼らに無条件で投資活動をする。新しい技術を開発してナスダックで公開して、その資金を持って、次代の徴兵終了した若者に投資する側に回るというわけだ。見事な社会サイクルである。

同上「PERIODICAL[770] マンハッタン・テロ 6」より
ナショナルなものとグローバリズムとの融合・共生は、21世紀的な課題である。そしてインターネット的な課題である。僕たちが「翻訳センター」という事業を開始するのも、こうしたテーマがあるからだ。そして、この役割の中核を担えるのは、「世界」を知っているユダヤ人だと思う。そして、日本の方法論というものも意味を持つのかも知れない。

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http://www.friendlylab.co.jp/perio/
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http://www.onbook.jp/
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 かの「プロトコール」こと「シオンの議定書」に「他人の思想は、排撃するよりも受け入れて利用したほうが有効である「国際ユダヤ人」島耕一訳・編 徳間書店刊p248より)」とある通り、我々非ユダヤ人がユダヤの人々に対しそのように行うわけです。過剰なユダヤ禍論を信じてる方々にもそのことを問うてみたいのですが、如何でしょうか?


 余談になりますが、多極化後の日本の国際貿易の通貨決済は、以前当ブログで書いたような1980年代に日本で構想されていた「工業製品本位制」が良いのかな、なんて個人的には思ってます。日本製の工業製品の信用力と生産力を担保に、円の価値と通貨発行量を決めていくということです。
 特に勤勉で器用な東アジアの国々は、その国の人口と生産力を通貨の価値とする方向で、貿易決済用の域内機軸通貨として統合していくというのは如何でしょう(ただ、発展途上国の場合、インフラ等の面で明らかに不利となるので、ある生産レベルまではその枠組みから外せるシステムが必要かもしれませんね)。
※)通貨については、いつも読ませていただいている「代替案」さんのこちらに、コメント欄も含め非常に有意義な内容が書かれておりました。貿易決済用通貨と、国内の地産地消用通貨の二本立て案です。

 ま、市井の者のインスタントアイデアなんで、一つの論議の出発点程度に考えていただければと思いますが、上記のアイデアは、「シオンの長老議定書」もヒントにしてます。

「国際ユダヤ人」島耕一訳・編 徳間書店刊p306(「プロトコール シオンの長老議定書」)より
 諸君も承知のとおり、「金本位制」はこれを採用した国家にとって破滅の根源であった。われわれが金貨をできるだけ金融界から引き上げてしまったので、金本位制はますます大きくなる諸国民の貨幣需要に応えることができなくなってしまったからである。
 われわれの国家では、「労働力の価値に基づく本位制」が施行されなければならない。その暁には、通貨は紙製であろうと木製であろうと一向に差し支えない。われわれは全臣民の正当な需要に応じて貨幣を発行し、出生者があるごとに通貨を増加し、死者があるごとにこれを減らしていく。

(個人的には、「シオンの長老議定書」がユダヤ人による世界制覇計画を秘密結社メンバーに指南する書だったのか、反対にユダヤ人を貶めるために非ユダヤ人(ロシア人?)が書いたものなのかは、にわかに断定できませんし、いずれかの主張をする論者のどちらにも僕は組しません。
 ただ、100年以上前に書かれたものなのに、現代社会のあり方を予見してるところは凄いなあ、と思って読みました。)
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by darsana-te2ha | 2008-02-19 23:51 | 世界情勢
2008年 02月 09日
「小泉改革」時に喧伝された『株主至上主義』へ、経産省から本格的な異議申し立てがあったようです。
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写真は、経済産業省@霞ヶ関


 先だっての国交省による空港ビル株買いへの外資系会社の制限に引き続き、経産省からも『小泉改革』が盛んなりし時に竹中元大臣を中心に大きく喧伝された『株主至上主義』『会社は株主のものである』といった一種のプロパカンダに対する反論を、北畑事務次官がこの程開かれた講演会でされております。

 ところで、北畑次官をググッたら新自由主義系エコノミスト池田信夫氏が、株主を貶めるとんでもないヤツだと北畑次官を批判しとるようですが…(笑)。
 また、その講演会での北畑氏の発言を朝日新聞が批判的に報道していたようです。広告主様のためにもこういう批判はやはり必要なんでしょうかね(笑)。
asahi.com:経産次官「デイトレーダーはバカで無責任」 講演で発言 2008年02月08日03時05分
(追記:朝日だけでなく毎日でも同じような報道がされてたようですね。「経産省:北畑次官が「デイトレーダーはばかで強欲で浮気」 - 毎日jp(毎日新聞)」)


経済産業事務次官講演会
経済産業事務次官北畑隆生氏
「会社は株主だけのものか? ─企業買収防衛策・外為法制度改正・ガバナンス─」
平成二十年一月二十五日(金)
著作権は、(財)経済産業調査会に帰属する。


 上記講演会録より一部引用します。
(p4-5より)
(この十年間で)世界経済が(GDPで)一・五倍~二倍ぐらいにしかなっていない中で、原油の先物取引所にあるお金が二十倍になっています。もちろん中国とか、インドなどが原油を買う一方、産油国の生産量がそう伸びないという需給関係で価格が決まることはありますが、それ以上に世界にあふれた投機資金が原油市場に流れると、十年前は原油一バレル二十ドル前後だったのが、あっと言う間に百ドルになるのです。
 世界は実物の経済から金融が世界を回す経済になりつつあるのですが、こういった中で企業のあり方は大きな変化にさらされているのではないかと思います。会社は株主のもの、お金で何でも買えるとなれば、この世界にあり余っているお金がどう流れるかで、日本の企業のあり方は大きく変わってくるわけで、そこの対応をいろいろ考えておかなければいけません。
[()内は全て引用者注]

(p5-6より)
会社制度は万国共通ではない
 日本の企業のあり方について私が言うことはどちらかというと少数説です。大半の人、例えば米国のビジネススクールに二、三十年前に留学された方が今、会社の幹部やマスコミ界の論客になっていますが、この方たちの多数説の考え方は、会社は株主だけのもので、株主が究極の実権を持っているという株主万能主義です。それから、日本で言われるところの、いわゆる「アメリカ型」の株式会社制度が世界の普遍的な仕組みであって、日本はそれに合わせていかなければならない。だから、日本はこれをそのまま導入していくべきだとおっしゃるのですが、ほんとうにそうなのかなという気がします。そもそも、アメリカの立派な会社の実像が「アメリカ型」なのかも、定かではありません。
 グローバル経済の中で、世界各国は株式会社制度を持っています。大雑把に言って、ヨーロッパ、アメリカ、日本の株式会社制度は核になる大枠の部分は一緒ですが、細部を見ると随分違います。それから新興国、例えばロシアとか中国も株式会社に近い制度を持っていますが、日本、アメリカ、ヨーロッパの株式会社とはかなり違っています。

(p7より)
私の結論は、会社はステークホルダー全体のものだと思います。コーポレートガバナンスに
ついても、株主による監視も必要ですが、それよりも売り先の市場競争によるガバナンスの方が実際はきいていると思います。それから、配当か、内部留保かは、おのずから基準があるといますが、企業が仮に継続的に存在することが必要として、内部留保をどう考えるかについ
て議論をしていきたいと思います。
 これらが日本の経営の特殊論になってしまうと世界に通用しませんので、〇七年十一月に調
査団を派遣し、アメリカのエクセレントカンパニーを視察しました。その結果、少なくともエクセレントカンパニーは、日本で言われる「アメリカ型」とは違う。むしろ日本の企業に近いような発想であることを発見しました。このことは詳しく後述しますが、日本のよさを生かしつつ、インターナショナルスタンダードとしての会社のあり方が打ち出せるのではないかと思い、調査団の報告も踏まえ、「会社のかたち」について、省内で具体的な検討をしています。

と、成る程なと思われる事柄を述べられております。講義録のPDFは20ページになりますが、法律も含めた具体的な対応策についても述べておられまして、ご興味ある方は是非お目を通してみてくださいませ。
 竹中氏はじめ御用学者たちが、メディア上で今の日本の株価下落は『改革』の後退による、と盛んに叫んでいるのも(テレ東の夜11時の「ワールドビジネスサテライト」じゃ、毎日のようにコメンテーターがそんなこと言ってますな・苦笑)、上記の国交省や経産省等政府の一部の動きに対する危機感があるからなのでしょうね(日本の株安は、サブプライム問題で負債をかかえてしまった欧米金融会社による資金回収が主な原因でしょう)。

 立法過程においてはパブリックコメントの募集もあるかと思います。先日ご紹介した在日米国商工会議所あたりが批判的なパブコメを送りつけるであろうことは今から目に見えてますが(笑)、そんなんに負けないよう、反新自由主義の立場からパブコメを送りつけていかないといけないかもですね。


おまけ:なんでも小泉元首相は向精神薬依存だったとか(参考記事:副島隆彦氏「第2ぼやき 「72」 私たちは、SSRI、リタリン、プロザックなどの抗うつ剤(興奮させる薬物)に注意し注目しなければいけいない。」より)。子ブッシュ大統領もアル中の治療過程で薬物依存になったというし、こういう半キ×ガイが日米両国政府のトップで指揮をとってたかと思うと、ぞっとすると同時に、ここのとこのサディスティックな政治経済のあり方にも納得がいってしまったりします。

先日、書きかけであるとお知らせした『ネットロビー活動のススメ』は、まだ完成してませんで、たまたま上記のニュースを目にしたもので、こちらを先にアップさせていただきました。)
[太字は全て引用者]

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by darsana-te2ha | 2008-02-09 02:44 | お金、政治
2008年 02月 06日
今回の事案の扱いぶりで、大手マスコミや一部政治家の売国奴ぶりが炙り出されてますねww。
 大手マスコミは外資系保険会社のCM無しではやってけないってことなんでしょうけど…。しかも新規参入を認めない競争の無い究極の談合業界やし(笑)。

2008/02/05-12:16 空港外資規制、意見対立が激化=国交省案、改めて調整へ-政府・自民(時事ドットコム)

 空港会社の外資規制、けっこうじゃないすか(皮肉ではなくマジでです)。自民党や政府もようやく小泉&竹中両元大臣による「改革(バイコク)」の弊害について理解し始めたようですね…。
 今回の措置を反対してる政治家さん方ってば、外資系企業から献金をしこたまもらってんでしょうかね?(笑)。
 また今回の措置に怒った外資系企業の「ご意向」を受けて、近々に国土交通省がらみでスキャンダルでもリークされっか? 

 また公取委も消費者の見方でござい、って顔してますが、公取委の権限強化はアメリカの要望によるものなんですよね。おかげで、日本独自の利益分配システム(「談合」と呼ばれ悪者扱いされちゃってますが…)が破壊され、弱肉強食社会に成り果てた今日この頃の日本(除大手メディア業界)。

 普段はアメリカ寄りの姿勢で“なんかなー?”と思う経団連もたまにはマトモなこと言ってます。先だってもご紹介した記事ですが…
経団連が買収防衛策強化提言、三角合併厳格化や技術流出防止など要求| マネーニュース| Reuters
提言の背景として日本経団連は、米国と欧州でM&Aを制限する規制が多数あると指摘。米国では、安全保障の観点から外国企業のM&Aを規制する「エクソン・フロリオ条項」の存在や、デラウエアなど州レベルでは敵対的買収を制限していること、欧州では三角合併制度がないことなどを例示した。日本経団連の久保田政一常務理事は会見で「日本だけが閉鎖的との指摘(があること)は残念。合併の決議要件は欧州のほうが厳しい」と強調し、在日米商工会議所など外資勢が、三角合併の厳格化の動きに批判を強めていることに反論した。(太字=引用者)

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by darsana-te2ha | 2008-02-06 01:34 | お金、政治
2008年 02月 04日
在日米商工会議所という対日ロビー活動の拠点について(ネットロビー活動のススメ序論)
『「ロビー活動を活発化する米国企業 中心は在日米商工会議所」ビジネス‐財界ニュース:イザ!』より
 在日米国商工会議所は日米両政府に政策提言し、民間のロビイストらはそれを商機ととらえる。外資系の投資銀行で働く日本の草分けロビイストは「これから日本でのロビイストの需要は拡大する」と断言する。規制緩和で日本の市場が外資に開放されてきたことで、「ロビー活動への関心が高まっている」からだ。

 ロビイストの主な仕事は(1)政府系ビジネスの開拓(民営化に伴う主幹事獲得やコンサルタントなど)(2)金融庁などの規制当局との対話(3)国際的な金融規制への対応(4)政治情勢分析-など。


「在日米商工会議所 郵政民営化後の公正競争を要求 : 金融ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)」
より
 15日開かれた政府の郵政民営化委員会(田中直毅委員長)で、在日米国商工会議所は、郵政公社の国際スピード郵便(EMS)について、民営化後に公正な競争条件が確保されるよう求めた。輸出入の通関手続きで、民間企業は従業員が行っているのに、郵政公社は大部分を税関職員が行っている点を問題視した。

経団連が買収防衛策強化提言、三角合併厳格化や技術流出防止など要求| マネーニュース| Reuters
(当ブログで、そのアメリカ寄りの姿勢を批判をしてる経団連でさえ、在日米商工会議所による攻撃の対象になるということみたいです。儲けのためならなりふり構わずってとこでしょうね。)
 提言の背景として日本経団連は、米国と欧州でM&Aを制限する規制が多数あると指摘。米国では、安全保障の観点から外国企業のM&Aを規制する「エクソン・フロリオ条項」の存在や、デラウエアなど州レベルでは敵対的買収を制限していること、欧州では三角合併制度がないことなどを例示した。日本経団連の久保田政一常務理事は会見で「日本だけが閉鎖的との指摘(があること)は残念。合併の決議要件は欧州のほうが厳しい」と強調し、在日米商工会議所など外資勢が、三角合併の厳格化の動きに批判を強めていることに反論した。

在日米国商工会議所(ACCJ)保険小委員会金融庁からの金融庁監督局保険課への公開意見書(「保険会社向けの総合的な監督指針」の一部改正(案)に関する意見」)より(金融庁が募ったパブリックコメント(パブコメ)への、在日米国商工会議所(ACCJ)によるコメントなのでしょうか)。
全ての会社の開示文書を判断する基準として金融庁検査官とおそらく裁判所が用いることになる表示のガイドラインをこれらの組織に作成させることにより、金融庁は権限を委任したことになります。監督官庁が適正に行うべき活動をこのような業界団体に請け負わせることは、日本政府による日米保険合意に基づく基本的義務の軽視であるとACCJ は考えています。日本政府がこれらの組織に対して、顧客の苦情対応や加盟企業の個人情報保護の監督など本来監督機関が行うべき様々な機能を第一線で務めるよう促していることについても、ACCJ は懸念しています。



「在日米国商工会議所(ACCJ)、総額1000万円を5団体に寄付」
より
在日米国商工会議所について­
在日米国商工会議所(ACCJ)は、米国企業40社により1948年に設立された日本で最大の外資系団体。
日本において米系企業のための活動を55年間にわたり展開してきた。現在は1400社を代表する会員3000名を擁し、東京、名古屋、大阪に事務所を置いている。ACCJでは、70余りの業界・分野別委員会が中心となり活動を行い、政策や経済の動向について年間500以上のイベントやセミナーを開催している。日米両国で政策提言を行うと同時に、両国の経済団体および米国大使館と良好な協力関係を築いている。

とのことですが、ACCJのHP内の在日米商工会議所による日本政府への提言等を読むと年次改革要望書の日本でのツメの作業を行うところのようですね。
 しかし上記記事の1000万円寄付って、どうせ日本人から巻き上げたカネの一部だろ、と思いつつ、自分たちの普段やってる露骨な営利活動をカムフラージュするテクニックは、敵ながら天晴れですなーw。このような活動が自分たちの存在の正当化にもうまく使われるんでしょうし、批判する相手に対して有無を言わせないテクニックというか…。このへんを日本人は上手に立ち回れなかったので、「エコノミックアニマル」なんて揶揄されてしまったんでしょうな(余談ですが、そうなるとアメリカもしくは在日米商工会議所は「エコノミックサディスト」、やってることは「エコノミックレイプ」ってとこでしょうか(笑)。日本が「アニマル」というなら、「獣姦」ってことになってしまいますが…(笑))。


『ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 : ジャパン・ハンドラーズ増補改訂版を出す必要があると痛感した』より(画像も)
ところでチャールズ・レイク(アフラック)の所属している在日米商工会議所の映像が映し出されたのだが、ビルの名前まで出してしまっているのだが、NHKよ、ここは編集すべきではなかったですか?
はっきり「メソニック森39」と映っている・・・・。
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 ちなみのビル名の『メソニック』というのは『フリー・メイソン(Freemason)』の『メソニック(Masonic)』だとか…。


以下「ネット・ロビー活動のススメ。」(執筆中)に続けます。
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by darsana-te2ha | 2008-02-04 14:04 | いろいろ感想文
2008年 02月 02日
競争至上主義者たちの牙城―公正取引委員会。米国の後押しもあってかいい気になり過ぎでは?
 かのアメリカからの年次改革要望書の強い後押しもあって、年々その地位が向上してきた公正取引委員会。特定の省庁の下部組織でないので、それが以前は弱点とされてたようですが、それを逆手にとられ、省庁の組織力による妨害が無いためアメリカからの要望が通りやすいと見られたのか、今や競争至上主義者たちの牙城に成り果て、税金を使って特定の思想(それも国内経済を破壊するとしか思えない類の…)を広める為の、ある種の情報機関に成り果てているとしか思えません。

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 マスメディアによる後方支援もあってか、公取委を批判することが難しい空気が日本を覆ってるやに見えます(しかし、テレビや新聞といった明らかな寡占業種にナゼ公取委はメスを入れないんでしょうか?)。
 かの売国推進のイデオローグ八代尚宏教授も、公取委の下部組織主宰のシンポジウムに参加(「経済成長に果たす競争政策の役割」)。

 競争こそが経済を効率化させる、という考えに凝り固まった公取委とそこにぶら下がる御用学者さんたち(競争政策研究センター(CPRC))に、今の日本の現状を思うと何ともいえない腹立たしさを覚えてしまうのですが…(競争こそが日本の富を増大させるという机上の論理を押し付け、現場に対して「改革が足りない」と、ごり押し的に叱ってるとしか思えないのですが)。

 過度の競争によってもたされるのは、結局コスト下げ圧力であって、そのようなコスト下げ競争は日本全体の経済のパイを縮小させ、そこで実際に労働してる人々を疲弊させていくだけではないでしょうか。そんなことは今の日本の現状を見れば明らかなのに、わからないのですかね? そんな日本庶民イジメを鼓舞してる公取委に税金が使われてることに大いなる疑問を感じてしまいます。自分を痛めつけるムチに自分たちでカネを払ってる(=税金を払ってる)、ってのが我々庶民の現状では?
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by darsana-te2ha | 2008-02-02 02:18 | いろいろ感想文
2008年 02月 01日
私たち人類はどこに向かおうとしているのでしょうか?-3
 「私たち人類はどこに向かおうとしているのでしょうか?-2」からの続きです(今回は、今年のお正月からたまに書いている、金融や政治とは別の内容のものです。と言いつつ、全く関係無いわけでは無いのですが。今回のような内容は、政治や経済に興味を持つ前の若い頃からの、自分の強い興味対象だったのですが…)。

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 前回の補足的な内容になりますが…。
 下記引用の押田氏によれば、自己認識の中心点を、自我の外側(=宇宙の『意』・法則から遠いところ)から、行(ぎょう)を通じて内側(=宇宙の『意』・法則に近いところ)へ移動させていくことで、人の意識は真実・真理へより近づくことができるとされてます。表現方法が違いますが、前回ご紹介した島田明徳氏と同じことを述べてらっしゃるのではないでしょうか(前回ご紹介した島田師による「私たちの身体で言えば、細胞の活動や、内臓の働きといったもの」というのが押田氏のおっしゃる「内側」にあたるとこなんだろうと思います。下記引用の図の上部にあたる部分ですね)。
 そういう観点から押田師は現代社会に対して、一貫して鋭い批判をされております。実際、都会から離れた八ヶ岳山麓に庵を構え自給自足の生活を貫き通されておりました。私のような都会生活に慣れきった軟弱者には決して真似できないことなのですが(汗)、師の現代社会に対する警告には傾聴すべきことが多く含まれてるやに思われます(以前当ブログでも取り上げさせていただきました)。

平和への道
高森草庵 押田 成人(ドミニコ会修道司祭 1922-2003)
「今大事なのは、当たり前の人間になること」
より引用
いいか。人間にはいろんな層があるんだ。植物の層もあるし、自律神経ってのがあってそれで自分をコントロールしている。表面の意識、中心てのがあるんだ。その下はまあいわゆる意識の層だ。人間の層だなあ。アダムとエバのリンゴの園。善とか悪とかを決めるところだ。ここにはある中心がある。で、これが人間だと思ってるね、現代の人間は。
a0054997_0334487.gif いいか。うんこをしたくない時だ。よし、うんこをしようって便所へ行ってみろ。いつまでたってもうんこ出ねえよ。うんこしたいって思った時に便所へ行ってうんこすんの。お産だってそうだ。もう子供を生みたいからって言ったって、子供産めやしないよ。産気ってのがあんの。毎日の便所も、産気があんの。そこには表面層の中心があるんだ。自律神経ってのがあるんだ。それを感じたときに便所に行った方がいいっていう判断をするのは意識の層だなあ。
 だけど、ここ(意識の層)ですべてを分かろうとしたって、幻想だけだ。そうじゃない。人間はもっと深くに中心があるんだ。こっちに中心が行くほど単純な人間になる。そして知恵の光というものを受けるようになる。そのとき初めて常識的な判断ができるようになるわけだ。ところが今の教育は意識の層にかたまることばかりやってんだよ。深い中心に行くことを教えてないんだよ。だから人間がみんなロボットになっていくんだ。

  このごろの青年は来てもね、これやれって言えばやるけれども、困難を見つけて自分で工夫することを全然できない。全部ロボット化している。だから学校を閉鎖しろといってるんだ、俺は。みんなだめになっちゃう、こんな教育をやってたら。深みに行くのを<ぎょう>って言うの。<ぎょう>っていうのは行くって書くんだよ。どこの宗教にも<ぎょう>ってのがあるんだ。仏教だけじゃない。キリスト教でも、神道でもみんな<ぎょう>ってのがある。座禅とか、おみしらべの行とか。どの宗教でもそういうのがあるわけ、いいかね。そして今の悪は何をたくらんでるかというと、意識層と表面層でコントロールしようとしているわけ。深みに行かれたら困るから、全部ここでコントロールしようとする。原子兵器を発見したのもここだよ。全部分かろうとするうちに幻想が入って、ああ、すげえエネルギーが出るかもしれないって試してみたら原子爆弾ができちゃったんだなあ。だけどそれは真理でも何でもない。自分の悪魔的野心によって出会った悪魔的現象なの。
 今大事なのは何か。当たり前の人間になること。これがなければ平和の原点なんかないんだぞ。平和をいくらここで議論したって平和なんか来ないんだよ。なんかこの世のなかおかしいいってのを感じるのは、深みに中心があって単純な存在のときにおかしいって感じるんだ。そういう人間になること。学校を閉鎖して、そういう行をすること。そうしなきゃ日本も世界も救えないんだ。似而非西洋文明は今悪魔的な末期に向かっている。それに一緒に乗る必要はない。

 上記にあるように、「今の悪は何をたくらんでるかというと、意識層と表面層でコントロールしようとしているわけ。深みに行かれたら困るから、全部ここでコントロールしようとする。」ということが、まさしく私たちの現下の状況なんだろう思います(「深み」とはすなわち「宇宙の『意』・法則」ということでしょう)。
 所謂「秘密結社」や「爬虫類人」と言った「悪」の問題は、実は我々の意識のあり方と密接不可分なものであり、私たちが表面的な自我にとどまったままでいることが招いた一つの現実なんだと思います。
 我々の姿のメタファーでもあり現実でもあるのが「秘密結社」や「爬虫類人」といった「悪」の存在・イメージなのでしょう。
 それらは私たちの一人一人の意識の中に住まうものであるということでありますし、それらを退治するには、「敵」もしくは「悪」として私たちとは別個の存在として攻撃することではなく、私たちの一人一人の意識のあり方を、「深み」へ向けていくことが最も効果的な方法なんだろうと思います。そして「深み(=宇宙の『意』・法則)」というのは、どこかかなたにあるものでは無く、私たちの呼吸や心臓の鼓動といったものに強くリンクしているものなのでしょう。

 今の社会を動かす政治や経済が、教科書で習ったようなものではなく、ウラがあるということに多くの人々が気付くべきだと思います。しかしそういったウラで世界を動かしている「悪」や敵対者が、我々の意識を映した鏡であることも理解しておかないと、たとえ彼らをやっつけたとしても、そのような「悪」は地球上のどこかで形を変えて、我々の前に再び姿を現すのではないでしょうか。


 引き続き「私たち人類はどこに向かおうとしているのでしょうか?-4」(執筆準備中)で、欧米人(現代の日本人も含まれますかね)の信じる善悪二元論の限界と問題点について、ベトナム出身の禅僧であられるティク・ナット・ハン師の著作を参考にさせていただきながら書いて行きたいと思います。
(太字は全て=引用者)

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by darsana-te2ha | 2008-02-01 00:53 | 目に見えないコト