2006年 06月 15日
先々月に書いた「こんなんで核攻撃されたらイラン人たまんないな。」のその後です。 6月5日にイランのバジリハマネ石油相が「原油価格、ドル建てからユーロ建てへの変更は不可能」という発言をしたようなので、当面は米軍による攻撃は回避されるのではないでしょうか? 原油価格、ドル建てからユーロ建てへの変更は不可能=イラン石油相 (以下引用) この発言後のアメリカ政府の姿勢が柔軟になってきたことが、ニュース一覧を見るとよくわかりますな(笑)。 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/iran_nuclear_program/news_stories_1.html (以下引用) http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/iran_nuclear_program/index.html どういう意図があって、石油相の発言があったのはわかりませんが。ここでドルを暴落させると経済がいっしょになってメルトダウンしてしまうであろう中国から、なんらかの圧力があったのかもしれません。巨額を投じて開発中のアザガデン油田のこともあるし、日本もウラで何かしら噛んでたのかな? 今後中東、西アジアで起こるであろうアメリカの次なる一手への切り札を、イランは温存したのかもしれません。特に隣国イラクの傀儡政権によってイラク国内に米軍の恒久基地を作られてしまうことを、イランは阻止しようとすると思われますし…。 ただ、秋の中間選挙に向け人気回復のためブッシュ大統領が、イラン問題について再びああだこうだ言ってくる可能性は残っておりますが…。今後アメリカ国民向けに、イランに対する姿勢をどのように見せ、また説明するのか、ブッシュ大統領の落としどころも微妙ですね。 目が離せない状況は続きそうですが、日本としては対イラン経済制裁の踏み絵を、ひとまず踏まなくてもいい状況ができたのかもしれません。やれやれ(苦笑)ってとこですかね。
by darsana-te2ha
| 2006-06-15 16:37
| 世界情勢
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TWITTER@te2ha 貿易決済を漸次、ドル建から円建に。 在日米軍の即時撤退を。 憲法論議はその後からで良いのでは。 御所を京都へ戻そう。 脱米入亜、東アジアでいきまっしょい。 この際、経団連本部と首相官邸、大手新聞やテレビの本社を米国大使館内に移設ってのは如何(笑)。 ・以下よく訪問する お気に入りのサイトです。 ・植草一秀の『知られざる真実』 ・藤原直哉のインターネット放送局 ・代替案 ・「副島隆彦の学問道場」 ・日本経済復活の会 ・Tokyonotes 東京義塾 ・報道写真家から2 ・田村秀男のお金は知っている ・保坂展人のどこどこ日記 ・晴耕雨読 ・国際情勢の分析と予測 ・喜八ログ ・新井信介のホームページ「京の風」 ・ビル・トッテン関連情報(耕助のブログ) ・xor ・すり替えられた規制緩和,内橋克人 ・三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」 フォロー中のブログ
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