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2008年 09月 30日
昨日一日で凄いことになってんな。
 アメリカでの金融安定化法案否決とそれに続く株の大幅な下げや、ヨーロッパでの金融機関の相次ぐ国有化等、明らかに歴史の転換点ですな。'89〜91年のベルリンの壁崩壊やソ連崩壊以来の大きな動きかも。

 日本にもその影響がこれから出てくるんでしょう。幸い準備する時間は少し与えられてるみたいだから…。

 アメリカはたよりにならない、かといって中国もたよりになるわけでなし、ってことで日本は自立に向けて舵を切るべき時では。

 この事実の展開を前にすると、竹中氏はじめ新自由主義を礼賛した方々が何を言ってもむなしく響くだけでしょうね。
 またこの大変な時期に政治的空白が何週間も続いたのに、日本は大した混乱になっていないのは、やはり実務において官僚さんたちが優秀だってことなんでしょう。ってか政治家はある種の客寄せパフォーマーでしかなくて、官僚や財界の決めた既定方針を国民大衆に説明するだけで、あとの実務は官僚さんや財界に丸投げ、って構造が露になっちゃってますねw。
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by darsana-te2ha | 2008-09-30 11:57 | 世界情勢
2008年 09月 27日
どことどこがツルんでいるのかはよくわかりませんが、世界は流動化しつつあるようですね。-2
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「どことどこがツルんでいるのかはよくわかりませんが、世界は流動化しつつあるようですね。-1」の続きです。)

 以下は経済ではなく「テロ戦争」がらみのニュース。田中宇氏ではないけど、アメリカは自滅へ向けてせっせと戦争続けてるとしか思えないのですが…w。

 アメリカはパキスタンとも戦争をおっぱじめる気か(苦笑)? もしくはなんらかの情報戦として米軍からのリークなんですかね?

米、パキスタン軍が銃撃戦 越境理由に米ヘリ2機に発砲  共同通信 2008年9月26日 08時34分 | エキサイトニュース より
 【イスラマバード26日共同】ロイター通信によると、アフガニスタンとパキスタンの国境地帯で25日、アフガニスタン駐留の米軍とパキスタン軍の地上部隊による銃撃戦があった、と米軍当局者が述べた。パキスタン軍が越境を理由に米軍ヘリ2機に向けて発砲、米軍側が応射し銃撃戦に発展した。双方とも被害はないとしている。米軍は国境を越えてイスラム過激派武装勢力を攻撃しているとされ、緊張が高まっている。


 日本企業所有の船がスエズ運河近くで海賊に乗っ取られてしまったとか。イスラムに対するアメリカの過剰な敵視が招いてしまった混乱のようですね。アメリカの政界を乗っ取ってしまったやに見えるキリスト教(プロテスタント)原理主義の悪い面なのでしょうか。
 日本も政教分離を定めた憲法違反の疑いの濃い某新興宗教系政党が、政治のキャスティングボートを握っているしなー。

2008年9月26日 10時29分 <アデン湾>海賊被害急増 米国の対テロ戦争余波で横行 毎日新聞社 | エキサイトニュース より

 アデン湾はスエズ運河につながる紅海の出入り口にあり、年間約2万隻の船舶が通過するにもかかわらず、ソマリア政府による領海での海賊取り締まりは皆無に近い。

 そんなソマリアにも海賊被害が激減した時期があった。イスラム原理主義勢力「イスラム法廷会議」が首都モガディシオを制圧した06年6月以降の半年間である。「法廷会議」が海賊の摘発を強化し、イスラム法シャリーアに基づき厳罰に処したからだ。

 しかし「法廷会議」と国際テロ組織アルカイダの関係を疑ったブッシュ米政権は、06年12月のエチオピア軍によるソマリア侵攻を支持。「法廷会議」は敗走し、暫定政府が全土の掌握を宣言した。これを境に海賊被害は再び上昇カーブを描き始めた。

 こうした経緯をふまえ、米誌ニューズウィークは「米国の対テロ戦争が招いた政変が海賊を横行させた」と指摘している。



 最後にアメリカの覇権維持と莫大な借金帳消しのための最後の「あがき」であろう対イラン戦争。まだあきらめていないんでしょうか。今後の成り行き要注意ですね。

イスラエル、5月にイラン爆撃を検討、米国が支持せずと英紙
2008年09月26日 12:02 発信地:ロンドン/英国  国際ニュース : AFPBB News

(この時期に英国からってとこに、なんらかの情報操作のにおいを感じますが…)

対イラン追加決議で合意 安保理と独の6カ国外相 2008年9月27日 07時46分 共同通信 | エキサイトニュース
(EUは、現状ではロシアが握っているイランでの原子力利権を狙っているのかな?)

(太字はすべて引用者)

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by darsana-te2ha | 2008-09-27 15:49 | 世界情勢
2008年 09月 27日
どことどこがツルんでいるのかはよくわかりませんが、世界は流動化しつつあるようですね。-1
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 ここ数日間のニュースから引用してきました。短い期間にこれだけのニュース。他にもアメリカでの大きな銀行の再びの破綻のニュース(W.ミューチュアル)も。歴史の大きな転換点なのでしょう、世界の動きが加速化してるのがよくわかります。
 
 まずは、通貨の多極化についての発言。先日引用した、南米で10月から始まるドルから自国通貨への貿易決済の移行をはじめ、通貨の多極化に向かって具体的な動きが始まっているようですね。
 またここんとこのEUとアメリカの対立って、役割分担のヤラセなのか、実際に対立があるのか、どっちなんでしょうか?


米国は金融システムで超大国の座を失う=独財務相
2008年 09月 25日 19:30 JST | Reuters
より
 (シュタインブリュック独)財務相は世界的な金融危機は「大きな傷跡」を残すと予想、投機的な空売りの禁止や信用リスク相殺に向けた銀行の自己資本比率引き上げなどを含む8つの対策を提案した。

 財務相は「世界は危機前とは一変するだろう。米国は世界の金融システムにおける超大国の座を失い、世界の金融システムは一段と多極化するだろう」と述べた。

円・ユーロ・元、ドルと共に主要通貨に=独財務相
2008年 09月 26日 08:33 JST | Reuters
より
[ベルリン 25日 ロイター] シュタインブリュック独財務相は25日、ドルが世界の主要通貨としての役割を維持する可能性は高いものの、他の通貨の重要性が高まるとの見方を示した。

 財務相は仏・独経済会合後の記者会見で、ドルに加え、円、ユーロ、人民元が将来的に主要通貨になると予想。その上で「ドルが主要通貨としての地位を失うとは考えていない」と述べた。


 中国でも…(これだけちょっと古いニュースですが、と言ってもわずか10日前w)。

米国に依存しない新たな金融秩序が必要=中国紙
2008年 09月 17日 14:19 JST | Reuters 
より
 [北京 17日 ロイター] 17日付の人民日報(海外版)は論説で、金融市場の混乱を受け、世界は米国に依存しない金融秩序を検討すべきとの見解を示した。同紙は米リーマンの破たんについて、より大規模かつ差し迫った「金融業界の津波」の前兆となる可能性があると指摘。

(中略)

 同紙の論説は「米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)危機の発生により、米金融市場の監督体制に大きな抜け穴があることが明らかになった」とした上で「世界は多様な為替・金融システムと、米国に依存しない公正な金融秩序を早急に作り出す必要がある」とした。


 政治の空白時期だったってこともあるのでしょうが、日本の経済界の動きがすばやいですね。記事中の「マクロ経済対策協力の交流」って、アメリカに変わる需要の創出ってことでしょうかね。日中で内需を拡大してくって方向に経済がシフトしていくのでしょうか?

米金融危機、日中で懸念共有 トヨタ会長ら胡主席と会談:経済: NIKKEI NET 9月22日  より
 代表団は日本経団連の御手洗冨士夫会長や副会長ら20人で構成、45分ほど会談した。胡主席は「食料価格の高騰、インフレ圧力の増大、世界経済のスローダウンが生じている」と指摘。日中両国が「経済、貿易面の協力を深め、国際情勢への判断とマクロ経済対策協力の交流を強化したい」と述べた。(00: 46)


 リーマンの破綻でようやく日本でも、ここのとこの世界的金融危機が認識されだしたようですね。某女性誌の車内釣り広告に「リーマン破綻 外資な人たちが吸った蜜の味…」なんて外資系金融機関に対する皮肉交じりとも思えるタイトルがあったし…w。カネのあるうちはチヤホヤしておいてカネ無くなるとわかると批判、ってのもいかがなものかではありますがw。
 アメリカやイギリスのみならず、香港でも金融機関の取り付け騒ぎがあったようで。今後今回のバブル崩壊の損失額が確定してくにつれ、世界中で運用、貸付を行っている日本の金融機関にも不良債権問題が表面化してくるのでは? なんせ日本は世界一の債権国(金貸し国)ですから、今回の一連の損失を受けないはずが無いと思われます。

香港の東亜銀行、取り付け騒ぎ沈静化 NIKKEI NET 9月26日 より
 香港の大手銀行、東亜銀行で発生した取り付け騒ぎが25日、沈静化した。経営危機のうわさが広がり、前日は数千人の顧客が店頭に殺到したが、25日昼には平常の状態に戻った。政府が「うわさは事実無根」と何度も強調。大富豪の李嘉誠氏が同行株を大量に取得したとの情報も流れ、安心感が広がった。


(以下「どことどこがツルんでいるのかはよくわかりませんが、世界は流動化しつつあるようですね。-2」へ続きます。)

(太字はすべて引用者)

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by darsana-te2ha | 2008-09-27 13:20 | 世界情勢
2008年 09月 24日
あんまりウルセーことばかり言ってくると、もうカネ貸さねーぞw。
 イスラムを敵に回した時の不利益を考えましょう、日本の皆さん。
 そもそも日本は独立国です。なんでもかんでも他国とツルむ必要無いでしょ。
 カネせびるばかりで、今度はオバカで我儘な喧嘩に日本を巻き込もうてーんですから困ったもんですな。

 アフガンに軍隊(自衛隊)派遣なんかしたら、日本国内でのテロの可能性も高まるし、今後のエネルギー戦略にも悪影響を及ぼしかねません。

アフガン本土派遣の再検討迫る 2008年 09月 24日 02:05 JST | 国内  | Reutersより
 政府が新たなアフガニスタン復興支援策として検討していた自衛隊のアフガン本土派遣を見送ったことを受け、ブッシュ米大統領特使が7月後半に来日し、政府に本土派遣の再検討を求めていたことが23日、分かった。特使は「ロシアを除く主要国で部隊をアフガンに出していないのは日本だけだ」と指摘、インド洋での給油活動だけでは不十分との認識を示した。日米関係筋が明らかにした。

 今後日本は、無理難題ばかり押し付けてくる連邦政府(ホワイトハウス・ペンタゴン・ウォール害)ではなく、州政府中心にアメリカとお付き合いしてったほうが良いのかもしれませんね。連邦政府は巨額の債務をかかえて、次第に身動きとれなくなっていきそうですから。
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by darsana-te2ha | 2008-09-24 03:50 | 日米関係
2008年 09月 20日
将棋の“積み”に向かって加速中の金融を中心としたアメリカ経済?-2
 先ほど「将棋の“積み”に向かって加速中の金融を中心としたアメリカ経済?」で書き込み忘れましたが、世界のドル離れについては下記のようなニュースも…。イランやロシアのような反米国家以外でもこういう動きがあるんですね。かつてシカゴボーイズらによる新自由主義の嵐が吹き荒れた、アメリカの庭ともいうべき南米でです。
 こうやってドルの基軸通貨としての信任と、アメリカへの資金還流がすこしずつ減っていくんでしょうかね。年間貿易額250億ドルのうち半分が自国通貨による決済になったとしても年間100億ドル(1兆円)単位のドル(or米国債)の需要が減っていくってわけですから、デカイですよね。

アルゼンチンとブラジル、ドルを介さず貿易決済 新制度合意
日本経済新聞 - 2008年9月8日
より
 【サンパウロ=檀上誠】ブラジルのルラ大統領とアルゼンチンのフェルナンデス大統領は8日、ブラジリアで会談し、二国間の貿易決済に米ドルを介さず自国通貨を用いることで合意した。10月6日から試行する。中小企業による輸出促進に加え、「将来的な通貨統合への一歩」(ルラ大統領)として周辺国にも参加を呼びかける。

 現在、両国間の貿易では輸入企業が米ドルを購入し相手国に送金している。新制度では両国の中央銀行が毎日、ブラジルのレアルとアルゼンチンペソの交換比率を公表。ドルの調達や自国通貨への交換に伴うコストや為替リスクの軽減につながる。従来通りのドル決済も存続する。

 両国間の貿易額は年間約250億ドルで、アルゼンチンにとってブラジルは最大の貿易相手国。ブラジル政府はメルコスル(南部共同市場)の他の加盟国であるウルグアイ、パラグアイとも調整を進める意向。(13:01)

(太字はすべて引用者)


(今の金融の急激な変化を見ていて感じるのは、世界権力中枢というかグローバルエリートの間で主導権争いみたいのがあるんですかね? もしくは、お互い了解の上での変化なのかな。だとするとロイターの記事中にあったポールソン長官のあの表情ってば…?)
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by darsana-te2ha | 2008-09-20 19:36 | 世界情勢
2008年 09月 20日
将棋の“積み”に向かって加速中の金融を中心としたアメリカ経済?
 ここにきてアメリカの金融危機の対応についてのニュースが目白押し。アメリカがほんとにヤバイのが伝わってきますね。政府主導の統制によって経済を立て直す、ってことで、いわゆる新自由主義は完璧に破綻しちゃってますね。
 昨日ポールソン米財務長官が下記の引用記事にあるように、金融市場安定のために数千億ドルが必要だ、と発言したそうですが、数千億ドルって数十兆円っていう大金、しかも「納税者を可能な限り保護する内容」ってどうやって調達するのかな? 素人のアタマで考えれば、アメリカ国内ではなく国外から調達するってことなんでしょうかね。しかも増え続ける中東・西アジアでの戦費はどうすんのかな?
 ウルトラcで次の戦争おっぱじめて、それを大義名分に日本や産油国からカネを拠出させるとか? あとはやはり中国の出方でしょうかね。しかし中国のことですから、「属国日本」とは違い出資するにしても何かしらの条件をつけるでしょうから、どうすんでしょうね(とは言いつつ、持ちつ持たれつの米中関係ではありますが…)。

米財務長官、資産問題解決に向け追加で数千億ドル必要と表明 | Reuters
2008年 09月 20日 08:24
より(←引用元記事中の写真のポールソン長官の目が、演技なのか本気なのか危機感をにじませていて怖いw)
 同(ポールソン財務/引用者)長官は「われわれは、金融システムにおける圧迫要因に対して、抜本的かつ包括的に対応するため、追加の断固たる措置を取る必要がある」と指摘。「額としては数千億ドルを検討しており、本当に効果を生み出し、本質的な問題解決のために十分な規模となる必要がある」と語った。

 これに先立ち財務省は、米短期資金投資信託(MMF)市場の信頼回復に向けた一時的保証プログラムのために、為替安定基金から最大500億ドル拠出すると発表した。

 長官は、ケースバイケースの対応は十分でなく、一段と包括的な対策について米議会関係者と協議するとした。

 「連邦政府は、金融機関を圧迫し経済を脅かしている流動性の低い資産を除去するプログラムを導入する必要がある。問題のある資産に対するこのプログラムは適切に作成され、最大限の効果をもたらす規模でなければならない一方で、納税者を可能な限り保護する内容でなければならない」と語った。



FRBは相次ぐ救済策で体力低下、今後は量的緩和も選択肢か | ビジネス | Reuters 2008年 09月 19日より
 危機管理が焦点となり、一連の救済策によってFRBの準備資金が危機的水準まで減少する状況下、FRB当局者は短期金融市場支援の取り組みを金利政策と切り分けつつ、支援能力を拡大する方策を得ようと懸命だ。

 18日発表された日米欧6中銀の協調ドル流動性対策で、FRBは、他中銀と通貨スワップ協定を新たに締結・拡充した。

 この48時間たらず前、FRBは連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決めている。声明文はインフレ警戒姿勢を前面に打ち出し、金融市場については極度の信用不安に陥っていると認めるにとどめた。

 RBSグリニッチ・キャピタルのチーフ・インターナショナル・ストラテジスト、アラン・ラスキン氏によると「(今週)FRBは、流動性供給を金利政策と切り離そうとしていた」。

 しかしFOMCの決定からわずか数時間後、FRBは、資金繰り難に陥った保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)救済策の一環で850億ドルを融資することに合意する。

 FRBの緊急措置は、18日の主要中銀との通貨スワップ協定締結・拡大で終わりではないとみられている。

 ゴールドマン・サックスのエコノミストは、今後数日、数週間にさらなる措置が発表される可能性があると予想。民間金融機関救済で融資するFRBの原資確保に向け、米財務省が17日から臨時で国債を発行し始めたことに関連して「追加発行があるのはほぼ確実」と指摘した

 資源やアメリカの株が上がってるうちはアメリカへの資金流入があるようですが、今後どうなるのでしょうか? しかも一連の金融支援によって米国債の値段が下がっているそうですし…(米国債(午前):大幅安、米政府の金融危機対策で売り-2年債2.04% 9月19日(ブルームバーグ))。資金流入が減れば財政大赤字国であるアメリカはアウトですからなー。

 で、上記の臨時米国債を日本は買わされるんでしょうか? そもそも日本国内がここまで疲弊していてるのに海外の国債を買い足すってのも無茶苦茶な話ですが…。世界経済のメルトダウン防止のためにある程度の協力は必要でしょうが、アメリカの我儘を収めさせるような何らかの条件を付けて出資すべきでは。
 与謝野経済財政大臣の会見などを聴くと、日本政府のトップの一部にはアメリカの景気が近いうち回復すると信じていて、積極的にアメリカを支援すべしと考えてる方々がいるようですが、国民の生命・財産を守るべき立場として、ドル暴落やアメリカの覇権崩壊に対するリスクヘッジってことをもっと考えてほしいですな。

 9月17日に行われた、第22回経済財政諮問会議後の与謝野大臣の記者会見より
 それから、別の議員の方からは、これは世界的なドルの問題であり、ドルの信用の揺らぎというふうにも考えられる。したがって、日本は、ドルの信用回復のために協力すべきである。

 来月半ば以降相次いで、アメリカの大手金融機関の第3四半期の決算発表が続くそうですが、ここで金融株が軒並み下がってしまったりすると大変なんでしょうね。


 また9月16日に、「新冷戦」の一方のお相手であるロシアのプーチン首相が下記のような発言をしたそうです。
【RPE】世界金融危機とロシア株大暴落DO [まぐまぐ!]より
プーチン首相は9月16日、
「世界経済のこれらの現象の中を、私たちは穏やかにとおりすぎて
いくことは疑いない」

と力強い発言をしました。
これは、国民をなだめるためのブラフなのでしょうか?
それとも真実なのでしょうか?
これは真実であるといわざるを得ません。

 ということで、アメリカの没落はもはや確実、「新冷戦」も長くは続かない(=アメリカの負け)とプーチン首相は見ているようですね。

 いずれにせよ、10月後半にかけて要注意なアメリカ経済のようですね。
(太字はすべて引用者)


「将棋の“積み”に向かって加速中の金融を中心としたアメリカ経済?-2」に補足を書きました。)
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by darsana-te2ha | 2008-09-20 12:20 | 世界情勢
2008年 09月 18日
財務省の情報収集能力に疑問。被害額は3000億円にものぼるそうで、総裁選なんかやってる場合ですか?

 かねてから、そのマクロ経済を無視した財務省の財政再建至上主義に対して、疑問を投げかけてきましたが、今日出てきた下記のニュース。

 財務省は、リーマンの破綻の危機をまったく予知していなかったのでしょうか? しかも入札があったのは、破綻の直前の9月10日だそうです。国民の税金を預かる立場でありながら、その杜撰な情報収集力および分析力に対して大きな疑問を感じます。
 国民や他省庁に対して消費税上げや無駄撲滅を、いわば半ば強要しておきながら、トータル3000億円にものぼる未払いを招いた自分たちの情報収集や対応の失敗に対しては「国債発行計画を見直すほどの規模ではない」って、ちょっとヒドすぎませんか?
 本来なら臨時国会が開かれてたはずのこの時期に、与党も総裁選なんかのんびりやってる場合なんすか? 国会の場に財務省の担当者を呼んで、今後の金融政策も含め今回のリーマンがらみの経緯を聞くべきじゃあ?
 邪推をすればこの3000億円は、リーマン破綻を見越した形を変えた公的資金注入の一種ってことなんでしょうかね。

国債1287億円、発行できず=異例の事態、リーマン破綻で−財務省
9月18日2時36分配信 時事通信- Yahoo!ニュース
より
 破綻(はたん)した米証券大手リーマン・ブラザーズの日本法人、リーマン・ブラザーズ証券が落札した2年物国債と政府短期証券(FB)について、同社から期日までに払い込みがなく、発行できなくなったことが17日明らかになった。未発行額は2年債が約817億円、FBが約470億円。財務省は「国債発行計画を見直すほどの規模ではない」(理財局)としているが、民間金融機関の破綻で国の歳入に欠陥が生じるのは異例だ。
 2年債は8月28日(1兆8493億円)、FBは9月10日(4兆4639億円)にそれぞれ入札があり、リーマン証券が一部を落札。いずれも9月16日が代金の払込期日となっていた。

米リーマン日本法人:落札した国債発行できず 代金払えず - 毎日jp
毎日新聞 2008年9月18日 0時53分
より
 リーマンの日本法人は、9月上旬入札の5年債、10年債についても、一部を落札しているが、民事再生法の申請で法的整理に入っていることから、代金が支払われない可能性が高く、国債の未発行額は今回の2年債やFBと合わせて3000億円近くに達する見通し。ただ、財務省は「国債発行計画を変更するほどの影響はない」としている。【清水憲司】

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by darsana-te2ha | 2008-09-18 19:09 | お金、政治
2008年 09月 17日
小泉改革や新自由主義の行き着いた先。お金のあり方の再考の時かな。
 アメリカに見習ったグローバルな経済構造にすれば日本も立ち直る、と言って進めてきた「小泉改革」。
 アメリカの金融資本主義のなれのはてがリーマンやAIGの破綻。これこそ日本が目指してたものの行き着く先でしょう。

 騙して脅してかき集めた金を、『儲け』という砂上の楼閣作りにせっせと流し込んで、とうとうその重みに耐えかねて根元から崩れちゃった、というわけで。

 それでもアメリカは最強だと言ってやまない、マスメディア上のエコノミストさんや外資族系政治家さんetc..

 AIG破綻で外資系の保険の宣伝が減ってくのでしょうね。広告主さまが変わればそれにつれテレビや新聞の論調も変わっていくのかな。正義だ改革だと偉そうなこと言ってきた日本の大手マスコミのレベルなんて、しょせんその程度のレベルなんでしょう。

 お金の使い方や流し方を、国レベル・世界レベルで考え直す良いチャンスですね。少なくともお金に全くかかわりあいに無い人なんていない筈ですから。

 もっと暖かくてゆったりした世界や日本になってほしいですわ。


(竹バカ…もとい竹中氏の次なる御託宣は、どうなるんですかね? 日米政府の対応の差、みたいな話になるんかな。できれば「お仲間」である日本の財務省をもっと批判してちょw。)
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by darsana-te2ha | 2008-09-17 22:55 | いろいろ感想文
2008年 09月 15日
竹中氏のご託宣。「国民の『おねだり』復活」だそーです。
 この人は、国民の窮状を本当に理解してるのでしょうか? 国民が困っていることを「おまえらの『改革』が足らないから自業自得なんだよ」と言ってるようにしかとれないんですけど(苦笑)。
 きっと日本人の多くが貧乏になるのが、楽しくてしょうがないんでしょうね。

【竹中平蔵 ポリシー・ウオッチ】国民の「おねだり」復活 - MSN産経ニュース


 多くの方々が既にご指摘されてますが、竹中氏の言う「改革」って、日本の国富をアメリカを中心とした海外の政府やファンドに横流しすることとイコールなんですよね(我々日本人はお金の使い方を自分自身で考える必要はない、アメリカ様にまかせてれば安心だ、ってとこかな)。そんな事をさも正義だとばかりのたまうのは、盟友小泉元首相ともども人格が疑われてしまいますよ。

 今の日本の金融や経済の混乱は「改革」を後退させたから、と本気で考えてらっしゃるとしたら、世界情勢を考慮できていない単なる「井の中の蛙エコノミスト」として、レベルを疑われませんか?
 モルガンやリーマンやシティの経営がおかしくなってるのを、氏はどう説明するんですかね? やはり「改革」が足らなかったからなのかな?(爆)

 あと記事中で氏が指摘されてるマクロ総需要の追加が必要かどうか、って需要が必要だからこそ財政政策が必要なんでしょw。
 日本の90年代にもありましたが、こういうバブルのはじけた資産縮小時に企業は、利益の最大化より損失の最小化に向かうでしょう。そのことによって民間の力だけでは需要が縮小するから、民間企業が負債を償却し資金力を取り戻すまで、民間に変わって政府が、金融機関に滞留したお金を使ってあげなきゃいけないんじゃないですか。それは、有効需要と経済規模のキープのためです。
 氏の大好きなアメリカが、ここ最近実際に減税も含めた16兆円の財政出動政策をやっているのをご存知無いとは言わせませんよ、ねえ竹バカ…もとい竹中さん!


追記:
竹中氏いわく、外貨建てに日本の資産がシフト、とのことですが↓このニュースはどう説明されるのでしょうか?(そもそも海外に資金を流してください、とばかりの長期にわたる日本の低金利政策が、資産流出の大きな原因の一つでしょうけど…)

ドルが急落、対円では105.50円・ユーロ/ドルは1.4453ドルに=アジア市場
2008年 09月 15日 13:29 JST| マネーニュース| 外国為替| Reuters
より
15日午前のアジア市場でユーロが対ドルで10日ぶり高値水準に上昇。円も2カ月ぶり高値をつけている。米リーマン・ブラザーズ(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)の破産法適用申請の見通しが強まったことが背景。

(短期資金の運用にはドルが有効でも、アメリカの武器である金融(=一種の騙し)が通用しなくなれば、日本のような貿易赤字が無く純債務が少ない、いわば相対的にリスクの低い国にマネーが逃避してきてるのでしょうか。とは言いつつアメリカと心中の可能性も無いことは無い現状ですが…(汗))
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by darsana-te2ha | 2008-09-15 13:29 | お金、政治
2008年 09月 10日
今夜のマスメディアの偏向報道っぷりに抗議したい。
 NHKも報道ステーションも自民党の広報機関か?

 予想されていたこととはいえ、ここまで露骨に自民総裁選をデカデカとしかも延々と放送されると、嫌な気分になってきますね。

 やはり3年前の小泉郵政選挙で味をしめ、今回も同じように情報の洪水によって有権者の思考能力を奪って、総裁選の次にやってくる総選挙での投票行動を誘導するつもりなのでしょうか。今日の電車内の週刊文春の車内広告にも、小池氏を持ち上げる明らかな世論誘導のにおいを感じます(麻生氏の対東アジア姿勢に対しては大いなる違和感を感じますが、この不況期に増税して経済をメルトダウンさせる前に、財政政策も含めた経済政策で経済を立て直すべきという認識については、今回の総裁候補の中ではもっとも賛同できる意見を述べておられると思っています。)。

 このマスメディアの姿勢に対し違和感を感じてる方々で、力を合わせてマスメディアに対して抗議行動を起こすべきではないでしょうか。何か抗議のための良いアイデアをお持ちでしたら是非コメントいただきたいです。
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by darsana-te2ha | 2008-09-10 23:36 | お金、政治